プレシス豊田ソルティエ【敷地面積と低容積率によるゆとりあるランドプラン】2階68㎡3,490万円(坪単価170万円)
続けて、プレシス豊田ソルティエ。
設計・施工は長谷工で直床です。プレシスで長谷工が起用されるケースは稀なのですが、初の長谷工施工となったプレシス幕張本郷を皮切りにプレシス柏の葉キャンパス、そしてここと長谷工の直床が増えてきました。
幕張本郷と柏の葉は長谷工設計・施工にお誂え向きのスケール感のあるものでしたが、ここは一般的なスケールの物件であり、今後はさらにプレシス×長谷工が増えそうな気がしますね。
なお、前回の記事でもちらっと書きましたが、ここは容積率200%指定のエリアで、工業地域ゆえに特段の高さ制限もありませんので、かなりゆとりあるランドプランが実現出来た物件になります。
敷地面積1,900㎡超に対し、建築面積は800㎡に満たず、空地率は約59%と高い水準です。空地の多くは道路に面した敷地北側半分の駐車場スペース(全28台で身障者用を含む15台が平置)にはなるのですが、その傍らに奥行あるエントランスアプローチを施す余裕もありますね。
敷地南端に1階住戸の大き目のテラスに加え隣地との間にしっかりとした緑地帯を設けることが出来ているのもポイントでしょう(専用庭を設けていないのはちょっと勿体ない印象ではありますが…)。
外観はとりわけ目立つ部分はありませんが、ガラス手摺を中心とした手堅いもので、北側道路沿いからよくみえてしまう共用廊下側(北側)のデザインにも気を使っていると感じます。
前回のプレシス豊田ソルティエ。
公式ホームページ

お部屋は68㎡の3LDK、南向き中住戸です。南西角の隣となるポジションで、南向き中住戸の中で敷地西寄りのものになります。前回の記事で書いたように敷地西寄りの南向き住戸は東寄りのものに加え前建との距離が近いのですが、上述のように敷地南端には緑地帯がありますし、前建も3階建なので日照に関しては何ら問題ありません。
間取りは当物件の大半を占める68㎡の3LDK(全ての中住戸だけでなく南西角も同面積)で、”駅前物件とは異なるひと回り上のゆとり”を目指したものになります。
実際、狭小3LDKで有名なプレシスシリーズではしっかり目の3LDKではあるのですが、面積帯のわりにややスパンが短めであるがゆえに奥行(玄関からバルコニーまでの距離)が出てしまっており、廊下(LDの入口部分の実質的な廊下部分も含む)が田の字プランのわりに長めなのは気になるところでしょうか。共用廊下側の柱も普通に食い込んだ設計ですしね。
LD隣の洋室がウォールドアタイプになっており、2LDKとしても使える柔軟性を備えているのは良い点です。ただ、どうせならば連窓サッシも採用して欲しかったですね。
坪単価は170万円。上層階は約200万円という水準で先ほどのプランとは一転して上下の単価差がしっかりしています。そのように前建との離隔が考慮されているのはもちろんなのですが、それにしても大きな印象があり、大半が68㎡となることもあって価格差を設ける(下限を低くする)ことを心掛けた結果、このようなお値段設定になったのでしょう。
2012年分譲のファミリー物件プレシス豊田は駅徒歩7分で平均坪単価約140万円というものでしたのでかなりの値上がり感があり、優に10分を超えてしまう駅距離を考えればこういった低層階だけでなく全体的にもう少し抑えて欲しかった印象ではありますけれども…。
設備仕様面は、ディスポーザーやトイレ手洗いカウンターはありませんが、食洗機は付いています。ちなみに、床暖房はこのシリーズに多い電気式かと思いましたが、ガス温水式ですね。
管理費は183円/㎡。ディスポーザーなしの外廊下ですが、スケールのある物件ではありませんのでこの水準は良い方でしょう。
駐車場は全28台で身障者用を含む15台が平置、残りの13台が機械式になります。
設計・施工は長谷工で直床です。プレシスで長谷工が起用されるケースは稀なのですが、初の長谷工施工となったプレシス幕張本郷を皮切りにプレシス柏の葉キャンパス、そしてここと長谷工の直床が増えてきました。
幕張本郷と柏の葉は長谷工設計・施工にお誂え向きのスケール感のあるものでしたが、ここは一般的なスケールの物件であり、今後はさらにプレシス×長谷工が増えそうな気がしますね。
なお、前回の記事でもちらっと書きましたが、ここは容積率200%指定のエリアで、工業地域ゆえに特段の高さ制限もありませんので、かなりゆとりあるランドプランが実現出来た物件になります。
敷地面積1,900㎡超に対し、建築面積は800㎡に満たず、空地率は約59%と高い水準です。空地の多くは道路に面した敷地北側半分の駐車場スペース(全28台で身障者用を含む15台が平置)にはなるのですが、その傍らに奥行あるエントランスアプローチを施す余裕もありますね。
敷地南端に1階住戸の大き目のテラスに加え隣地との間にしっかりとした緑地帯を設けることが出来ているのもポイントでしょう(専用庭を設けていないのはちょっと勿体ない印象ではありますが…)。
外観はとりわけ目立つ部分はありませんが、ガラス手摺を中心とした手堅いもので、北側道路沿いからよくみえてしまう共用廊下側(北側)のデザインにも気を使っていると感じます。
前回のプレシス豊田ソルティエ。
公式ホームページ

お部屋は68㎡の3LDK、南向き中住戸です。南西角の隣となるポジションで、南向き中住戸の中で敷地西寄りのものになります。前回の記事で書いたように敷地西寄りの南向き住戸は東寄りのものに加え前建との距離が近いのですが、上述のように敷地南端には緑地帯がありますし、前建も3階建なので日照に関しては何ら問題ありません。
間取りは当物件の大半を占める68㎡の3LDK(全ての中住戸だけでなく南西角も同面積)で、”駅前物件とは異なるひと回り上のゆとり”を目指したものになります。
実際、狭小3LDKで有名なプレシスシリーズではしっかり目の3LDKではあるのですが、面積帯のわりにややスパンが短めであるがゆえに奥行(玄関からバルコニーまでの距離)が出てしまっており、廊下(LDの入口部分の実質的な廊下部分も含む)が田の字プランのわりに長めなのは気になるところでしょうか。共用廊下側の柱も普通に食い込んだ設計ですしね。
LD隣の洋室がウォールドアタイプになっており、2LDKとしても使える柔軟性を備えているのは良い点です。ただ、どうせならば連窓サッシも採用して欲しかったですね。
坪単価は170万円。上層階は約200万円という水準で先ほどのプランとは一転して上下の単価差がしっかりしています。そのように前建との離隔が考慮されているのはもちろんなのですが、それにしても大きな印象があり、大半が68㎡となることもあって価格差を設ける(下限を低くする)ことを心掛けた結果、このようなお値段設定になったのでしょう。
2012年分譲のファミリー物件プレシス豊田は駅徒歩7分で平均坪単価約140万円というものでしたのでかなりの値上がり感があり、優に10分を超えてしまう駅距離を考えればこういった低層階だけでなく全体的にもう少し抑えて欲しかった印象ではありますけれども…。
設備仕様面は、ディスポーザーやトイレ手洗いカウンターはありませんが、食洗機は付いています。ちなみに、床暖房はこのシリーズに多い電気式かと思いましたが、ガス温水式ですね。
管理費は183円/㎡。ディスポーザーなしの外廊下ですが、スケールのある物件ではありませんのでこの水準は良い方でしょう。
駐車場は全28台で身障者用を含む15台が平置、残りの13台が機械式になります。
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