プラウド世田谷代田【低層エリア内随一の2,800㎡超】1階90㎡11,998万円(坪単価440万円)
プラウド世田谷代田。
所在地:東京都世田谷区代田3-764(地番)
交通:梅ヶ丘駅徒歩9分、世田谷代田駅徒歩10分、若林駅徒歩11分
用途地域:第一種低層住居専用地域
階建・総戸数:3階建、49戸
代田3丁目の閑静な第一種低層住居専用地域に今年4月に完成した物件になります(完成売り)。
梅ヶ丘駅と世田谷代田駅の中ほどのポジションで駅に近くはないものの(どちらの駅からも多少の起伏があるので徒歩分数以上の労力も必要)、環七からしっかりと内に入ったこのエリアらしい環境的な魅力の高いポジションで、高さ制限によって(環七沿いの高さ制限の緩いところを除く)低層・小規模となる物件が多い中で結構なスケール感を持ち合わせているあたりも大きなポイントになるでしょう。
総戸数49戸という戸数からは想像しにくいかもしれませんが、敷地面積は2,800㎡超もあるというエリア内最大級の分譲マンションになります。
世田谷代田駅前は温泉旅館由縁別邸の完成及び駅前広場の整備によって一新しましたし、線路跡地(下北線路街)を経由して下北沢方面への散歩も楽しいエリアになるでしょうね。
近隣は住居系地域が広がるエリアということで買物関係は、業務スーパー徒歩7分、小田急OX徒歩9分、ワイズマート徒歩10分などあまり近くはないですが複数を使い分けられるのは良いですし、環七沿いにはコジマ×ビッグカメラが徒歩5分のところにあります。
通学校は山崎小学校で徒歩6分とわりと近いですし、広大な羽根木公園が徒歩10分となるあたりも魅力になるでしょう。
公式ホームページ

お部屋はブライトコートの90㎡の3LDK、南東角住戸です。いずれの方角も細い道路ながら接道したポジションで、南側はわりと大きな青空駐車場、東側は戸建住宅街になります。
将来南側に何かしらの建物が建つ可能性はけして低くはないでしょうが、常々言っているように厳しい高さ制限(最高高さ10m×第一種高度地区)によって同じような高さの建物ばかりで構成される第一種低層住居専用地域は眺望(視界抜け)が得にくいものですし、厳しい高さ制限により1階住戸でも将来に渡り日照が保たれるのがこういったエリアの魅力であることは言うまでもありません。
間取りは、120㎡超を筆頭に100㎡超も3戸用意された物件内ではそこまで目立つものではないものの、敷地南東部に位置した南東角住戸なりにしっかりとした面積が確保されています。
90㎡という昨今では珍しいほどのゆったりとした面積帯の3LDKということで廊下をかなりゆったりと確保したこととの兼ね合いもあり居室畳数に専有面積ほどのゆとりは感じにくいかもしれません。
ただ、この面積帯として廊下が長過ぎるという印象はないですし、しっかりと廊下を確保したことでベッドルーム3室がいずれもノンリビングインに出来ているあたりはやはり大きな特徴と言えるでしょうね。ひと昔前の角住戸ならば”当たり前”といっていいぐらいの設計でしたが、近年は狭小化により角住戸でも一にも二にも効率性が重視されるケースが多くなっており、角住戸でも全室リビングインになるようなプランも少なくありません。
また、当プランのもう1つの大きな特徴と言えるのが充実した開口部でしょうか。
両面接道の1階住戸ですが、両面に植栽を施し視線に配慮したことで両面にしっかりとした開口部を施しています。壁があるわけではないのでこれでも気になる方はいらっしゃるとは思いますが、もちろんカーテンなどで対応可能ですし、落ち着きある住宅街ポジションであることを考えれば好感の持てるものだと思います。
当物件の1階住戸は2~3階住戸よりもひと回り上の「最大天井高2.67m×サッシ高2.2m(掃き出し窓)」という豊かな三次元空間を実現しており、幅のある開口部や豊かな面積と相まって1階住戸としてはかなり開放感のあるタイプになるでしょう。
キッチンの横にワークブースというちょっとした空間が設けられているのもポイントの1つでしょうか。
坪単価は440万円。当物件は敷地中央にコート(共用テラス空間)を設けたロの字配棟で、胸を張って南向きと言える住戸はけして多くありません。そのため、敷地南端に位置するこのブライトコート(南向き)はこういった1階住戸でもしっかりとしたお値段設定になっており、最上階だと約500万円という水準になります。
同じ代田3丁目の第一種低層住居専用地域では2014年にパークホームズ世田谷代田、2016年にマストレジデンス世田谷代田が分譲されており平均坪単価はいずれも約335万円という水準でしたので平均でもこのお部屋ぐらいの水準になるであろう当物件のお値段設定は少々立派な印象にはなるでしょう。
上述のようにエリア内随一のスケールを有したブランド物件になりますし、違和感を覚えるまではありません。ただ、次の記事で言及するように低層建とは言え敷地の窮屈さ(コートもやや取ってつけた感が…)は否定出来ませんし、デザイン的なところで言うと想定していたよりも”爽やかさやカジュアルさ”が強く、この立地、スケール、そして価格帯からするともっと"重厚さ""高級感"のようなものを強調・演出した方がシックリきたような印象もありますね。
一方で、120㎡(最上階北東角のルーバル付のプラン。ちなみに単価はこのお部屋と同じ)同様にこちらも「プレミアムプラン」という位置づけになっており、廊下や水回り床に600角タイル(一般プランは400角)やタイル貼のバスルーム、さらにLD及び主寝室のダウンライトが標準装備(プレミアムに限らず全プラン)ということで昨今のこの単価帯の物件にしては室内グレードが高めで、専有部と共用部とで若干のギャップのようなものを感じるところもありますね。
そのため、何を重視するかによって評価・印象が異なる物件になるのではないかと思います。
所在地:東京都世田谷区代田3-764(地番)
交通:梅ヶ丘駅徒歩9分、世田谷代田駅徒歩10分、若林駅徒歩11分
用途地域:第一種低層住居専用地域
階建・総戸数:3階建、49戸
代田3丁目の閑静な第一種低層住居専用地域に今年4月に完成した物件になります(完成売り)。
梅ヶ丘駅と世田谷代田駅の中ほどのポジションで駅に近くはないものの(どちらの駅からも多少の起伏があるので徒歩分数以上の労力も必要)、環七からしっかりと内に入ったこのエリアらしい環境的な魅力の高いポジションで、高さ制限によって(環七沿いの高さ制限の緩いところを除く)低層・小規模となる物件が多い中で結構なスケール感を持ち合わせているあたりも大きなポイントになるでしょう。
総戸数49戸という戸数からは想像しにくいかもしれませんが、敷地面積は2,800㎡超もあるというエリア内最大級の分譲マンションになります。
世田谷代田駅前は温泉旅館由縁別邸の完成及び駅前広場の整備によって一新しましたし、線路跡地(下北線路街)を経由して下北沢方面への散歩も楽しいエリアになるでしょうね。
近隣は住居系地域が広がるエリアということで買物関係は、業務スーパー徒歩7分、小田急OX徒歩9分、ワイズマート徒歩10分などあまり近くはないですが複数を使い分けられるのは良いですし、環七沿いにはコジマ×ビッグカメラが徒歩5分のところにあります。
通学校は山崎小学校で徒歩6分とわりと近いですし、広大な羽根木公園が徒歩10分となるあたりも魅力になるでしょう。
公式ホームページ

お部屋はブライトコートの90㎡の3LDK、南東角住戸です。いずれの方角も細い道路ながら接道したポジションで、南側はわりと大きな青空駐車場、東側は戸建住宅街になります。
将来南側に何かしらの建物が建つ可能性はけして低くはないでしょうが、常々言っているように厳しい高さ制限(最高高さ10m×第一種高度地区)によって同じような高さの建物ばかりで構成される第一種低層住居専用地域は眺望(視界抜け)が得にくいものですし、厳しい高さ制限により1階住戸でも将来に渡り日照が保たれるのがこういったエリアの魅力であることは言うまでもありません。
間取りは、120㎡超を筆頭に100㎡超も3戸用意された物件内ではそこまで目立つものではないものの、敷地南東部に位置した南東角住戸なりにしっかりとした面積が確保されています。
90㎡という昨今では珍しいほどのゆったりとした面積帯の3LDKということで廊下をかなりゆったりと確保したこととの兼ね合いもあり居室畳数に専有面積ほどのゆとりは感じにくいかもしれません。
ただ、この面積帯として廊下が長過ぎるという印象はないですし、しっかりと廊下を確保したことでベッドルーム3室がいずれもノンリビングインに出来ているあたりはやはり大きな特徴と言えるでしょうね。ひと昔前の角住戸ならば”当たり前”といっていいぐらいの設計でしたが、近年は狭小化により角住戸でも一にも二にも効率性が重視されるケースが多くなっており、角住戸でも全室リビングインになるようなプランも少なくありません。
また、当プランのもう1つの大きな特徴と言えるのが充実した開口部でしょうか。
両面接道の1階住戸ですが、両面に植栽を施し視線に配慮したことで両面にしっかりとした開口部を施しています。壁があるわけではないのでこれでも気になる方はいらっしゃるとは思いますが、もちろんカーテンなどで対応可能ですし、落ち着きある住宅街ポジションであることを考えれば好感の持てるものだと思います。
当物件の1階住戸は2~3階住戸よりもひと回り上の「最大天井高2.67m×サッシ高2.2m(掃き出し窓)」という豊かな三次元空間を実現しており、幅のある開口部や豊かな面積と相まって1階住戸としてはかなり開放感のあるタイプになるでしょう。
キッチンの横にワークブースというちょっとした空間が設けられているのもポイントの1つでしょうか。
坪単価は440万円。当物件は敷地中央にコート(共用テラス空間)を設けたロの字配棟で、胸を張って南向きと言える住戸はけして多くありません。そのため、敷地南端に位置するこのブライトコート(南向き)はこういった1階住戸でもしっかりとしたお値段設定になっており、最上階だと約500万円という水準になります。
同じ代田3丁目の第一種低層住居専用地域では2014年にパークホームズ世田谷代田、2016年にマストレジデンス世田谷代田が分譲されており平均坪単価はいずれも約335万円という水準でしたので平均でもこのお部屋ぐらいの水準になるであろう当物件のお値段設定は少々立派な印象にはなるでしょう。
上述のようにエリア内随一のスケールを有したブランド物件になりますし、違和感を覚えるまではありません。ただ、次の記事で言及するように低層建とは言え敷地の窮屈さ(コートもやや取ってつけた感が…)は否定出来ませんし、デザイン的なところで言うと想定していたよりも”爽やかさやカジュアルさ”が強く、この立地、スケール、そして価格帯からするともっと"重厚さ""高級感"のようなものを強調・演出した方がシックリきたような印象もありますね。
一方で、120㎡(最上階北東角のルーバル付のプラン。ちなみに単価はこのお部屋と同じ)同様にこちらも「プレミアムプラン」という位置づけになっており、廊下や水回り床に600角タイル(一般プランは400角)やタイル貼のバスルーム、さらにLD及び主寝室のダウンライトが標準装備(プレミアムに限らず全プラン)ということで昨今のこの単価帯の物件にしては室内グレードが高めで、専有部と共用部とで若干のギャップのようなものを感じるところもありますね。
そのため、何を重視するかによって評価・印象が異なる物件になるのではないかと思います。