サンクレイドル聖蹟桜ヶ丘レジデンス【クセは強いが駅徒歩6分の100戸超】2階69㎡4,298万円(坪単価207万円)
サンクレイドル聖蹟桜ヶ丘レジデンス。
所在地:東京都多摩市関戸4-11-1他(地番)
交通:聖蹟桜ヶ丘駅徒歩6分
用途地域:商業地域
階建・総戸数:14階建、105戸
トヨタ桜ヶ丘店の奥、川崎街道から少し内に入ったポジションになります。
聖蹟桜ヶ丘駅ではブリリアタワー聖蹟桜ヶ丘ブルーミングレジデンスが分譲中で低層階などには結構単価が抑えられたお部屋もあるので、こういった近隣物件は少々難しい状況ではあります。
当物件は30㎡台も多少ありますが、ほぼ60~70㎡台で構成された総戸数100戸超という結構なスケールを有していますのでブリリアとの競合はけして少なくはないでしょう。
立地としては、そのように川崎街道から少しだけ内に入ったポジションで、川崎街道に背を向ける南西向き住戸は前方に低層建物街及び大栗川を望む視界抜けの得られるポジションです。ただ、その一方で細い道路の向かいすぐのところに鉄塔と送電線、さらに、あいかホール(葬儀社)もあるということで少々クセの強いポジションということにはなるでしょうね。
ちなみに、駅徒歩6分ですので買物利便が非常に高いのはもちろんのこと、通学区の多摩第一小学校も徒歩10分とまずまずの距離感です。
公式ホームページ

お部屋は70㎡弱の3LDK、南角住戸です。南東側には10階建のパテラ聖蹟桜ヶ丘が隣接しているので至近距離で視界を塞がれますし、南西側もこの低層階住戸では視界抜けは得られません。
ただ、南西側道路との間には機械式駐車場が設けられているので道路の向かいまではかなり距離がありますし、低層階は機械式駐車場を望むような形になりますので鉄塔や葬儀社の存在は強くなく日照も得られます。
ちなみに、上層階になると上述のように南西方向は低層建物が広がっており(道路の向かいまではこの敷地と同じ商業地域だが、面積的にこのレベルの建物は難しいし、その先は第二種住居地域で高さ制限や容積率でさらに高い建物が立ちづらい状況にある)、大栗川のリバービューも望めることでしょう。
間取りは70㎡超の西角住戸の比べやや小さなもので70㎡に乗っていないのは残念です。
面積帯を考えれば玄関廊下を一直線とした効率性重視の設計は良いと思いますが、角住戸ながら玄関前にはアルコーブ的な窪みがなく、下足スペースもかなりこじんまりとしているのは気になりますね。
また、上層階を除くと南東側のパテラの影響が大きいので当然と言えば当然なのですが、南東側に洋室3室を並べた地味なLD設計も角住戸らしさに欠けてしまっています。
洋室3の引き戸はきれいに開け放てるようになっているのでそこは評価すべき点なのですが、LD単体でももう少し開口部を充実させるなどして角住戸らしさを演出して欲しかった印象ではあるでしょうね。LDから洋室3にかけて連窓サッシが導入出来ていると良かったように思います。
坪単価は207万円。ブリリアタワーの70㎡前後のファミリータイプの低層階は230万円台~といったところでしたのでしっかりと被りのないお値段設定にしています。
こちらの上層階とブリリアタワーの低層階がギリギリ被ってくるようなお値段設定ですのでそこを比べてしまうとやはりブリリアに優位性(資産価値的な話)があるわけですが、タワマンの低層階が近隣の一般的な物件の上層階(場合によっては中層階などの同水準の階層でも)と被るのはよくあることです。
タワマンは上下の価格差が小さいと当然のように上から売れて行ってしまうためある程度人気を分散させまんべんなく売るために上下差をしっかりと設けるのが一般的(”上から売る”住友不動産の物件は例外)で、タワマンに眺望をとりわけ求めない方には魅力的なお値段設定になっていることが少なくありません(近年はタワマン低層階がお買い得であることが広まったので、ひと昔前に比べるとそういったお得なお部屋は大分減った印象ではありますけど…)。
ここは総戸数100戸超を捌かねばなりませんので、低層階などはさらにインパクトのあるお値段設定を期待したいところでもあるのですが、そう時間がかからずにブリリアタワーは売れてしまうと思いますし、今と比べ遥かにマンションが安かった2014年に分譲されたクリオ聖蹟桜ヶ丘サクラテラス(駅徒歩7分。川崎街道沿いだが、南面は低層住宅街を望む良好なポジション)ですら平均坪単価約225万円でしたので、このご時世なりの現実的な水準ではあるのだと思います。
所在地:東京都多摩市関戸4-11-1他(地番)
交通:聖蹟桜ヶ丘駅徒歩6分
用途地域:商業地域
階建・総戸数:14階建、105戸
トヨタ桜ヶ丘店の奥、川崎街道から少し内に入ったポジションになります。
聖蹟桜ヶ丘駅ではブリリアタワー聖蹟桜ヶ丘ブルーミングレジデンスが分譲中で低層階などには結構単価が抑えられたお部屋もあるので、こういった近隣物件は少々難しい状況ではあります。
当物件は30㎡台も多少ありますが、ほぼ60~70㎡台で構成された総戸数100戸超という結構なスケールを有していますのでブリリアとの競合はけして少なくはないでしょう。
立地としては、そのように川崎街道から少しだけ内に入ったポジションで、川崎街道に背を向ける南西向き住戸は前方に低層建物街及び大栗川を望む視界抜けの得られるポジションです。ただ、その一方で細い道路の向かいすぐのところに鉄塔と送電線、さらに、あいかホール(葬儀社)もあるということで少々クセの強いポジションということにはなるでしょうね。
ちなみに、駅徒歩6分ですので買物利便が非常に高いのはもちろんのこと、通学区の多摩第一小学校も徒歩10分とまずまずの距離感です。
公式ホームページ

お部屋は70㎡弱の3LDK、南角住戸です。南東側には10階建のパテラ聖蹟桜ヶ丘が隣接しているので至近距離で視界を塞がれますし、南西側もこの低層階住戸では視界抜けは得られません。
ただ、南西側道路との間には機械式駐車場が設けられているので道路の向かいまではかなり距離がありますし、低層階は機械式駐車場を望むような形になりますので鉄塔や葬儀社の存在は強くなく日照も得られます。
ちなみに、上層階になると上述のように南西方向は低層建物が広がっており(道路の向かいまではこの敷地と同じ商業地域だが、面積的にこのレベルの建物は難しいし、その先は第二種住居地域で高さ制限や容積率でさらに高い建物が立ちづらい状況にある)、大栗川のリバービューも望めることでしょう。
間取りは70㎡超の西角住戸の比べやや小さなもので70㎡に乗っていないのは残念です。
面積帯を考えれば玄関廊下を一直線とした効率性重視の設計は良いと思いますが、角住戸ながら玄関前にはアルコーブ的な窪みがなく、下足スペースもかなりこじんまりとしているのは気になりますね。
また、上層階を除くと南東側のパテラの影響が大きいので当然と言えば当然なのですが、南東側に洋室3室を並べた地味なLD設計も角住戸らしさに欠けてしまっています。
洋室3の引き戸はきれいに開け放てるようになっているのでそこは評価すべき点なのですが、LD単体でももう少し開口部を充実させるなどして角住戸らしさを演出して欲しかった印象ではあるでしょうね。LDから洋室3にかけて連窓サッシが導入出来ていると良かったように思います。
坪単価は207万円。ブリリアタワーの70㎡前後のファミリータイプの低層階は230万円台~といったところでしたのでしっかりと被りのないお値段設定にしています。
こちらの上層階とブリリアタワーの低層階がギリギリ被ってくるようなお値段設定ですのでそこを比べてしまうとやはりブリリアに優位性(資産価値的な話)があるわけですが、タワマンの低層階が近隣の一般的な物件の上層階(場合によっては中層階などの同水準の階層でも)と被るのはよくあることです。
タワマンは上下の価格差が小さいと当然のように上から売れて行ってしまうためある程度人気を分散させまんべんなく売るために上下差をしっかりと設けるのが一般的(”上から売る”住友不動産の物件は例外)で、タワマンに眺望をとりわけ求めない方には魅力的なお値段設定になっていることが少なくありません(近年はタワマン低層階がお買い得であることが広まったので、ひと昔前に比べるとそういったお得なお部屋は大分減った印象ではありますけど…)。
ここは総戸数100戸超を捌かねばなりませんので、低層階などはさらにインパクトのあるお値段設定を期待したいところでもあるのですが、そう時間がかからずにブリリアタワーは売れてしまうと思いますし、今と比べ遥かにマンションが安かった2014年に分譲されたクリオ聖蹟桜ヶ丘サクラテラス(駅徒歩7分。川崎街道沿いだが、南面は低層住宅街を望む良好なポジション)ですら平均坪単価約225万円でしたので、このご時世なりの現実的な水準ではあるのだと思います。
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