ジェイグラン湘南平塚【光井純デザイン】10階68㎡3,898万円(坪単価190万円)
続けて、ジェイグラン湘南平塚。
設計・施工はこのスケールの板状マンションらしく長谷工で、直床になります。
第4種高度地区(高さ限度31m)で11階建を採用している以上は基本的に直床になりますし、価格帯的にも違和感を覚えることはないでしょう。
一方で、デザイン監修に光井純氏を起用しているというのはちょっとしたサプライズです。
外観デザインは、光井氏による三井物件(パークホームズなど)の雰囲気もなくはないのですが、三井の物件に限らず”近年の長谷工のスケール感のある物件”はデザイナーを問わずこのぐらいの”万人ウケする爽やかな仕上がり”になるものですし、正直なところ「デザイン監修:光井純」と書かれていなければ、気づかないレベル(普通に長谷工がデザインまで担当しているのかなぐらいの感じ)ではあるでしょうね(バルコニーが微妙に波をうつように斜めに設計されているあたりは光井氏らしい点になるのだとは思いますけれども…。)。
通り沿いで目立つ南面にエントランスが設けられているわけですし、スケールを活かしエントランスを2層吹抜にするとか、通りを行きかう人が当物件の共用部の豊かさを感じることが出来るような”魅せる設計”がなされていてもおかしくなかった印象ではあるものの、むろん設計面との兼ね合いはありますし、そもそも敷地自体が東西よりも南北に長い形状をしていることで南面間口を多くの住戸で分け合うナロースパン設計(東西の囲まれ感が強いのでどうしてもそういった事情が生じる)になっているので道路沿いの南面を贅沢に使うのは難しかったところもあるのだとは思いますが…。
一方、総戸数140戸という駅徒歩5分圏内では数少ないスケール感、かつ、コロナ禍ということもあり共用スペースには特徴があります。
エントランスラウンジはソファスペースの他にコワーキングブースや個室ブースも備えておりリモートワークなどにも対応することを意図したものになりますね。
前回のジェイグラン湘南平塚。
公式ホームページ

お部屋は68㎡の3LDK、西向き中住戸です。西向き住戸の中で中ほどに位置したプランで、北西方向の視界抜けは幾らかありますが、正面方向は当物件の駐輪場などを挟み12階建のアドリームが視界を妨げるポジションです。
間取りは70㎡に満たない小ぶりな3LDKで、オーソドックスな田の字ベースのプランになりますので多く述べることはありません。
ただ、玄関及び洋室2を共用廊下から若干でもセットバックしたことで玄関周りのゆとりが多少なりとも生まれていますし、LD側でサッシ2枚半分ある連窓サッシ設計も良いでしょう。
たかがサッシ0.5枚分されど0.5枚分で、採光面での差はけして小さなものではありません。
70㎡には満たないものの、LDは11.7畳ありますし、収納も違和感ないレベルで確保するなどと言ったバランス感も評価出来るでしょう。
洋室3の引き戸はもっときれいに開け放つことができるようになっていると良かったようには思います。
坪単価は190万円。視界抜けには差はなくとも上層階は南西方向からの日照や圧迫感という点で中低層階よりも大分優れています。
そのため、200万円を切る水準は現実的な設定という印象ではあるのですが、それでもウエリスアーデル湘南平塚の低層階(通り沿いなので前建までの離隔は十分)と同じぐらいですし、それ以前のグローリオレジデンス湘南平塚(駅徒歩7分/平均坪単価約200万円)やサンクレイドル湘南平塚Ⅴ(駅徒歩7分/平均坪単価約200万円(見込))などと比べても同じかやや高いぐらいの印象にはなるので、このお値段設定でおよそ半数もある西向き住戸を捌くのはなかなかに大変そうではありますね。
設備仕様面は、スケールがありながらもディスポーザーがないのは残念ですし、トイレ手洗いカウンターはなく浴室照明もダウンライトではなくブラケットタイプになるなど分譲マンションとしては最低限のものという印象になります。
管理費は207円/㎡。ディスポーザーなしの外廊下で総戸数140戸のスケールがあることを考えると高いですね。
駐車場は全52台で身障者用を含む4台のみが平置、残りの48台が機械式になります。
設計・施工はこのスケールの板状マンションらしく長谷工で、直床になります。
第4種高度地区(高さ限度31m)で11階建を採用している以上は基本的に直床になりますし、価格帯的にも違和感を覚えることはないでしょう。
一方で、デザイン監修に光井純氏を起用しているというのはちょっとしたサプライズです。
外観デザインは、光井氏による三井物件(パークホームズなど)の雰囲気もなくはないのですが、三井の物件に限らず”近年の長谷工のスケール感のある物件”はデザイナーを問わずこのぐらいの”万人ウケする爽やかな仕上がり”になるものですし、正直なところ「デザイン監修:光井純」と書かれていなければ、気づかないレベル(普通に長谷工がデザインまで担当しているのかなぐらいの感じ)ではあるでしょうね(バルコニーが微妙に波をうつように斜めに設計されているあたりは光井氏らしい点になるのだとは思いますけれども…。)。
通り沿いで目立つ南面にエントランスが設けられているわけですし、スケールを活かしエントランスを2層吹抜にするとか、通りを行きかう人が当物件の共用部の豊かさを感じることが出来るような”魅せる設計”がなされていてもおかしくなかった印象ではあるものの、むろん設計面との兼ね合いはありますし、そもそも敷地自体が東西よりも南北に長い形状をしていることで南面間口を多くの住戸で分け合うナロースパン設計(東西の囲まれ感が強いのでどうしてもそういった事情が生じる)になっているので道路沿いの南面を贅沢に使うのは難しかったところもあるのだとは思いますが…。
一方、総戸数140戸という駅徒歩5分圏内では数少ないスケール感、かつ、コロナ禍ということもあり共用スペースには特徴があります。
エントランスラウンジはソファスペースの他にコワーキングブースや個室ブースも備えておりリモートワークなどにも対応することを意図したものになりますね。
前回のジェイグラン湘南平塚。
公式ホームページ

お部屋は68㎡の3LDK、西向き中住戸です。西向き住戸の中で中ほどに位置したプランで、北西方向の視界抜けは幾らかありますが、正面方向は当物件の駐輪場などを挟み12階建のアドリームが視界を妨げるポジションです。
間取りは70㎡に満たない小ぶりな3LDKで、オーソドックスな田の字ベースのプランになりますので多く述べることはありません。
ただ、玄関及び洋室2を共用廊下から若干でもセットバックしたことで玄関周りのゆとりが多少なりとも生まれていますし、LD側でサッシ2枚半分ある連窓サッシ設計も良いでしょう。
たかがサッシ0.5枚分されど0.5枚分で、採光面での差はけして小さなものではありません。
70㎡には満たないものの、LDは11.7畳ありますし、収納も違和感ないレベルで確保するなどと言ったバランス感も評価出来るでしょう。
洋室3の引き戸はもっときれいに開け放つことができるようになっていると良かったようには思います。
坪単価は190万円。視界抜けには差はなくとも上層階は南西方向からの日照や圧迫感という点で中低層階よりも大分優れています。
そのため、200万円を切る水準は現実的な設定という印象ではあるのですが、それでもウエリスアーデル湘南平塚の低層階(通り沿いなので前建までの離隔は十分)と同じぐらいですし、それ以前のグローリオレジデンス湘南平塚(駅徒歩7分/平均坪単価約200万円)やサンクレイドル湘南平塚Ⅴ(駅徒歩7分/平均坪単価約200万円(見込))などと比べても同じかやや高いぐらいの印象にはなるので、このお値段設定でおよそ半数もある西向き住戸を捌くのはなかなかに大変そうではありますね。
設備仕様面は、スケールがありながらもディスポーザーがないのは残念ですし、トイレ手洗いカウンターはなく浴室照明もダウンライトではなくブラケットタイプになるなど分譲マンションとしては最低限のものという印象になります。
管理費は207円/㎡。ディスポーザーなしの外廊下で総戸数140戸のスケールがあることを考えると高いですね。
駐車場は全52台で身障者用を含む4台のみが平置、残りの48台が機械式になります。