センチュリー南浦和ブライトコート【住居系地域の三方角地の全戸南向き】2階65㎡4,398万円(坪単価222万円)
続けて、センチュリー南浦和ブライトコート(南浦和キララプロジェクト)。
設計は湊綜合建築設計、施工は菊池建設で、センチュリー武蔵浦和エアリーコート(ラブスマプロジェクト)と同じです。
東西に長い敷地形状(あちらは南西に傾いてはいました)も同じですし、道路沿いから良く見えるバルコニー周り(南面)の造り込みに共通点がありますね。
バルコニー手摺はガラスをメインとしつつもフロアによってコンクリ(タイル貼)のところも設けることで、表情豊かですし、コーナー部のFIXガラスも良いアクセントになっています。
南東頂点部に設けらえたエントランスホールはガラス面豊かな開放感のあるスペースで、そのあたりもラブスマプロジェクトとの共通点の1つになるでしょう。
前回の記事で書いたように、南面道路の向かいにタクシー会社とヤマト運輸の配送センターがあり、住居系地域にしてはやや殺風景な印象ではあるものの、住居系地域の南面ワイドな三方角地という点はシンプルに珍しく、ランドプランなどからは総戸数59戸という数字から受ける以上のスケールを感じることが出来ます。
前回のセンチュリー南浦和ブライトコート(南浦和キララプロジェクト)。
公式ホームページ

お部屋は65㎡の3LDK、南向き中住戸です。敷地東寄りの中住戸で、正面方向には関越東芝電材の建物があるので視界抜けは得られませんが、2階相当のものですし、道路と駐車場を挟んでいるので圧迫感はなく日照に関しても申し分ありません。
間取りは60㎡台中盤の3LDKということで、当物件の3LDKの中では小さなものになります(2LDKならば50㎡台もあります)。
東西に長いランドプランではあるものの、全戸南向きで4階以下は奥行(玄関からバルコニーまでの距離)も普通にありますので廊下が長いですね。
LD内の事実上の廊下スペースも含めるとかなり廊下による面積消費が大きくなっており、65㎡でのこの設計は微妙でしょう。
LDは12畳表記ですが、一般的な10畳ちょっとと大差ない大きさしかありません(洋室3と一体利用することを考えればまた印象も変わってはきますが…)。
スパンのわりに開口部幅が短いのも気になりますし、全戸南向きの板状マンションで大半が中住戸になる物件であることを考えると先ほどのような角住戸に限らず中住戸においてももう少し”キララ”とさせて欲しかったところですね…。
坪単価は222万円。ルピアコート南浦和(駅徒歩7分、平均坪単価260万円弱ぐらい)は上階と下階及び角住戸と中住戸の単価差が小さな設定だったため、こういった低層階同士を比べた場合には明確にこちらの方が弱くなっており、グロスも先ほどのような専有面積の大きなプランとは大きく異なります。
ただ、その前2018年のリリーゼ南浦和イースト・ウエスト(駅徒歩7分/平均坪単価約245万円)、ザ・パークハウス南浦和フロント(駅徒歩2分/平均坪単価約255万円)などと比べると駅距離のわりに大分しっかりとしたお値段という印象にはなりますし、そのように物件の多くを占める中住戸だからこそもう少しプラン面で頑張った上でこのぐらいの単価であって欲しかったという思いはありますね(効率性をもっと高めるとか開口部幅をもっと確保するとか)。
ちなみに、近年の南浦和駅界隈では他にルピアシェリール南浦和、リビオレゾン南浦和も分譲されており坪単価はかなり高いのですが、これらはいずれも30㎡台中心のコンパクトレジデンスゆえに単価が高めに出ており当物件を評価するにあたっては参考外になります。
設備仕様面は、この規模ですのでディスポーザーはありませんが、食洗機、フィオレストーンのキッチン天板、浴室のフラットラインLED照明などが備わっています。トイレ手洗いカウンターはありませんが、価格帯からすれば上々でしょう。
管理費は144円/㎡。ディスポーザーなしの外廊下ですが、けしてスケールのある物件ではありませんのでこの水準はリーズナブルですね。
駐車場は全26台で、身障者用を含む8台が平置、残りの18台が機械式になります。
設計は湊綜合建築設計、施工は菊池建設で、センチュリー武蔵浦和エアリーコート(ラブスマプロジェクト)と同じです。
東西に長い敷地形状(あちらは南西に傾いてはいました)も同じですし、道路沿いから良く見えるバルコニー周り(南面)の造り込みに共通点がありますね。
バルコニー手摺はガラスをメインとしつつもフロアによってコンクリ(タイル貼)のところも設けることで、表情豊かですし、コーナー部のFIXガラスも良いアクセントになっています。
南東頂点部に設けらえたエントランスホールはガラス面豊かな開放感のあるスペースで、そのあたりもラブスマプロジェクトとの共通点の1つになるでしょう。
前回の記事で書いたように、南面道路の向かいにタクシー会社とヤマト運輸の配送センターがあり、住居系地域にしてはやや殺風景な印象ではあるものの、住居系地域の南面ワイドな三方角地という点はシンプルに珍しく、ランドプランなどからは総戸数59戸という数字から受ける以上のスケールを感じることが出来ます。
前回のセンチュリー南浦和ブライトコート(南浦和キララプロジェクト)。
公式ホームページ

お部屋は65㎡の3LDK、南向き中住戸です。敷地東寄りの中住戸で、正面方向には関越東芝電材の建物があるので視界抜けは得られませんが、2階相当のものですし、道路と駐車場を挟んでいるので圧迫感はなく日照に関しても申し分ありません。
間取りは60㎡台中盤の3LDKということで、当物件の3LDKの中では小さなものになります(2LDKならば50㎡台もあります)。
東西に長いランドプランではあるものの、全戸南向きで4階以下は奥行(玄関からバルコニーまでの距離)も普通にありますので廊下が長いですね。
LD内の事実上の廊下スペースも含めるとかなり廊下による面積消費が大きくなっており、65㎡でのこの設計は微妙でしょう。
LDは12畳表記ですが、一般的な10畳ちょっとと大差ない大きさしかありません(洋室3と一体利用することを考えればまた印象も変わってはきますが…)。
スパンのわりに開口部幅が短いのも気になりますし、全戸南向きの板状マンションで大半が中住戸になる物件であることを考えると先ほどのような角住戸に限らず中住戸においてももう少し”キララ”とさせて欲しかったところですね…。
坪単価は222万円。ルピアコート南浦和(駅徒歩7分、平均坪単価260万円弱ぐらい)は上階と下階及び角住戸と中住戸の単価差が小さな設定だったため、こういった低層階同士を比べた場合には明確にこちらの方が弱くなっており、グロスも先ほどのような専有面積の大きなプランとは大きく異なります。
ただ、その前2018年のリリーゼ南浦和イースト・ウエスト(駅徒歩7分/平均坪単価約245万円)、ザ・パークハウス南浦和フロント(駅徒歩2分/平均坪単価約255万円)などと比べると駅距離のわりに大分しっかりとしたお値段という印象にはなりますし、そのように物件の多くを占める中住戸だからこそもう少しプラン面で頑張った上でこのぐらいの単価であって欲しかったという思いはありますね(効率性をもっと高めるとか開口部幅をもっと確保するとか)。
ちなみに、近年の南浦和駅界隈では他にルピアシェリール南浦和、リビオレゾン南浦和も分譲されており坪単価はかなり高いのですが、これらはいずれも30㎡台中心のコンパクトレジデンスゆえに単価が高めに出ており当物件を評価するにあたっては参考外になります。
設備仕様面は、この規模ですのでディスポーザーはありませんが、食洗機、フィオレストーンのキッチン天板、浴室のフラットラインLED照明などが備わっています。トイレ手洗いカウンターはありませんが、価格帯からすれば上々でしょう。
管理費は144円/㎡。ディスポーザーなしの外廊下ですが、けしてスケールのある物件ではありませんのでこの水準はリーズナブルですね。
駐車場は全26台で、身障者用を含む8台が平置、残りの18台が機械式になります。
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