グリーンパーク神田司町【桜並木に似合うデザイン】2階50㎡6,580万円(坪単価434万円)

続けて、グリーンパーク神田司町。

設計はデベロッパーでもある坂入産業、施工は坂入建設で、やはりグループ内で完結しています。

グリーンパーク淡路町よりもさらに小さな敷地面積200㎡ほどしかない超小規模物件で、エントランスホール内などはやはりこじんまりとしています。
しかしながら、エントランス前は淡路町ほどではないながらもピロティ的な窪みを設けたことで歩道からセットバック、また、エントランス周りの壁面を杉板型枠の打放しコンクリート仕上げとしたことでデザイン的なインパクトもわりとありますね。

外壁はタイルだけでなく吹き付けの部分もあるようですが、東側およそ半分を茶系をとしており桜並木との相性も良いように思います。

なお、デザイン監修に携わってるのは淡路町同様に大村洋平デザイン室になります。

前回のグリーンパーク神田司町

公式ホームページ
SnapCrab_NoName_2021-6-10_21-11-37_No-00.png
お部屋は50㎡の2LDK、北東角住戸です。両面共にしっかりとした幅員の道路に面しているので低層階でも悪いポジションではありません。ただ、南東側の前建の影響もあり日照は期待出来ないでしょう。

間取りは先行するグリーンパーク淡路町(全戸3LDK)や先ほどの69㎡とは異なり2LDKが採用されています。
50㎡ギリギリでは登記面積で50㎡を割ってしまうため住宅ローン控除の枠が小さくはなってしまいますが、40㎡台の2LDKが何ら珍しくないこのご時世においてはそこそこの大きさにはなりますね。

やはり柱の食い込みはありますが、先ほどのプランほどは食い込み本数が多くない一般的なもので居室配置も含め”見慣れたタイプ”という印象になるでしょうか。

この面積の2LDKにしてはベッドルームの畳数が大き目で、逆に言えばLDKが10畳とやや小さいのでLDKとベッドルームどちらを重視するかによって評価の分かれるタイプになると思います。

LDKがこの大きさしかないのであれば4.5畳の洋室の引き戸はもっときれいに開け放てるものになっていると良かったのではないでしょうか。

坪単価は434万円。先ほどの69㎡と全く同じ単価設定になります。日照はあちらの方がやや良いはずですが(夏場は良いが日照が恋しい冬場は大差ない?)、こちらの方が囲まれ感は薄く、グロス価格差(面積差)を考えるとこちらの方がややこなれた印象になるでしょうか。

上述のように69㎡とは異なり柱のデメリットも強くはないですし、「千代田区×山手線内側×山手線徒歩5分」、かつ、50㎡そこそこのコンパクト目のプランでこの単価ならば立地最優先のディンクスなどにウケそうですね。
以下のように管理費は結構嵩んでいますけれども…。

設備仕様面は、少戸数のためディスポーザーはありません。ただ、グリーンパーク淡路町と同じで、食洗機、トイレ手洗い器、フィオレストーンのキッチン天板、カップボード(キッチンバックカウンター)などが付いているので悪くありません。また、LD照明の調光スイッチはこのシリーズならではの標準仕様ですね。

管理費は441円/㎡。ディスポーザーなしの外廊下ながら小規模物件ということもありかなり高くなっています。

なお、駐車場はありません。

0 Comments



Post a comment