クレヴィア両国国技館通り【絶品の外観とエントランスアプローチ】3階31㎡3,660万円(坪単価387万円)
続けて、クレヴィア両国国技館通り。
設計はIAO竹田設計、施工は佐藤工業です。
設計・施工共に知名度の高い会社が起用されており、2021年ちょっと気になるマンションでも挙げたように特に風合い豊かな外壁をベースに、最上階に木調の大庇とガラスウォール(スカイビューラウンジ)を配置した外観は絶品の中の絶品でしょう。
IAO竹田設計の十八番と言える和の趣が強めの高級感のあるデザインは両国にピッタリという印象ですし、3階建ビルが残ってしまったことにより歪な形状となってしまったことを活かした天然石をあしらった列柱のエントランスアプローチもそれはそれは見事な出来です。
幾度となく言及しているように近年のクレヴィアは小ぶりなスケールの物件でもデザインにかなり力を入れており、当物件はその中でもトップクラスの素晴らしいものになるのは間違いありません。
ただ、20~30㎡台も少なくない総戸数77戸というスケールでは現実問題すべてを充実させるのは難しかったでしょうし、歪な敷地形状もそれに追い打ちをかけてしまった感があるのは否定できません。
エントランスへは敷地北東部からその列柱の奥深いアプローチを経由して既存の3階建のビルを周り込むような動線になるので、エントランスホールは囲まれ感のあるポジションですし大きさ的にもかなり小さいのです。
3階建のビルの南側、当物件の1階部分はわりと大きめの店舗スペースになっており、1階ではなく2階部分の多くを駐輪スペース(出し入れが面倒)が占めているあたりからしても1階部分の扱いが非常に難しかったことは想像に難くありません。しかしながら、ゆとりあるアプローチと小さなエントランスホールとのギャップはなかなかですね…。隠れ家的と言えば聞こえはいいのかもしれませんけど…。
曲がりなりにも四方接道の敷地なので歩行者・駐輪場・駐車場動線共々もっと他のパターンもあったように思いますし(アプローチをここまで長くせずに独立したエントランス棟を設けるとかも)、さらに言えば採算的に厳しかったのであれば最上階の共用部も必ずしも必要はなかったのかなと。
最上階ではなく屋上にテラスを設け開放した方がさらにもう少し目線が高くなるので隅田川方向が心地よくなるように思いますし(コロナ禍では屋外空間の方がたくさんの人が入れて花火の時も有用なはず)、HANAREも2階でよかったと思うのです(1階にあったクレヴィア山吹神楽坂のような仕事・勉強に集中する感じのスペース)。
高く売れる最上階は共用部にせずに2階に加え3階の一部に共用部を設けても良かったと思いますし、そのようにすることでエントランスを2層吹抜などにする余地も出て来たかもしれません。
2階にはストレッチしたり子供の遊び場などとしても想定したホールを設けるなどこのスケールの物件としてはかなり共用面に力を入れているのは立派なのですが、隅田川にほど近い物件でわりと採用される屋上テラス物件との差別化を狙いすぎた印象があるのも確かですね。
最上階は天井高も高いという魅力もありますし、ラウンジスペース部分を住戸として分譲していたら1億は下らないはずで…。
特徴ありまくりの個性的な物件だからこそ賛否があるでしょうし、ツッコミどころが多くなってしまう面もあると思います。ただ、価格帯もここまでのものにするのであれば(特に億超え住戸にとっては)やはりもっと行き届いたものであって欲しかったという思いはありますね。
前回のクレヴィア両国国技館通り。
公式ホームページ

お部屋は31㎡の1LDK、北西角住戸です。低層階ですので囲まれ感はあるものの、いずれの方角も接道しており、西側は道路の向かいが3階建、北側は道路の手前に当物件の機械式駐車場という形なので、低層階としては悪いポジションではありません。
間取りは30㎡そこそこの小さな1LDKですが、柱の食い込みは少なく効率性もまずまずです。
なお、ギリギリまで面積を絞りつつも居室畳数を確保することを念頭に置いたためか、水回りが特徴的ですね。
バスタブのあるいわゆる浴室ではなくシャワールーム仕様になっており、限られた面積を節約しています。ただ、オーバーヘッドシャワー(アクアネオ)などが採用されているのでシャワー室の仕様は魅力がありますし、ホテルライクな洗面室(及びトイレ)もありなのだとは思います。
ちなみに、当物件のワンルームにおいてはナノニプランというのが提案されており、そのオーバーヘッドシャワー室に加え、可動式パーテーションやスクエア形キッチンを採用するなどの工夫もあります。
こちらのお部屋の玄関扉を開けるとモロにエレベーター待ちの人とこんにちはしてしまう設計はどうかと思いますけれども…。
坪単価は387万円。国技館通りに面した東向き住戸は前建までの離隔がこちらよりもしっかりしているためか坪単価400万円台前半~中盤(20~40㎡台)という設定で、こちらよりも大分高いです。
こちらは”抜け”はイマイチとは言え上述のように曲がりなりにも両面接道したポジションですし、このような小さな面積帯での単価設定ですので物件内ではこなれている印象ですね。
もちろんグローリオコンフォート東京両国のコンパクトよりも立派なお値段設定ですし、30㎡台中盤ならまだしも31㎡だと純粋な実需での検討は少なく、投資目線の方がこの単価で魅力に感じるかというのはありますけど、なんだかんだ超個性的な物件ではありますので、高めとは思いつつも気になってしまう方はいらっしゃるのではないでしょうか。
設備仕様面は、38㎡以上のプランでディスポーザー、食洗機、トイレ手洗いカウンター、天然石のキッチン天板、廊下のタイル貼などが備わっており、特にさしてスケールがないながらもディスポーザーを導入しているあたりは高額な価格帯を考慮してのものなのでしょう。
管理費は429円/㎡。ディスポーザー付、かつ、内廊下、そして共用施設が充実しているなりの水準ですね。20〜40㎡台が少なくない総戸数77戸なので仕方ないとは思うものの、嵩む管理費からしてもここまでせずに屋上テラスとHANAREぐらいがちょうど良かったような印象で…。
駐車場は全9台で身障者用を含む3台が平置、残りの6台が機械式です。
設計はIAO竹田設計、施工は佐藤工業です。
設計・施工共に知名度の高い会社が起用されており、2021年ちょっと気になるマンションでも挙げたように特に風合い豊かな外壁をベースに、最上階に木調の大庇とガラスウォール(スカイビューラウンジ)を配置した外観は絶品の中の絶品でしょう。
IAO竹田設計の十八番と言える和の趣が強めの高級感のあるデザインは両国にピッタリという印象ですし、3階建ビルが残ってしまったことにより歪な形状となってしまったことを活かした天然石をあしらった列柱のエントランスアプローチもそれはそれは見事な出来です。
幾度となく言及しているように近年のクレヴィアは小ぶりなスケールの物件でもデザインにかなり力を入れており、当物件はその中でもトップクラスの素晴らしいものになるのは間違いありません。
ただ、20~30㎡台も少なくない総戸数77戸というスケールでは現実問題すべてを充実させるのは難しかったでしょうし、歪な敷地形状もそれに追い打ちをかけてしまった感があるのは否定できません。
エントランスへは敷地北東部からその列柱の奥深いアプローチを経由して既存の3階建のビルを周り込むような動線になるので、エントランスホールは囲まれ感のあるポジションですし大きさ的にもかなり小さいのです。
3階建のビルの南側、当物件の1階部分はわりと大きめの店舗スペースになっており、1階ではなく2階部分の多くを駐輪スペース(出し入れが面倒)が占めているあたりからしても1階部分の扱いが非常に難しかったことは想像に難くありません。しかしながら、ゆとりあるアプローチと小さなエントランスホールとのギャップはなかなかですね…。隠れ家的と言えば聞こえはいいのかもしれませんけど…。
曲がりなりにも四方接道の敷地なので歩行者・駐輪場・駐車場動線共々もっと他のパターンもあったように思いますし(アプローチをここまで長くせずに独立したエントランス棟を設けるとかも)、さらに言えば採算的に厳しかったのであれば最上階の共用部も必ずしも必要はなかったのかなと。
最上階ではなく屋上にテラスを設け開放した方がさらにもう少し目線が高くなるので隅田川方向が心地よくなるように思いますし(コロナ禍では屋外空間の方がたくさんの人が入れて花火の時も有用なはず)、HANAREも2階でよかったと思うのです(1階にあったクレヴィア山吹神楽坂のような仕事・勉強に集中する感じのスペース)。
高く売れる最上階は共用部にせずに2階に加え3階の一部に共用部を設けても良かったと思いますし、そのようにすることでエントランスを2層吹抜などにする余地も出て来たかもしれません。
2階にはストレッチしたり子供の遊び場などとしても想定したホールを設けるなどこのスケールの物件としてはかなり共用面に力を入れているのは立派なのですが、隅田川にほど近い物件でわりと採用される屋上テラス物件との差別化を狙いすぎた印象があるのも確かですね。
最上階は天井高も高いという魅力もありますし、ラウンジスペース部分を住戸として分譲していたら1億は下らないはずで…。
特徴ありまくりの個性的な物件だからこそ賛否があるでしょうし、ツッコミどころが多くなってしまう面もあると思います。ただ、価格帯もここまでのものにするのであれば(特に億超え住戸にとっては)やはりもっと行き届いたものであって欲しかったという思いはありますね。
前回のクレヴィア両国国技館通り。
公式ホームページ

お部屋は31㎡の1LDK、北西角住戸です。低層階ですので囲まれ感はあるものの、いずれの方角も接道しており、西側は道路の向かいが3階建、北側は道路の手前に当物件の機械式駐車場という形なので、低層階としては悪いポジションではありません。
間取りは30㎡そこそこの小さな1LDKですが、柱の食い込みは少なく効率性もまずまずです。
なお、ギリギリまで面積を絞りつつも居室畳数を確保することを念頭に置いたためか、水回りが特徴的ですね。
バスタブのあるいわゆる浴室ではなくシャワールーム仕様になっており、限られた面積を節約しています。ただ、オーバーヘッドシャワー(アクアネオ)などが採用されているのでシャワー室の仕様は魅力がありますし、ホテルライクな洗面室(及びトイレ)もありなのだとは思います。
ちなみに、当物件のワンルームにおいてはナノニプランというのが提案されており、そのオーバーヘッドシャワー室に加え、可動式パーテーションやスクエア形キッチンを採用するなどの工夫もあります。
こちらのお部屋の玄関扉を開けるとモロにエレベーター待ちの人とこんにちはしてしまう設計はどうかと思いますけれども…。
坪単価は387万円。国技館通りに面した東向き住戸は前建までの離隔がこちらよりもしっかりしているためか坪単価400万円台前半~中盤(20~40㎡台)という設定で、こちらよりも大分高いです。
こちらは”抜け”はイマイチとは言え上述のように曲がりなりにも両面接道したポジションですし、このような小さな面積帯での単価設定ですので物件内ではこなれている印象ですね。
もちろんグローリオコンフォート東京両国のコンパクトよりも立派なお値段設定ですし、30㎡台中盤ならまだしも31㎡だと純粋な実需での検討は少なく、投資目線の方がこの単価で魅力に感じるかというのはありますけど、なんだかんだ超個性的な物件ではありますので、高めとは思いつつも気になってしまう方はいらっしゃるのではないでしょうか。
設備仕様面は、38㎡以上のプランでディスポーザー、食洗機、トイレ手洗いカウンター、天然石のキッチン天板、廊下のタイル貼などが備わっており、特にさしてスケールがないながらもディスポーザーを導入しているあたりは高額な価格帯を考慮してのものなのでしょう。
管理費は429円/㎡。ディスポーザー付、かつ、内廊下、そして共用施設が充実しているなりの水準ですね。20〜40㎡台が少なくない総戸数77戸なので仕方ないとは思うものの、嵩む管理費からしてもここまでせずに屋上テラスとHANAREぐらいがちょうど良かったような印象で…。
駐車場は全9台で身障者用を含む3台が平置、残りの6台が機械式です。
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