イニシア青砥レジデンス【こちらも小規模ながら共用面に特色】2階64㎡5,098万円(坪単価262万円)
続けて、イニシア青砥レジデンス。
設計は東京建築、施工は田中工務店です。
田中工務店はイニシア青砥と同じですが、設計会社は異なり、デザイン面で前物件との共通点を持たせているといったことはないようです。
ただ、前物件よりもさらに駅に近い物件になりますし、前回の記事で書いたように青砥駅での14階建はかなり目立つということもあってか前物件同様かそれ以上に外観デザインなどに力が入っていると感じますね。
大理石調の壁面タイルなど素材感も美しい白を基調としたエントランスも素敵ですが、外観もガラス手摺に複数のパターンを設けるなど小規模ながらもかなり端正なデザインが実現した物件と感じます。
商業地域の一角に位置した物件ですので1階部分に店舗スペースが入るのはイニシア青砥同様です。しかしながら、1階に十分な余裕がないことが考慮され2階に共用スペース「青戸スタンド」を設けていた前物件に対し、こちらは1階部分にしっかりとした大きさの共用ラウンジとテラスを設ける余裕があり、リモートワークの普及により小規模でもこういったスペースを設ける物件が増えてきている中でも総戸数40戸でのこの設計はなかなか贅沢な印象がありますね。
ラウンジはヘリンボーン貼の床材を採用するなどイニシアシリーズらしいセンスの良い空間デザインを実現させることが出来ているあたりも魅力になるでしょう。
前回のイニシア青砥レジデンス。
公式ホームページ

お部屋は64㎡の2LDK+S、南西向き中住戸です。南西方向はこの物件の建物が立っている部分と同様に道路に沿って商業地域が続きますので、将来的に正面方向に高い建物が出来る(建て替わる)可能性はゼロではありません。
ただ、少なくとも現状は3~4階建の低層建物ばかりですし、西方向は前回の記事で書いたように第一種住居地域になりますので低層階でもある程度良好な環境が将来に渡って保たれるのではないでしょうか。
間取りは当物件のほとんどを占める60㎡台中盤の実質3LDKで、面積的には少々小ぶりながらもイニシアシリーズらしい柱の完全アウトフレームがなされたプランになるので下手な60㎡台後半のプランよりも使い勝手がよさそうです。
玄関ホールはやはりイニシアシリーズならではのウエルカムホール設計になっているのでかなりゆとりのある造りになっている反面、専有面積のわりにスパンをしっかりと確保出来ていることで奥行(玄関からバルコニーまでの距離)が一般的な田の字プランよりも短く出来ており、廊下の長さが抑えられている点にも好感が持てるでしょう。
1室がサービスルーム表記になっている点、連窓サッシの方立てがやや大き目な点などは少々残念ではあるものの、そこいらへんのデベロッパーの物件ではなかなか見ることの出来ないきれいなプランであるのは確かですね。
坪単価は262万円。上層階は300万円前後といったところですのでそこそこの上下差が設けられており、イニシア青砥(平均坪単価約280万円)の低層階と比べても大きな差のない水準です。
この単価帯ならば64㎡という数字から受ける印象を考慮しもう少し面積を大きくしても良かったような印象すらありますね。この単価帯ならば70㎡でも5,500万円ほどで済みますからね。
まぁ、そのように効率的なプランですし、上層階の単価(価格帯)を考慮するとやはり面積を絞った方が売りやすいのでしょう。第一期は36戸ということで大半を供給するようですし、「23区内の良い立地条件のファミリータイプが5,000万円台」というニーズは確かなところではあるのでしょう。
設備仕様面は、イニシア青砥と大差ありません。小規模のためディスポーザーはありませんが、食洗機やトイレ手洗カウンターは付いています。
管理費は307円/㎡。ディスポーザーなしの外廊下ですので小ぶりなスケールなりに高いのですが、スケールの影響かイニシア青砥よりは若干安いです。
駐車場は身障者用を含む全4台で平置になります。
設計は東京建築、施工は田中工務店です。
田中工務店はイニシア青砥と同じですが、設計会社は異なり、デザイン面で前物件との共通点を持たせているといったことはないようです。
ただ、前物件よりもさらに駅に近い物件になりますし、前回の記事で書いたように青砥駅での14階建はかなり目立つということもあってか前物件同様かそれ以上に外観デザインなどに力が入っていると感じますね。
大理石調の壁面タイルなど素材感も美しい白を基調としたエントランスも素敵ですが、外観もガラス手摺に複数のパターンを設けるなど小規模ながらもかなり端正なデザインが実現した物件と感じます。
商業地域の一角に位置した物件ですので1階部分に店舗スペースが入るのはイニシア青砥同様です。しかしながら、1階に十分な余裕がないことが考慮され2階に共用スペース「青戸スタンド」を設けていた前物件に対し、こちらは1階部分にしっかりとした大きさの共用ラウンジとテラスを設ける余裕があり、リモートワークの普及により小規模でもこういったスペースを設ける物件が増えてきている中でも総戸数40戸でのこの設計はなかなか贅沢な印象がありますね。
ラウンジはヘリンボーン貼の床材を採用するなどイニシアシリーズらしいセンスの良い空間デザインを実現させることが出来ているあたりも魅力になるでしょう。
前回のイニシア青砥レジデンス。
公式ホームページ

お部屋は64㎡の2LDK+S、南西向き中住戸です。南西方向はこの物件の建物が立っている部分と同様に道路に沿って商業地域が続きますので、将来的に正面方向に高い建物が出来る(建て替わる)可能性はゼロではありません。
ただ、少なくとも現状は3~4階建の低層建物ばかりですし、西方向は前回の記事で書いたように第一種住居地域になりますので低層階でもある程度良好な環境が将来に渡って保たれるのではないでしょうか。
間取りは当物件のほとんどを占める60㎡台中盤の実質3LDKで、面積的には少々小ぶりながらもイニシアシリーズらしい柱の完全アウトフレームがなされたプランになるので下手な60㎡台後半のプランよりも使い勝手がよさそうです。
玄関ホールはやはりイニシアシリーズならではのウエルカムホール設計になっているのでかなりゆとりのある造りになっている反面、専有面積のわりにスパンをしっかりと確保出来ていることで奥行(玄関からバルコニーまでの距離)が一般的な田の字プランよりも短く出来ており、廊下の長さが抑えられている点にも好感が持てるでしょう。
1室がサービスルーム表記になっている点、連窓サッシの方立てがやや大き目な点などは少々残念ではあるものの、そこいらへんのデベロッパーの物件ではなかなか見ることの出来ないきれいなプランであるのは確かですね。
坪単価は262万円。上層階は300万円前後といったところですのでそこそこの上下差が設けられており、イニシア青砥(平均坪単価約280万円)の低層階と比べても大きな差のない水準です。
この単価帯ならば64㎡という数字から受ける印象を考慮しもう少し面積を大きくしても良かったような印象すらありますね。この単価帯ならば70㎡でも5,500万円ほどで済みますからね。
まぁ、そのように効率的なプランですし、上層階の単価(価格帯)を考慮するとやはり面積を絞った方が売りやすいのでしょう。第一期は36戸ということで大半を供給するようですし、「23区内の良い立地条件のファミリータイプが5,000万円台」というニーズは確かなところではあるのでしょう。
設備仕様面は、イニシア青砥と大差ありません。小規模のためディスポーザーはありませんが、食洗機やトイレ手洗カウンターは付いています。
管理費は307円/㎡。ディスポーザーなしの外廊下ですので小ぶりなスケールなりに高いのですが、スケールの影響かイニシア青砥よりは若干安いです。
駐車場は身障者用を含む全4台で平置になります。