ヴェレーナグラン赤羽北ザ・マークス【多少価格が上がったけどやっぱりスペシャル】11階81㎡8,098万円(坪単価332万円)
ヴェレーナグラン赤羽北ザ・マークス。
所在地:東京都北区赤羽北2-1550-2(地番)
交通:北赤羽駅徒歩3分、赤羽岩淵駅徒歩14分、赤羽駅徒歩20分、志村坂上駅徒歩25分
用途地域:工業地域
階建・総戸数:12階建、96戸
昨年末の分譲開始後早期に完売したヴェレーナグラン赤羽北フロントの隣になります。フロントの際に申し上げたようにこちら(どちらもの敷地も以前は住宅展示場跡地)も分譲マンションになるのは既定路線ではあったものの、思っていた以上に動きが早かったですね。。
フロントは当時の記事で「普通なところがほとんどない究極の差別化物件」とコメントしたように、専有部・共用部共にとても個性的でしたし、価格帯に負けない高級感の高さという点でも非常に興味深い物件でしたが、こちらはフロントの兄弟物件(別の言い方をすると二番煎じ)という位置づけで「同じ路線、かつ、価格も上がっている」という点で言うと残念な気持ちがないと言えば嘘になります。
(フロントはただの「ザ」がつかないただのフロントだったのに対し、とりわけ路線変更のないこちらが「ザ」・マークスなのがとても気持ち悪いのですがなぜ???(笑))
ただ、その特徴豊かなデザインの2物件が環八沿いに並ぶことでトータルでの存在感が増すのは間違いないですし、環八やJRの高架からも一際目立つものになるのは必至です。マンションに詳しくない通りがかりの方にも「あのマンション素敵だね~、なんか凄いね~」という感じで知らず知らずのうちに認知されるようになるので「2つになることによるスケール感(存在感)」、「賑やかな立地(※)に誕生することを逆手にとったメリット」も少なからず感じられる物件になります。
※フロントの記事で言及しているのでこちらでは簡単に述べますが、環八沿いでJR(新幹線含む)の高架も近い賑やかさに事欠かないポジションになります。
なお、買物関係は、ライフが徒歩2分ですし、自転車などを利用すれば赤羽駅周辺も利用しやすい距離感ですので悪くないでしょう(高低差があることに注意)。
通学校は袋小学校で徒歩7分の距離感になります。
公式ホームページ

お部屋は80㎡超の3LDK、南東角住戸です。東側は10階建のディアハイム赤羽南館がありますが、道路を挟んでいますしこちら寄りには1階建の共用部分があることから10階建の部分までは大分離隔が図れています。南側環八の向かいは3階建程度の低層建物が中心で、日照だけでなく視界的にも良好なポジションになりますね(その分JRの高架の影響も大きくはなります)。
間取りはヴェレーナシリーズではよく見かけるダイレクトなコーナーサッシが最大の特徴となるプランで、最上階や3階(階高が高い)にある「スキップフロア」、「でっかいルーバル」、「超巨大床下収納」プランなどのようなこの物件でしか味わえないような異端さはありません(フロントでそういったプランを取り上げていたためあえて避けただけでこちらにも同様のコンセプトのものが用意されています)。
とは言え、このレベルの開口部設計はそうは見られませんし、角住戸ながら玄関位置が良好なので居室独立性を確保しつつも洋室2室がノンリビングインに出来ているあたりも魅力的ですね。残りの洋室1室は引き戸がきれいに開け放てるリビングイン設計でそのあたりのバランス感も良いと思います。
キッチンにも窓、洋室1には北側にもしっかりとした開口部(+バルコニー)があるなどどのような物件でも実現可能なものではあるのですが、こういった配慮が出来る(頑張れる)物件が限られているのが現実ですからね。
坪単価は332万円。フロントの南東角(当初は東側に位置するこちらの物件が確定していたわけではないので、多少の不確実性があった)の上層階は320万円ほどの水準でしたので多少上がってはいるのですが、こちらの南東角の方が開口部(ダイレクトサッシ)の魅力がさらに増していますし、視界的にもさらに良好なぐらいのポジションになりますので事実上の値上がり感はほぼないように思います。
最上階(12階)南東角の「天井高3m×どでかいルーバルプラン」の坪単価は392万円(100㎡超のためグロスも11,898万円と強烈)となっており、最高でも360万円台だったフロントに比べると多少高くなった感はあるものの、いくら個性的で唯一無二(”2つ”はありますね。笑)とは言え青天井的な価格設定が通用するようなエリアではないためかそこまでの差は感じません。
第一期は半分弱の47戸を供給するようで、この内容(個性)でこのぐらいの水準であればニーズはまだあるはずです。これまでの北赤羽駅では考えにくいお値段設定であるのは間違いないのですが、特徴(個性)を重ねることでこういったお値段設定でも人気を集めることが出来るということを証明した物件とも言えると思います。
とは言え、当物件も含め全てのパフォーマンスを高めることはやはり簡単ではないですし(当物件で言うとディスポーザーなしとか外廊下が残念に感じる点でしょうか)、そもそも100点満点どころか80点以上の物件を実現するのもなかなか難しいものなのですが、個人的なマンション選びの経験から言っても"2つの大きな要素"で差別化を行うことで検討者の「気持ちを掴みやすい、価格の割高感を払拭しやすい」ように思います。
当物件の2つの要素は、「個性的な間取り」と「個性的で高級感のある外観・共用デザイン」で、やはり専有部と共用部どちらにおいても特色を出せているのは大きな点でしょうね。
所在地:東京都北区赤羽北2-1550-2(地番)
交通:北赤羽駅徒歩3分、赤羽岩淵駅徒歩14分、赤羽駅徒歩20分、志村坂上駅徒歩25分
用途地域:工業地域
階建・総戸数:12階建、96戸
昨年末の分譲開始後早期に完売したヴェレーナグラン赤羽北フロントの隣になります。フロントの際に申し上げたようにこちら(どちらもの敷地も以前は住宅展示場跡地)も分譲マンションになるのは既定路線ではあったものの、思っていた以上に動きが早かったですね。。
フロントは当時の記事で「普通なところがほとんどない究極の差別化物件」とコメントしたように、専有部・共用部共にとても個性的でしたし、価格帯に負けない高級感の高さという点でも非常に興味深い物件でしたが、こちらはフロントの兄弟物件(別の言い方をすると二番煎じ)という位置づけで「同じ路線、かつ、価格も上がっている」という点で言うと残念な気持ちがないと言えば嘘になります。
(フロントはただの「ザ」がつかないただのフロントだったのに対し、とりわけ路線変更のないこちらが「ザ」・マークスなのがとても気持ち悪いのですがなぜ???(笑))
ただ、その特徴豊かなデザインの2物件が環八沿いに並ぶことでトータルでの存在感が増すのは間違いないですし、環八やJRの高架からも一際目立つものになるのは必至です。マンションに詳しくない通りがかりの方にも「あのマンション素敵だね~、なんか凄いね~」という感じで知らず知らずのうちに認知されるようになるので「2つになることによるスケール感(存在感)」、「賑やかな立地(※)に誕生することを逆手にとったメリット」も少なからず感じられる物件になります。
※フロントの記事で言及しているのでこちらでは簡単に述べますが、環八沿いでJR(新幹線含む)の高架も近い賑やかさに事欠かないポジションになります。
なお、買物関係は、ライフが徒歩2分ですし、自転車などを利用すれば赤羽駅周辺も利用しやすい距離感ですので悪くないでしょう(高低差があることに注意)。
通学校は袋小学校で徒歩7分の距離感になります。
公式ホームページ

お部屋は80㎡超の3LDK、南東角住戸です。東側は10階建のディアハイム赤羽南館がありますが、道路を挟んでいますしこちら寄りには1階建の共用部分があることから10階建の部分までは大分離隔が図れています。南側環八の向かいは3階建程度の低層建物が中心で、日照だけでなく視界的にも良好なポジションになりますね(その分JRの高架の影響も大きくはなります)。
間取りはヴェレーナシリーズではよく見かけるダイレクトなコーナーサッシが最大の特徴となるプランで、最上階や3階(階高が高い)にある「スキップフロア」、「でっかいルーバル」、「超巨大床下収納」プランなどのようなこの物件でしか味わえないような異端さはありません(フロントでそういったプランを取り上げていたためあえて避けただけでこちらにも同様のコンセプトのものが用意されています)。
とは言え、このレベルの開口部設計はそうは見られませんし、角住戸ながら玄関位置が良好なので居室独立性を確保しつつも洋室2室がノンリビングインに出来ているあたりも魅力的ですね。残りの洋室1室は引き戸がきれいに開け放てるリビングイン設計でそのあたりのバランス感も良いと思います。
キッチンにも窓、洋室1には北側にもしっかりとした開口部(+バルコニー)があるなどどのような物件でも実現可能なものではあるのですが、こういった配慮が出来る(頑張れる)物件が限られているのが現実ですからね。
坪単価は332万円。フロントの南東角(当初は東側に位置するこちらの物件が確定していたわけではないので、多少の不確実性があった)の上層階は320万円ほどの水準でしたので多少上がってはいるのですが、こちらの南東角の方が開口部(ダイレクトサッシ)の魅力がさらに増していますし、視界的にもさらに良好なぐらいのポジションになりますので事実上の値上がり感はほぼないように思います。
最上階(12階)南東角の「天井高3m×どでかいルーバルプラン」の坪単価は392万円(100㎡超のためグロスも11,898万円と強烈)となっており、最高でも360万円台だったフロントに比べると多少高くなった感はあるものの、いくら個性的で唯一無二(”2つ”はありますね。笑)とは言え青天井的な価格設定が通用するようなエリアではないためかそこまでの差は感じません。
第一期は半分弱の47戸を供給するようで、この内容(個性)でこのぐらいの水準であればニーズはまだあるはずです。これまでの北赤羽駅では考えにくいお値段設定であるのは間違いないのですが、特徴(個性)を重ねることでこういったお値段設定でも人気を集めることが出来るということを証明した物件とも言えると思います。
とは言え、当物件も含め全てのパフォーマンスを高めることはやはり簡単ではないですし(当物件で言うとディスポーザーなしとか外廊下が残念に感じる点でしょうか)、そもそも100点満点どころか80点以上の物件を実現するのもなかなか難しいものなのですが、個人的なマンション選びの経験から言っても"2つの大きな要素"で差別化を行うことで検討者の「気持ちを掴みやすい、価格の割高感を払拭しやすい」ように思います。
当物件の2つの要素は、「個性的な間取り」と「個性的で高級感のある外観・共用デザイン」で、やはり専有部と共用部どちらにおいても特色を出せているのは大きな点でしょうね。
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