バウス湘南台【完全アウトフレーム×大きなポーチ】6階71㎡5,838万円(坪単価272万円)

バウス湘南台。

所在地:神奈川県藤沢市湘南台4-8-1他(地番)
交通:湘南台駅徒歩4分
用途地域:第二種住居地域
階建・総戸数:10階建、97戸

2019年分譲のクオス湘南台ステーションイーストや先行して分譲中のサンクレイドル湘南台ステーションウィズ同様の駅徒歩4分で、近年の湘南台駅の分譲マンションの中では駅に近いエリアの物件になりますね。

当敷地の西側には超大規模なエスタテラ湘南台(駅徒歩4分)、さらに駅徒歩2分にはシティハウス湘南台ステーションコート(総戸数123戸)などもありますが、当物件も敷地面積3,300㎡超というそこそこのスケール感があり、湘南台駅近エリアでは久々となる大き目の物件という点でも注目出来るでしょう。

後発物件として駅徒歩8分にスケール感のあるブランズシティ湘南台も控えており、湘南台駅は近年稀に見るほどの分譲マンションラッシュの様相になってきているので検討者の目線もより厳しいものになることが予想されますが、”邸園街区”を謳った物件で、そのゆとりの敷地を活かした"緑の存在感"という点でも印象的な物件になります。

なお、買物関係は駅徒歩4分ですので普通に便利なのですが、反面、通学区の六会小学校が徒歩14分と少々距離がありますね。

公式ホームページ
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お部屋はサウスサイトの71㎡の3LDK、南西角住戸です。敷地南西端に位置しており、南側は4階建、西側は道路の向かいに3階建(エスタテラの手前)がありますが、この中層階住戸からであれば南~南西にかけてわりと広域に視界抜けが出てくるという物件内でも良好なポジションになります。

間取りは角住戸としてはやや小ぶりな印象ではあるものの、物件内では最大級のもので、門扉付の大きなポーチを備えているので専有面積以上の使い勝手もあるでしょう。

角住戸ながら廊下を一直線、さらに共用廊下側の柱もきれいにアウトフレーム化されたかなり効率性の高いものですので、有効面積の大きさも特長になってきます。

一方で、効率性に重きを置いた設計のため洋室3室が西面(妻面)に並んだことによりLDの開口部は貧弱なものとなっており、もう少し角住戸らしさを高めて欲しかったという思いはありますね。
洋室3の引き戸を開け放つと大きな連窓サッシのある二面採光空間にはなりますし、効率性を高めたことで収納面の充実を図れているあたりは悪くありませんが…。

坪単価は272万円。同様に200万円代後半になった上層階住戸との単価差は小さめで中層階でも視界抜けが得られることが考慮されたお値段設定です。

物件平均としては、駅徒歩8分のブランズ湘南台(平均坪単価はおよそ240万円台)と比べた場合にはやはり高いのですが、同駅徒歩4分のサンクレイドル湘南台ステーションウィズⅠ(平均坪単価約255万円)とはそれほど差のない水準(気持ちこちらが高いぐらい?)になると思うので違和感はないでしょうね。

第1期1次は22戸と少なめであったように、やはり今時期はライバル物件が多く"違和感のない水準"程度ではさっとは売れてくれないわけですが、この物件は全体的に"効率性"の高いプランが実現しているので単価を多少割り引いて考えるべきだとは思います。

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