プラウド平和台ガーデン【行灯部屋のオンパレード】1階66㎡5,698万円(坪単価287万円)
続けて、プラウド平和台ガーデン。
設計はジャイロアーキテクツ、施工は川村工営です。プラウド×ジャイロアーキテクツはプラウド湘南藤沢ガーデンがありますね。
敷地面積は1,700㎡超とそこそこのスケールがあるのですが、高さが出せない住居系地域の4階建ということもあり、空地率約35%のランドプランからはゆとりは感じにくいです。空地の多くが1階住戸のテラスなどに割かれてしまっている形なので共用部として大きな空間が設けられているわけではなく、エントランスホール(及びラウンジ)もこじんまりとしているのです。
木目調素材や間接照明の使い方が上手なエントランス周りやレジデンスコリドーと名付けられた共用廊下のデザイン(特にアルコーブ手前、各戸玄関前の線上のライティングが素敵です)は魅力的ではありますが、外観もプラウドにしては地味な印象ではありますね。
敷地面積はそれなりでも建物自体は総戸数46戸の小ぶりなものになるのでスケール感を演出するのは難しかったとは思いますが、けして安いお値段の物件ではありませんのでもう少しポイント(インパクト)となるようなものがあると良かったかもしれませんね。
まぁ、ランドプラン的にはプレミスト平和台も近い印象がありましたし、こちらは敷地の大半が第一種中高層住居専用地域(容積率150%)だったプレミストよりも容積率が高くなっているので(敷地の多くが第一種住居地域で容積率200%)、高さ制限が厳しい中ではこういった設計になってしまうのが普通ではあるのでしょうが…。
前回のプラウド平和台ガーデン。
公式ホームページ

お部屋は66㎡の3LDK、西向き中住戸です。西向き中住戸の中でも北寄りのポジションになりますので道路の向かいは生産緑地ではなく2~3階建の戸建になります。ただ、そこそこの奥行のあるテラスもあるので圧迫感のあるレベルではないですし、南西方向からの日照も得られます。
間取りはそのレジデンスコリドー設計が考慮され、基本的に共用廊下側に開口部を設けない設計になっているので(敷地南側の一部プランには共用廊下側の開口部もあります)、洋室3室中2室が行灯部屋になるという”富久クロスなプラン(笑)”になります。
洋室は全室リビングインであるだけでなく洋室同士もつながっているので昨今のプラウドで散見される柔軟性及び可変性に優れた設計ではあるのですが、居室境がきれいに開け放てるのはLDと洋室1のところぐらいですし、どうしても少々苦しい印象にはなってしまうでしょう。
3LDKとしては面積的にも小ぶりな部類ですので純粋に3LDKを求める方をターゲットにはしていないのかもしれませんが、敷地形状が影響し西向き中住戸と東向き中住戸が主となる中で、3LDKを中心(東向きは50㎡台の2LDKが中心)としたことで少々難しい事情が生じてしまっているのは間違いないところです。
坪単価は287万円。最上階だと320万円超、1階住戸の中でも生産緑地側(南寄り)は約300万円と、そこそこの差が設けられており物件内で下限の水準になります。
グロス的にこなれていますし、日照も得られますので3LDKと考えればこのご時世魅力ある水準だとは思います。ただ、”実質的には2LDKに近い”と考えた場合にはグロスはそれなりに立派ですし、どのような家族構成でどういった使い方をするかによって評価の分かれるプランだとは思いますね。
ちなみに、プレミスト平和台(平均坪単価約315万円)の下限に近似した水準で物件平均もプレミストと同じぐらいになるのでしょう。
設備仕様面は、食洗機、トイレ手洗いカウンター、天然石のキッチン天板などが備わっていますが、小ぶりなスケールということでディスポーザーはありません。プラウド平和台テラスはもちろんのこと、嫌が上にも比較対象になること必至なそのプレミスト平和台にもなかったので仕方ないところでしょうか。
プレミストは「ZEH-M Ready」という特長がありましたのでこちらはディスポーザーとかミライフルとかで差別化しても良かったような印象もありますけれどもね。
管理費は318円/㎡。ディスポーザーなしの外廊下なのに随分と高いですね…。総戸数46戸とは言え50~70㎡台のみの構成ですし、割高感があります。
駐車場は身障者用を含む5台のみですがすべて平置になります。駅徒歩5分とは言えもう少しあると良かった印象ではあるでしょうね。
設計はジャイロアーキテクツ、施工は川村工営です。プラウド×ジャイロアーキテクツはプラウド湘南藤沢ガーデンがありますね。
敷地面積は1,700㎡超とそこそこのスケールがあるのですが、高さが出せない住居系地域の4階建ということもあり、空地率約35%のランドプランからはゆとりは感じにくいです。空地の多くが1階住戸のテラスなどに割かれてしまっている形なので共用部として大きな空間が設けられているわけではなく、エントランスホール(及びラウンジ)もこじんまりとしているのです。
木目調素材や間接照明の使い方が上手なエントランス周りやレジデンスコリドーと名付けられた共用廊下のデザイン(特にアルコーブ手前、各戸玄関前の線上のライティングが素敵です)は魅力的ではありますが、外観もプラウドにしては地味な印象ではありますね。
敷地面積はそれなりでも建物自体は総戸数46戸の小ぶりなものになるのでスケール感を演出するのは難しかったとは思いますが、けして安いお値段の物件ではありませんのでもう少しポイント(インパクト)となるようなものがあると良かったかもしれませんね。
まぁ、ランドプラン的にはプレミスト平和台も近い印象がありましたし、こちらは敷地の大半が第一種中高層住居専用地域(容積率150%)だったプレミストよりも容積率が高くなっているので(敷地の多くが第一種住居地域で容積率200%)、高さ制限が厳しい中ではこういった設計になってしまうのが普通ではあるのでしょうが…。
前回のプラウド平和台ガーデン。
公式ホームページ

お部屋は66㎡の3LDK、西向き中住戸です。西向き中住戸の中でも北寄りのポジションになりますので道路の向かいは生産緑地ではなく2~3階建の戸建になります。ただ、そこそこの奥行のあるテラスもあるので圧迫感のあるレベルではないですし、南西方向からの日照も得られます。
間取りはそのレジデンスコリドー設計が考慮され、基本的に共用廊下側に開口部を設けない設計になっているので(敷地南側の一部プランには共用廊下側の開口部もあります)、洋室3室中2室が行灯部屋になるという”富久クロスなプラン(笑)”になります。
洋室は全室リビングインであるだけでなく洋室同士もつながっているので昨今のプラウドで散見される柔軟性及び可変性に優れた設計ではあるのですが、居室境がきれいに開け放てるのはLDと洋室1のところぐらいですし、どうしても少々苦しい印象にはなってしまうでしょう。
3LDKとしては面積的にも小ぶりな部類ですので純粋に3LDKを求める方をターゲットにはしていないのかもしれませんが、敷地形状が影響し西向き中住戸と東向き中住戸が主となる中で、3LDKを中心(東向きは50㎡台の2LDKが中心)としたことで少々難しい事情が生じてしまっているのは間違いないところです。
坪単価は287万円。最上階だと320万円超、1階住戸の中でも生産緑地側(南寄り)は約300万円と、そこそこの差が設けられており物件内で下限の水準になります。
グロス的にこなれていますし、日照も得られますので3LDKと考えればこのご時世魅力ある水準だとは思います。ただ、”実質的には2LDKに近い”と考えた場合にはグロスはそれなりに立派ですし、どのような家族構成でどういった使い方をするかによって評価の分かれるプランだとは思いますね。
ちなみに、プレミスト平和台(平均坪単価約315万円)の下限に近似した水準で物件平均もプレミストと同じぐらいになるのでしょう。
設備仕様面は、食洗機、トイレ手洗いカウンター、天然石のキッチン天板などが備わっていますが、小ぶりなスケールということでディスポーザーはありません。プラウド平和台テラスはもちろんのこと、嫌が上にも比較対象になること必至なそのプレミスト平和台にもなかったので仕方ないところでしょうか。
プレミストは「ZEH-M Ready」という特長がありましたのでこちらはディスポーザーとかミライフルとかで差別化しても良かったような印象もありますけれどもね。
管理費は318円/㎡。ディスポーザーなしの外廊下なのに随分と高いですね…。総戸数46戸とは言え50~70㎡台のみの構成ですし、割高感があります。
駐車場は身障者用を含む5台のみですがすべて平置になります。駅徒歩5分とは言えもう少しあると良かった印象ではあるでしょうね。
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