プレシス本厚木セントル【小規模ながら敷地形状を活かしたエントランスアプローチ】14階46㎡3,198万円(坪単価228万円)
続けて、プレシス本厚木セントル。
設計はプラスデコ、施工は南海辰村建設です。
プレシス×南海辰村建設は2018年のプレシス馬込ザ・テラス以来でしょうか。コスト面が考慮されてかプレシスはもっとマイナーなゼネコンを起用していることが多いのですが、南海辰村建設は大津の件でお騒がせして以降も三菱地所(ザ・パークハウス)、東京建物(ブリリア)、明和地所(クリオ)など数多くの物件に起用されていますしプレシスでの実績もわりとあります。実のところは分かりませんがそういった影響などもありつつ知名度のわりには工事単価が安いのかね???
デザイン面での最大の特徴はやはり奥行のあるエントランスアプローチでしょうね。南北に長い敷地形状と道路沿い西隣りにそこそこの高さのあるマンションが立っていることからすれば建物を敷地南側に寄せて計画するのは当然のことではあるのですが、この程度のスケールの物件でここまでの奥行が出せているケースは非常に稀ですし、アプローチ幅も豊か、また、ボーダータイル及び植栽による雰囲気もなかなか良いですね。
エントランスホールはこのスケールなりにこじんまりとしていますし、外観もとりわけ目立つところはありません。ただ、横ルーバー手摺とガラス手摺が採用されたことで洗練されている印象ですし、昨今のプレシスの例に漏れず一昔前のプレシスなどとは違ってデザイン性も考慮している印象ではありますね。
前回のプレシス本厚木セントル。
公式ホームページ

お部屋は46㎡の2LDK、南向き中住戸です。南側は平屋の先にそこそこの高さのビルなどもありますが、この最上階住戸はそれらも優に超える高さにあるので駅方向が一望出来ますね。
何か凄く魅力的なものが見えるわけではありませんが、日照はもちろん良好ですし気持ちの良いポジションでしょう。
間取りは先ほどの54㎡の3LDKに比べれば一般的ではあるものの、やはり2LDKとして小さめです。
スパンが今一つなことも影響してかキッチンが窓側を向いていないLDKですし、全体として開口部が少なくなっているあたりも残念に感じてしまいます。
洋室2は形が良いので3畳でもそれなりの使い方が可能だとは思います。ただ、この位置・大きさであればウォールドアなどを採用してLDKとの一体利用が可能な設計になっていた方が良かったのではないでしょうか。
坪単価は228万円。やはり低層階は200万円を切るぐらいの設定であり、眺望も得られる上層階なりにしっかりとしお値段設定になっています。
ただ、先ほどの50㎡台と比べ単価がそう変わらない設定であることからもお分かりのように40㎡台のコンパクトプランにしては単価があまり盛られていない印象にはなります。
上層階がかなり強烈なお値段設定だったネベル本厚木はかなり特殊なケースなのでそれと比べてどうこういうのはナンセンスだと思いますが、コンパクトでのこの水準ならばこのご時世なりに違和感のないところではあるでしょう。
設備仕様面は、小規模のためディスポーザーがないのは当然ですが、ソルティアにはあった食洗機、トイレ手洗いカウンターなどがないのは残念です。
一方で、ソルティアにはなかった床暖房(電気式)があり、何か不思議な状況になっていますね…。
管理費は258円/㎡。ディスポーザーなしの外廊下ですので小規模物件なりにやや高めですね。
駐車場は全10台で身障者用が平置、残りの9台が機械式になります。
なお、駐輪場が40台しかないのは疑問でしょうか。コンパクト目とは言え3分の2を曲がりなりにも3LDKとして売っているわけですので、戸あたり1.5台分ぐらいはあって欲しかったですね(一般的にファミリータイプ中心のマンションは戸あたり2台分)。
設計はプラスデコ、施工は南海辰村建設です。
プレシス×南海辰村建設は2018年のプレシス馬込ザ・テラス以来でしょうか。コスト面が考慮されてかプレシスはもっとマイナーなゼネコンを起用していることが多いのですが、南海辰村建設は大津の件でお騒がせして以降も三菱地所(ザ・パークハウス)、東京建物(ブリリア)、明和地所(クリオ)など数多くの物件に起用されていますしプレシスでの実績もわりとあります。実のところは分かりませんがそういった影響などもありつつ知名度のわりには工事単価が安いのかね???
デザイン面での最大の特徴はやはり奥行のあるエントランスアプローチでしょうね。南北に長い敷地形状と道路沿い西隣りにそこそこの高さのあるマンションが立っていることからすれば建物を敷地南側に寄せて計画するのは当然のことではあるのですが、この程度のスケールの物件でここまでの奥行が出せているケースは非常に稀ですし、アプローチ幅も豊か、また、ボーダータイル及び植栽による雰囲気もなかなか良いですね。
エントランスホールはこのスケールなりにこじんまりとしていますし、外観もとりわけ目立つところはありません。ただ、横ルーバー手摺とガラス手摺が採用されたことで洗練されている印象ですし、昨今のプレシスの例に漏れず一昔前のプレシスなどとは違ってデザイン性も考慮している印象ではありますね。
前回のプレシス本厚木セントル。
公式ホームページ

お部屋は46㎡の2LDK、南向き中住戸です。南側は平屋の先にそこそこの高さのビルなどもありますが、この最上階住戸はそれらも優に超える高さにあるので駅方向が一望出来ますね。
何か凄く魅力的なものが見えるわけではありませんが、日照はもちろん良好ですし気持ちの良いポジションでしょう。
間取りは先ほどの54㎡の3LDKに比べれば一般的ではあるものの、やはり2LDKとして小さめです。
スパンが今一つなことも影響してかキッチンが窓側を向いていないLDKですし、全体として開口部が少なくなっているあたりも残念に感じてしまいます。
洋室2は形が良いので3畳でもそれなりの使い方が可能だとは思います。ただ、この位置・大きさであればウォールドアなどを採用してLDKとの一体利用が可能な設計になっていた方が良かったのではないでしょうか。
坪単価は228万円。やはり低層階は200万円を切るぐらいの設定であり、眺望も得られる上層階なりにしっかりとしお値段設定になっています。
ただ、先ほどの50㎡台と比べ単価がそう変わらない設定であることからもお分かりのように40㎡台のコンパクトプランにしては単価があまり盛られていない印象にはなります。
上層階がかなり強烈なお値段設定だったネベル本厚木はかなり特殊なケースなのでそれと比べてどうこういうのはナンセンスだと思いますが、コンパクトでのこの水準ならばこのご時世なりに違和感のないところではあるでしょう。
設備仕様面は、小規模のためディスポーザーがないのは当然ですが、ソルティアにはあった食洗機、トイレ手洗いカウンターなどがないのは残念です。
一方で、ソルティアにはなかった床暖房(電気式)があり、何か不思議な状況になっていますね…。
管理費は258円/㎡。ディスポーザーなしの外廊下ですので小規模物件なりにやや高めですね。
駐車場は全10台で身障者用が平置、残りの9台が機械式になります。
なお、駐輪場が40台しかないのは疑問でしょうか。コンパクト目とは言え3分の2を曲がりなりにも3LDKとして売っているわけですので、戸あたり1.5台分ぐらいはあって欲しかったですね(一般的にファミリータイプ中心のマンションは戸あたり2台分)。
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