GE多摩川フロント【リバーフロント×全戸サイクルポート】32㎡2,840万円(坪単価290万円)
GE多摩川フロント。
所在地:東京都大田区南六郷1-52-7他(地番)
交通:雑色駅徒歩16分、糀谷駅徒歩16分
用途地域:工業地域
階建・総戸数:7階建、27戸
グランイーグルの物件を取り上げるのは当物件の少し北側に位置したグランイーグル多摩川エイト以来で、あれからもう2年以上の月日が経つのですね。
以前から申し上げているようにグランイーグルは大田区の多摩川至近を中心とした狭いエリアで多くの分譲マンションを手掛けてきた実績があるのですが、多摩川エイトの分譲開始以来既に3年近く新規供給が滞っており、マンション価格高騰やコロナ禍の影響などもあってか以前に比べマンションデベロッパーとしての活動が減っているようです。
当物件はかなり駅距離がある中で30㎡台がほとんどとなるこれまで(小ぶりなものが多いが基本的には3LDKファミリータイプを供給)とは少々異なる提案がなされており、かつ、正式なマンション名が「グランイーグル」ではなく「GE」となっているあたりからも事業方針が変わってきていると感じますね。
立地としては徒歩15分超歩いても雑色駅と糀谷駅ということで交通便は褒められたものではありませんが、その名の通り南面が多摩川となるリバーフロントで、近隣にもリバーフロント物件(ほとんどがグランイーグルです)はあれど、ほぼほぼファミリータイプですので、リバーフロントでお探しの単身者にはフィットする物件にはなってくるでしょう。
買物関係はオリンピックが徒歩3分、オーケーストアが徒歩8分、コーナンが徒歩11分など駅距離のわりには良好なところになります。
設計は三互(構造設計はあい設計)、施工はピーエス三菱です。
二重床が採用されてはいますが、スラブ厚は一般的な200mmよりも薄い180mmになりますね。
ほぼ30㎡台(最上階のみ60㎡台あり)の27戸というかなりの小規模物件ですので目立つ共用部はないですし、グランイーグルはいわゆるブランド分譲マンションのようにデザイン面に力を入れることもありませんので、特筆すべき点はありません。
公式ホームページ

お部屋は32㎡の2K、南向き中住戸です。完全な南面リバーフロントポジションで、土手の影響はいくらかありますが、低層階でも2階以上ならば多摩川方向に抜けが得られるポジションになります。
間取りは、築古の中古でないとなかなか見ない「2K」ということで、そこそこのスパンのあるきれいな専有部形状を考えればなぜに「1DK」でないのか不思議ですらあります。柱の食い込みもほとんどないですし、キッチンと居室を一体化させた方が空間的な広がりが得られて良かったでしょうね。
32㎡はエイト同様にサイクルポートを含めての小さなプランになるはずで(サイクルポートを含んでいる点や居室畳数をプランに表示しない姿勢は正直どうかと思います…)、廊下をギリギリまで削減することを意識した結果このような設計(キッチンが廊下を兼ねている)にしたのだと思いますが…。
こういった30㎡そこそこのプランではほとんど見かけない玄関にアルコーブスペースを設けたクランクイン設計は魅力的ではあるのですが、リバーフロントとは言えもう少しゆとりあるプランニングにして欲しかった印象ではありますかね。
まぁ、全戸にこういったサイクルポートが設けられ、移動を自転車中心とする方向けの物件になると思うのでそういった点ではコンパクト中心でも芯が通っているとは思いますけど、サイクルポートを除くとワンルームに毛が生えた程度の居室面積しかないので…。
坪単価は290万円。グランイーグル多摩川エイト同様でやはり「サイクルポート込」というのが気になりますよね。
このような駅距離のあるポジションですのでサイクルポートはかなりの肝にはなるものの、それを除いた専有面積(純粋な室内部分)で計算した場合坪単価は1割程度高くなるはずですからね。
南面リバーフロントが魅力的なのは確かですが、どうしてもこのような駅距離だとリセールの際などには人目にふれることが少なくなりますし、もう少し価格で勝負して欲しかった印象にはなるでしょうね。
ちなみに、60㎡台中心だったグランイーグル多摩川エイトの平均坪単価は約230万円、当物件の最上階60㎡台は297万円という水準になります。
コンパクトなりにファミリータイプよりも高くなるのは当然のことですが、自転車愛用者以外だと如何せん交通便が厳しくターゲットが限られてしまいますので…。
設備仕様面は、小規模コンパクトなのでディスポーザーがないのは当然ですが、食洗機、トイレ手洗いカウンター、床暖房のいずれも備わっておらず分譲マンションとしては最低限のものになります。
大半が30㎡台となったコンパクトマンションなので違和感まではありませんが、単価もそれなりとなる物件ですのでもうちょっと頑張って欲しかったところではありますよね。
管理費は296円/㎡。ディスポーザーなしの外廊下ですが、かなり小ぶりな物件になりますのでこのぐらいの水準になるのは仕方ないところでしょうか。
駐車場は1台のみで平置になります。
所在地:東京都大田区南六郷1-52-7他(地番)
交通:雑色駅徒歩16分、糀谷駅徒歩16分
用途地域:工業地域
階建・総戸数:7階建、27戸
グランイーグルの物件を取り上げるのは当物件の少し北側に位置したグランイーグル多摩川エイト以来で、あれからもう2年以上の月日が経つのですね。
以前から申し上げているようにグランイーグルは大田区の多摩川至近を中心とした狭いエリアで多くの分譲マンションを手掛けてきた実績があるのですが、多摩川エイトの分譲開始以来既に3年近く新規供給が滞っており、マンション価格高騰やコロナ禍の影響などもあってか以前に比べマンションデベロッパーとしての活動が減っているようです。
当物件はかなり駅距離がある中で30㎡台がほとんどとなるこれまで(小ぶりなものが多いが基本的には3LDKファミリータイプを供給)とは少々異なる提案がなされており、かつ、正式なマンション名が「グランイーグル」ではなく「GE」となっているあたりからも事業方針が変わってきていると感じますね。
立地としては徒歩15分超歩いても雑色駅と糀谷駅ということで交通便は褒められたものではありませんが、その名の通り南面が多摩川となるリバーフロントで、近隣にもリバーフロント物件(ほとんどがグランイーグルです)はあれど、ほぼほぼファミリータイプですので、リバーフロントでお探しの単身者にはフィットする物件にはなってくるでしょう。
買物関係はオリンピックが徒歩3分、オーケーストアが徒歩8分、コーナンが徒歩11分など駅距離のわりには良好なところになります。
設計は三互(構造設計はあい設計)、施工はピーエス三菱です。
二重床が採用されてはいますが、スラブ厚は一般的な200mmよりも薄い180mmになりますね。
ほぼ30㎡台(最上階のみ60㎡台あり)の27戸というかなりの小規模物件ですので目立つ共用部はないですし、グランイーグルはいわゆるブランド分譲マンションのようにデザイン面に力を入れることもありませんので、特筆すべき点はありません。
公式ホームページ

お部屋は32㎡の2K、南向き中住戸です。完全な南面リバーフロントポジションで、土手の影響はいくらかありますが、低層階でも2階以上ならば多摩川方向に抜けが得られるポジションになります。
間取りは、築古の中古でないとなかなか見ない「2K」ということで、そこそこのスパンのあるきれいな専有部形状を考えればなぜに「1DK」でないのか不思議ですらあります。柱の食い込みもほとんどないですし、キッチンと居室を一体化させた方が空間的な広がりが得られて良かったでしょうね。
32㎡はエイト同様にサイクルポートを含めての小さなプランになるはずで(サイクルポートを含んでいる点や居室畳数をプランに表示しない姿勢は正直どうかと思います…)、廊下をギリギリまで削減することを意識した結果このような設計(キッチンが廊下を兼ねている)にしたのだと思いますが…。
こういった30㎡そこそこのプランではほとんど見かけない玄関にアルコーブスペースを設けたクランクイン設計は魅力的ではあるのですが、リバーフロントとは言えもう少しゆとりあるプランニングにして欲しかった印象ではありますかね。
まぁ、全戸にこういったサイクルポートが設けられ、移動を自転車中心とする方向けの物件になると思うのでそういった点ではコンパクト中心でも芯が通っているとは思いますけど、サイクルポートを除くとワンルームに毛が生えた程度の居室面積しかないので…。
坪単価は290万円。グランイーグル多摩川エイト同様でやはり「サイクルポート込」というのが気になりますよね。
このような駅距離のあるポジションですのでサイクルポートはかなりの肝にはなるものの、それを除いた専有面積(純粋な室内部分)で計算した場合坪単価は1割程度高くなるはずですからね。
南面リバーフロントが魅力的なのは確かですが、どうしてもこのような駅距離だとリセールの際などには人目にふれることが少なくなりますし、もう少し価格で勝負して欲しかった印象にはなるでしょうね。
ちなみに、60㎡台中心だったグランイーグル多摩川エイトの平均坪単価は約230万円、当物件の最上階60㎡台は297万円という水準になります。
コンパクトなりにファミリータイプよりも高くなるのは当然のことですが、自転車愛用者以外だと如何せん交通便が厳しくターゲットが限られてしまいますので…。
設備仕様面は、小規模コンパクトなのでディスポーザーがないのは当然ですが、食洗機、トイレ手洗いカウンター、床暖房のいずれも備わっておらず分譲マンションとしては最低限のものになります。
大半が30㎡台となったコンパクトマンションなので違和感まではありませんが、単価もそれなりとなる物件ですのでもうちょっと頑張って欲しかったところではありますよね。
管理費は296円/㎡。ディスポーザーなしの外廊下ですが、かなり小ぶりな物件になりますのでこのぐらいの水準になるのは仕方ないところでしょうか。
駐車場は1台のみで平置になります。