ファインスクェア瑞江【小規模でもデザイン・ランドプランに工夫】2階62㎡4,500万円台(予定)(坪単価約238万円)

続けて、ファインスクェア瑞江。

設計はクレオ、施工はオープンハウスアーキテクトです。
オープンハウスグループのオープンハウスアーキテクトはやはりオープンレジデンシアなどのオープンハウスの物件の施工がほとんどなのですが、ファインスクェア横浜綱島に携わっていましたし、このシリーズと縁があるようですね。

こちらの敷地は600㎡程度の小ぶりなものになるものの、ランドプランに特徴があります。
前回の記事で書いたように、東西の間口がイマイチな中で全戸南向きとしたことで設計面で難しさを感じるプランもありはするのですが、そのように建物を敷地南側に収めたことで敷地北側にゆとりが出来た結果、パティオ空間が実現しています。

パティオは建物の北側なので日照が遮られてしまうのがちょっと残念ではあるものの、このような小さめの敷地面積の物件としてはしっかりとした大きさがありますし、緑もわりと充実していますね。

パティオを設けた分、駐車スペース(機械式で8台)が減っており(パティオがなければ平置中心とすることも出来たかも)、そこは賛否あるとは思いますが、小規模ながらも差別化を意識しているあたりは悪くないですしむしろ好感が持てますね。

縦横のラインを強調した外観、石貼調のタイルやキャノピーが印象的なエントランス周りの設えも高級感が窺えるもので、これまでのファインスクェアシリーズの中で一番と言えるぐらいデザインにも力が入っていると感じます。

前回のファインスクェア瑞江

公式ホームページ
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お部屋は62㎡の3LDK、南東角住戸です。やはり南側は道路の向かいに2階建マンション、東側も道路の向かいに青空駐車場や低層建物ということで低層階でも良好なポジションです。敷地南東端にはシンボルツリーの河津桜があり、当住戸からは目の前に望めるでしょうか。

間取りは物件内で最も小さなタイプで、62㎡という小さめの3LDKになります。
ただ、先ほどの角住戸のように廊下は長くありませんし、洋室3の引き戸を開くと違和感少なく2LDKとして使える柔軟性も兼ね備えているので面積帯なりに使い勝手は良いように思います。

浴室が1418ではなく1317なのは残念ですが、LD単体でもおよそ10畳、収納もまずまず、そしてバルコニーもわりと大きなものに出来ているなど、上手に纏まっている印象を受けるプランでしょう。

坪単価は予定価格で約238万円。1階(南東角の1階はエントランスホールなので住戸はない)ではなく2階でのものですし、プラン的にも環境的にも良好ですのでこのご時世としては目に優しい水準と言えるでしょう。

先ほどのプランとは異なり効率性もまずまずですし、62㎡まで面積を絞った上でのこの単価なのでグロスもこなれています。

設備仕様面は、ディスポーザーや水回りの天然石天板仕様はありませんが、食洗機、トイレ手洗いカウンターが付いているので価格帯からしても悪くないでしょう。浴室照明もダウンライトになっています。

管理費は204円/㎡。ディスポーザーなしの外廊下ですが、小規模ですので200円超は仕方ないでしょう。

駐車場は8台で機械式になります。

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