セルアージュ上麻生アレーヌ【このエリアらしい傾斜地の駅徒歩4分】4階70㎡4,940万円(坪単価232万円)
セルアージュ上麻生アレーヌ。
所在地:神奈川県川崎市麻生区上麻生5-1087-236他(地番)
交通:柿生駅徒歩4分
用途地域:第一種住居地域
階建・総戸数:地上6階地下2階建、42戸
2017年より分譲されていたプレミスト上麻生の西隣(プレミスト上麻生の敷地の西側は都市計画道路(柿生町田線)予定地で、当物件の敷地の東側一部も道路予定地にかかっている)で、その丘上のプレミストから西側に向かう急傾斜の途中に立つという少々クセの強い物件です。
南北に長めの敷地形状で、全戸西向き(プレミストに背を向ける)なのですが、西側は青空駐車場ということで、東側の都市計画道路も含め将来的に周囲の状況が変わる余地の大きな物件ということにもなります。
柿生駅を最寄りとしつつ新百合ヶ丘駅をアピールする物件は少なくないですし、当物件も徒歩22分ながらその傾向がありますが、徒歩15分超になる16分や22分だと差はあまり感じにくいですし(徒歩以外の交通手段を使うことが多いので)、何気に柿生駅徒歩5分圏内の分譲マンションは少ないので、新百合ではなく柿生駅でいいから駅近が良いという方には向いている物件になるでしょう。
買物関係は駅前に相鉄ローゼン(徒歩4分)とマルエツ(徒歩6分)、そして通学校の柿生小学校も徒歩6分と良好な距離感になります。
公式ホームページ

お部屋は70㎡超の3LDK、北西角住戸です。建築基準法上は2階になるお部屋なのですが、グラウンドレベルの低い北側、西側から見ると普通に4階相当になるお部屋で、いずれの方角も視界抜けが出てきます。ただ、西側はそのように青空駐車場なので将来的なリスクがありますし、北西側近いところが小田急の線路となる賑やかなポジションでもありますね。
間取りは板状マンション(角住戸率が低い)の角住戸ということで物件内で大き目のものとなっており、ギリギリでも70㎡に乗せているのは悪くないでしょう。
ただ、そのように視界抜けの得られるポジションの角住戸ながら開口部が地味な印象にはなるでしょうか。西側をLDKで独占させたことでLDKの開口部はそれなりではあるのですが、スパンのわりには大したことないというのが正直な感想になりますし、このスパンの角住戸で行灯部屋(洋室2)が生じているのもどうかと思います。
また、洋室3の北側は共用階段があることで開口部を設けることが出来ていないのですが、東側は共用廊下の先が崖で採光に優れているとは言えませんので崖地とは言え、角住戸ですのでもう少し開口面に特徴のあるプランであって欲しかったですね。
また、注意すべきは収納の少なさでしょうか。
70㎡超でこのレベルの収納となるケースは少なく、わりと食い込んだ柱や居室畳数を捻出することとの兼ね合いでこのようになってしまったのだと思われます。
LDKで見ると16.3畳と違和感のない大きさなのですが、キッチンが5.3畳と非常に大きいのでLD側はけして大きくはなく、また、洗面所が形的にかなり大きなものとなっているあたりもそのあたりに影響を与えたのでしょう。
全体的にもう少し効率性を考慮し、収納にまわす余裕があると良かったでしょうね。
奥行十分で広々としたバルコニーは魅力的ですけれども…。
坪単価は232万円。上層階には250万円超のお部屋もあり、中層階なりの物件内で中ほどの水準になります。お隣のプレミスト上麻生は平均坪単価約240万円でしたのでこんなものかなという気もしますが、プレミストはそのあまりに特長的なデザインと丘上ポジションが魅力的だった(丘上らしい眺望は得られなかったが日照良好な南向き住戸もそこそこにはあった)物件で、当時としても強めに感じるお値段設定でしたので、プレミストほどは特色がなく日照・視界面でもとりわけ魅力があるわけではないことを考えるともうひと頑張り欲しかった印象にはなるでしょうか。
なお、2017年から分譲を開始し未だに分譲中のアデニウム上麻生ザ・レジデンス(駅徒歩7分)は平均では坪単価約200万円という水準にはなっていますが、そういった状況もあり現在は少しお値段を下げているようです。
所在地:神奈川県川崎市麻生区上麻生5-1087-236他(地番)
交通:柿生駅徒歩4分
用途地域:第一種住居地域
階建・総戸数:地上6階地下2階建、42戸
2017年より分譲されていたプレミスト上麻生の西隣(プレミスト上麻生の敷地の西側は都市計画道路(柿生町田線)予定地で、当物件の敷地の東側一部も道路予定地にかかっている)で、その丘上のプレミストから西側に向かう急傾斜の途中に立つという少々クセの強い物件です。
南北に長めの敷地形状で、全戸西向き(プレミストに背を向ける)なのですが、西側は青空駐車場ということで、東側の都市計画道路も含め将来的に周囲の状況が変わる余地の大きな物件ということにもなります。
柿生駅を最寄りとしつつ新百合ヶ丘駅をアピールする物件は少なくないですし、当物件も徒歩22分ながらその傾向がありますが、徒歩15分超になる16分や22分だと差はあまり感じにくいですし(徒歩以外の交通手段を使うことが多いので)、何気に柿生駅徒歩5分圏内の分譲マンションは少ないので、新百合ではなく柿生駅でいいから駅近が良いという方には向いている物件になるでしょう。
買物関係は駅前に相鉄ローゼン(徒歩4分)とマルエツ(徒歩6分)、そして通学校の柿生小学校も徒歩6分と良好な距離感になります。
公式ホームページ

お部屋は70㎡超の3LDK、北西角住戸です。建築基準法上は2階になるお部屋なのですが、グラウンドレベルの低い北側、西側から見ると普通に4階相当になるお部屋で、いずれの方角も視界抜けが出てきます。ただ、西側はそのように青空駐車場なので将来的なリスクがありますし、北西側近いところが小田急の線路となる賑やかなポジションでもありますね。
間取りは板状マンション(角住戸率が低い)の角住戸ということで物件内で大き目のものとなっており、ギリギリでも70㎡に乗せているのは悪くないでしょう。
ただ、そのように視界抜けの得られるポジションの角住戸ながら開口部が地味な印象にはなるでしょうか。西側をLDKで独占させたことでLDKの開口部はそれなりではあるのですが、スパンのわりには大したことないというのが正直な感想になりますし、このスパンの角住戸で行灯部屋(洋室2)が生じているのもどうかと思います。
また、洋室3の北側は共用階段があることで開口部を設けることが出来ていないのですが、東側は共用廊下の先が崖で採光に優れているとは言えませんので崖地とは言え、角住戸ですのでもう少し開口面に特徴のあるプランであって欲しかったですね。
また、注意すべきは収納の少なさでしょうか。
70㎡超でこのレベルの収納となるケースは少なく、わりと食い込んだ柱や居室畳数を捻出することとの兼ね合いでこのようになってしまったのだと思われます。
LDKで見ると16.3畳と違和感のない大きさなのですが、キッチンが5.3畳と非常に大きいのでLD側はけして大きくはなく、また、洗面所が形的にかなり大きなものとなっているあたりもそのあたりに影響を与えたのでしょう。
全体的にもう少し効率性を考慮し、収納にまわす余裕があると良かったでしょうね。
奥行十分で広々としたバルコニーは魅力的ですけれども…。
坪単価は232万円。上層階には250万円超のお部屋もあり、中層階なりの物件内で中ほどの水準になります。お隣のプレミスト上麻生は平均坪単価約240万円でしたのでこんなものかなという気もしますが、プレミストはそのあまりに特長的なデザインと丘上ポジションが魅力的だった(丘上らしい眺望は得られなかったが日照良好な南向き住戸もそこそこにはあった)物件で、当時としても強めに感じるお値段設定でしたので、プレミストほどは特色がなく日照・視界面でもとりわけ魅力があるわけではないことを考えるともうひと頑張り欲しかった印象にはなるでしょうか。
なお、2017年から分譲を開始し未だに分譲中のアデニウム上麻生ザ・レジデンス(駅徒歩7分)は平均では坪単価約200万円という水準にはなっていますが、そういった状況もあり現在は少しお値段を下げているようです。
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