プレミスト浦和仲町【瀟洒なエントランスを実現するゆとりのランドプラン】7階67㎡6,360万円(坪単価314万円)
続けて、プレミスト浦和仲町。
設計は安宅設計、施工は飛島建設です。
1フロア4戸の総戸数52戸というごくごく一般的なスケールの物件にはなるのですが、敷地面積約950㎡に対し、空地率約61%という高い水準を確保出来た物件で、ランドプランの豊かさはかなりのものですね。
容積率400%エリアですので容積率200%エリアで高さ(12階建)を出せていたパークホームズ浦和常盤十丁目のような異端さまではないものの、こちらのランドプランもなかなか素敵です。
敷地形状はかなり歪ではあるものの、それを上手に活かした計画と感じる物件で、特に敷地南東部のエントランス周りの設えが良いですね。
シンボルツリーの桜が出迎えてくれるエントランス周りはゆとりを感じますし、エントランスから敷地南側の緑を望むビューラウンジに至るまでの一連のエントランス空間はデザイン的にも魅力のあるものです。
ビューラウンジがかなり小ぶりなあたりに物足りなさを感じはするものの、外観は外観でバルコニー周りの縦横をホワイトラインで強調したスタイリッシュなものになっており、全体を通して価格帯なりのデザインレベルの高さが窺える物件でしょう。
前回のプレミスト浦和仲町。
公式ホームページ

お部屋は67㎡の3LDK、南東向き中住戸です。南東面は接道してはいないものの、前建は2階建ですし、前回の記事で書いたように広域に渡り高いものでも4階建程度の建物が連なっているエリアになるので、この中層階からでも申し分のない視界抜けが得られます。
間取りは近年ではごくごく一般的な大きさのファミリータイプで、居室配置もいわゆる田の字ではあるものの、少々クセがありますね。
バルコニー側の柱すら食い込んでいますし、LDの開口部を斜めに設計しているのはどういう意図があってのものなのでしょうか。
歪な敷地ではありますが、バルコニーラインの凹凸は外観デザイン上のもののはずで、上述のようなゆとりあるランドプランからしても南東面は普通のフラット設計であっても何らおかしくなかったはずです。
洋室2側ですら柱が若干食い込んでいますし、普通にバルコニー側の柱はアウトフレーム化して欲しかったところですね。開口部を斜めにしたことで開口部の幅自体は確保出来ており、それが目的なのかもしれませんが、この感じだとLDの柱がかえって強調されてしまっている感すらありますよね。
ウォールドアを開け放っても連窓サッシの大きな方立てがかなり邪魔ですし(柱の食い込みに伴う下り天井(梁)の影響でしょう)、共用廊下側の柱も普通に食い込んでいますので全体的にもう少し「普通で良かったのになぁ…」という感覚になりますかね。
坪単価は314万円。先ほどの上層階角住戸とは差がしっかりとある物件内で平均的な水準のお部屋になります。
ガーデンハウス浦和仲町が平均坪単価約310万円、シティハウス浦和岸町が平均坪単価約305万円という水準ですので、この物件の方が気持ち高めではあるようですが、この南東面の条件(しかも全戸南東向き)はやはり浦和駅徒10分圏内では珍しいものですので微妙な間取り面を加味しても違和感はないでしょう。
設備仕様面は、総戸数50戸程度の規模でディスポーザーが付いているのは良いですし(最近の住友不動産は総戸数50戸前後の物件でもディスポーザーを採用する傾向にありますが、三井のパークホームズなどもしかりで一般的にこの規模だとない方が多いです)、食洗機、フィオレストーンのキッチン天板、トイレ手洗いカウンターなども備わっています。浴室照明がダウンライトではなくブラケットなのはちょっと残念な点ですかね。
管理費は237円/㎡。外廊下ですが、ディスポーザー付での水準なので、小ぶりなスケールを考えれば悪くないでしょう。
駐車場は全18台で身障者用のみが平置、残りの17台が敷地北側坂下通り沿いの機械式になります。
設計は安宅設計、施工は飛島建設です。
1フロア4戸の総戸数52戸というごくごく一般的なスケールの物件にはなるのですが、敷地面積約950㎡に対し、空地率約61%という高い水準を確保出来た物件で、ランドプランの豊かさはかなりのものですね。
容積率400%エリアですので容積率200%エリアで高さ(12階建)を出せていたパークホームズ浦和常盤十丁目のような異端さまではないものの、こちらのランドプランもなかなか素敵です。
敷地形状はかなり歪ではあるものの、それを上手に活かした計画と感じる物件で、特に敷地南東部のエントランス周りの設えが良いですね。
シンボルツリーの桜が出迎えてくれるエントランス周りはゆとりを感じますし、エントランスから敷地南側の緑を望むビューラウンジに至るまでの一連のエントランス空間はデザイン的にも魅力のあるものです。
ビューラウンジがかなり小ぶりなあたりに物足りなさを感じはするものの、外観は外観でバルコニー周りの縦横をホワイトラインで強調したスタイリッシュなものになっており、全体を通して価格帯なりのデザインレベルの高さが窺える物件でしょう。
前回のプレミスト浦和仲町。
公式ホームページ

お部屋は67㎡の3LDK、南東向き中住戸です。南東面は接道してはいないものの、前建は2階建ですし、前回の記事で書いたように広域に渡り高いものでも4階建程度の建物が連なっているエリアになるので、この中層階からでも申し分のない視界抜けが得られます。
間取りは近年ではごくごく一般的な大きさのファミリータイプで、居室配置もいわゆる田の字ではあるものの、少々クセがありますね。
バルコニー側の柱すら食い込んでいますし、LDの開口部を斜めに設計しているのはどういう意図があってのものなのでしょうか。
歪な敷地ではありますが、バルコニーラインの凹凸は外観デザイン上のもののはずで、上述のようなゆとりあるランドプランからしても南東面は普通のフラット設計であっても何らおかしくなかったはずです。
洋室2側ですら柱が若干食い込んでいますし、普通にバルコニー側の柱はアウトフレーム化して欲しかったところですね。開口部を斜めにしたことで開口部の幅自体は確保出来ており、それが目的なのかもしれませんが、この感じだとLDの柱がかえって強調されてしまっている感すらありますよね。
ウォールドアを開け放っても連窓サッシの大きな方立てがかなり邪魔ですし(柱の食い込みに伴う下り天井(梁)の影響でしょう)、共用廊下側の柱も普通に食い込んでいますので全体的にもう少し「普通で良かったのになぁ…」という感覚になりますかね。
坪単価は314万円。先ほどの上層階角住戸とは差がしっかりとある物件内で平均的な水準のお部屋になります。
ガーデンハウス浦和仲町が平均坪単価約310万円、シティハウス浦和岸町が平均坪単価約305万円という水準ですので、この物件の方が気持ち高めではあるようですが、この南東面の条件(しかも全戸南東向き)はやはり浦和駅徒10分圏内では珍しいものですので微妙な間取り面を加味しても違和感はないでしょう。
設備仕様面は、総戸数50戸程度の規模でディスポーザーが付いているのは良いですし(最近の住友不動産は総戸数50戸前後の物件でもディスポーザーを採用する傾向にありますが、三井のパークホームズなどもしかりで一般的にこの規模だとない方が多いです)、食洗機、フィオレストーンのキッチン天板、トイレ手洗いカウンターなども備わっています。浴室照明がダウンライトではなくブラケットなのはちょっと残念な点ですかね。
管理費は237円/㎡。外廊下ですが、ディスポーザー付での水準なので、小ぶりなスケールを考えれば悪くないでしょう。
駐車場は全18台で身障者用のみが平置、残りの17台が敷地北側坂下通り沿いの機械式になります。
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