マキシヴ常盤台DUE【久々のときわ台】57㎡4,990万円(坪単価287万円)

マキシブ常盤台DUE。

所在地:東京都板橋区前野町1-16-9
交通:ときわ台駅徒歩10分、板橋本町駅徒歩15分
用途地域:準工業地域
階建・総戸数:5階建、38戸

ときわ台駅が徒歩10分ということで交通便は高いとまでは言えませんが、北口から北北東に向かって直線上のアプローチになる物件で、その途中に常盤台公園やタニタふれあい広場などのあるアプローチは悪くないでしょう。

駅とは反対方向にはなりますが、近いところにライフ(ホームページでは徒歩5分とありますが、そんなに距離あります???)がありますし、通学区の富士見台小学校が徒歩2分の至近にあるなどどちらかと言うとファミリー向けの立地(※)という印象ですね。
※当物件は大半が20㎡台のワンルームです。

設計はアトリエティープラス、施工は合田工務店で、今年5月に竣工済の完成売りになります。

20㎡台のワンルームが中心となった物件で、外観に関しては”よくあるちょっとスタイリッシュなマンション”という感じなのですが、エントランス内部はかなり特色のあるものです。

黒を基調とし、間接照明による光のラインを斜めに入れることで、ガラスを通し外目からも印象に残るデザインとしています。

公式ホームページ
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お部屋は57㎡の3LDK、南西角住戸です。南側細い道路の向かいにはタニタのビル(4階建だが、当物件の5階相当程度の高さがある)があるので、視界は妨げられます。ただ、南西~西にかけては高い建物でも3階程度になっているので、日照だけでなく視界抜けも出てくるポジションですね。

間取りは57㎡での3LDKですので、プレシスシリーズ顔負けの超狭小3LDKになります。

壁式構造が採用された物件ですので柱による面積消費や歪な居室形状の影響がないのは良い材料ですが、それでもLDKは10.5畳ということでかなり小さいです。

ベッドルーム2はわりと大きく引き戸が開くようになっていますが、一方で3.7畳と小さいベッドルーム3の引き戸の開きは中途半端で、こちらのベッドルーム3がLDKと一体利用しやすい設計になっている方が良かった印象ではありますかね。

面積帯なりに収納も少なめです。

坪単価は287万円。近年のときわ台駅界隈はいわゆるファミリータイプの分譲マンション(ワンルーム投資マンションばかり。ここもワンルーム中心ですし、条例上、そのような物件の中にもこういった大きさのものはあったりもするのですが…)の供給が滞っており、直近は2016年のクラッシィアルテときわ台(駅徒歩6分/平均坪単価約270万円)あたりになるでしょうか。
※隣の中板橋駅や上板橋駅も同様に少なく、2019年のレジデンシャル上板橋パークゲート(平均坪単価約290万円)があるぐらい

近隣にあるブリリアときわ台ソライエレジデンス(駅徒歩10分/平均坪単価約215万円)の2013年頃と比べると大分高くはなっていますが、ブランド感に欠けるワンルームマンション内のファミリータイプということで単価はこのご時世なりに現実的な方ではあると思います(以下のようにファミリータイプとしては設備面がシンプルでそのあたりも考慮されてのものです)。

設備仕様面は、小規模ですのでディスポーザーがないのは当然ですが、トイレ手洗いカウンターどころか床暖房がないのも残念ですね。食洗機(50㎡台以上)は付いています。

管理費は192円/㎡。ディスポーザーはありませんが、小規模にしてはリーズナブルな水準です。ちなみに、共用廊下は中廊下設計になります。

駐車場は全3台で平置です。

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