ブランズシティ湘南台【やや駅距離はあるがエリアでは貴重なスケール】80㎡6,258万円(坪単価257万円)
ブランズシティ湘南台。
所在地:神奈川県藤沢市円行藤沢都市計画事業北部第二(三地区)土地区画整理事業地内D20街区1画地
交通:湘南台駅徒歩8分
用途地域:第一種住居地域、第二種住居地域
階建・総戸数:地上11階地下1階建、180戸
2019年のブランズシティ横濱上大岡、ブランズシティあざみ野、そして今年のブランズシティ本郷台と、近年は神奈川エリアでのブランズシティの供給が目立っていますね。このエリアは大規模物件が少なく、ブランズシティなりのスケール感も大きなポイントになるでしょう。
約275.2haにも及ぶ北部第二(三地区)の土地区画整理事業地内に誕生する物件で、以前はケーヨーデイツーなどがあったところになります。
三地区の中では駅寄り(南東)ではあるものの、引地川を越える駅徒歩8分ということで、クオス湘南台(ザ・レジデンス及びステーションイースト)、サンクレイドル湘南台ステーションウィズⅠ・Ⅱ、バウス湘南台と駅徒歩4分(全部が駅徒歩4分て珍しいよね…)の供給が立て続けに行われている中ではやや遠い印象になりますし、拡幅計画もあり交通量がそれなりの高倉遠藤線沿いというのもデメリットにはなるでしょうか。
ただ、同駅徒歩8分(引地川は越えない)のブランズ湘南台の記事で言及したように引地川の西側(当物件からだと北方向)には下土棚遊水地上部利用計画(河川の水害対策となる遊水地の上部を活用し、緑地はもちろんのこと、様々なスポーツ種目での利用やビオトープ、学習施設、高齢者世代の利用施設なども想定されている)が進行中で、そのような点も魅力の1つになるポジションです。
また、スケール面でのインパクトも小さくありません。東急不、相鉄不、日鉄興和不3社によるJVプロジェクトで、エリア内では数少ない総戸数100戸超のスケールを有した物件になります。直近ではバウス湘南台も総戸数97戸というそこそこのスケールを武器に共用面を充実させていましたが、こちらの180戸は湘南台駅界隈ではエスタテラ湘南台(総戸数619戸)に次ぐスケールを有した物件ということにもなりますね。
買物関係は、至近のコンビニとユーコープ(徒歩5分)を除き基本的には駅前になるのでとりわけ魅力的とは言えませんが、駅徒歩8分なりに悪くはないでしょう。
なお、湘南台駅前の物件も大差ないものの、通学区の六会小学校がかなり距離があるのがこのエリアの難点の1つですね。当物件からは徒歩19分なのでとっても遠いです。
公式ホームページ

お部屋は80㎡超の4LDK、南東角住戸です。東方向は月極駐車場となった第三者所有地がありますが、道路拡幅により半分ぐらいは収用されるでしょうし、残り部分だけだと将来的にも大した建物にはならなそうです。
また、南方向高倉遠藤線の向かいは高いものでも3階建程度になっているのでこの上層階住戸からは眺望も存分に楽しめますね。
間取りは物件内で最も大きなもので、3LDKではなく4LDKとは言え近年のトレンドからすればしっかりとした面積帯と言えるでしょう。
東面(妻面)に4室並べたタイプでLDは一面採光(角位置にない)、さらに地味な南面開口部も残念ではあるものの、洋室2のウォールドアを開け放つと開口部豊かな2面採光になりますので3LDKとして使うことを想定すればかなり印象の違うものになるでしょうね。
80㎡超の角住戸としては廊下が短い方なので、効率性は上々ですし、玄関の下足スペースが奥行あるしっかりとした大きさのものになっているあたりにも好感の持てるプランになります。
収納は若干少なめ、また、浴室が1620ではなく1418なのはやや気になる点でしょうか。
坪単価は257万円。平均では230万円ほどとなる物件で、最も条件が良いと言っても過言ではない上層階南東角住戸ということを考えると単価が伸びていない印象です。
ただ、そこはやはり駅徒歩4分物件の存在が影響しているのでしょう(250万円超、ましてこのお部屋のような立派なグロスともなると駅徒歩4分物件の大半のお部屋が検討出来る)。前出のクオス湘南台の2物件は2018~2019年分譲ということもあってか平均は240~250万円といったところでしたが、サンクレイドルやバウスはちょうどこのお部屋ぐらいの平均単価であり、面積差も考慮するとこういったお部屋との価格面での被りは非常に大きくなってしまいますからね。
所在地:神奈川県藤沢市円行藤沢都市計画事業北部第二(三地区)土地区画整理事業地内D20街区1画地
交通:湘南台駅徒歩8分
用途地域:第一種住居地域、第二種住居地域
階建・総戸数:地上11階地下1階建、180戸
2019年のブランズシティ横濱上大岡、ブランズシティあざみ野、そして今年のブランズシティ本郷台と、近年は神奈川エリアでのブランズシティの供給が目立っていますね。このエリアは大規模物件が少なく、ブランズシティなりのスケール感も大きなポイントになるでしょう。
約275.2haにも及ぶ北部第二(三地区)の土地区画整理事業地内に誕生する物件で、以前はケーヨーデイツーなどがあったところになります。
三地区の中では駅寄り(南東)ではあるものの、引地川を越える駅徒歩8分ということで、クオス湘南台(ザ・レジデンス及びステーションイースト)、サンクレイドル湘南台ステーションウィズⅠ・Ⅱ、バウス湘南台と駅徒歩4分(全部が駅徒歩4分て珍しいよね…)の供給が立て続けに行われている中ではやや遠い印象になりますし、拡幅計画もあり交通量がそれなりの高倉遠藤線沿いというのもデメリットにはなるでしょうか。
ただ、同駅徒歩8分(引地川は越えない)のブランズ湘南台の記事で言及したように引地川の西側(当物件からだと北方向)には下土棚遊水地上部利用計画(河川の水害対策となる遊水地の上部を活用し、緑地はもちろんのこと、様々なスポーツ種目での利用やビオトープ、学習施設、高齢者世代の利用施設なども想定されている)が進行中で、そのような点も魅力の1つになるポジションです。
また、スケール面でのインパクトも小さくありません。東急不、相鉄不、日鉄興和不3社によるJVプロジェクトで、エリア内では数少ない総戸数100戸超のスケールを有した物件になります。直近ではバウス湘南台も総戸数97戸というそこそこのスケールを武器に共用面を充実させていましたが、こちらの180戸は湘南台駅界隈ではエスタテラ湘南台(総戸数619戸)に次ぐスケールを有した物件ということにもなりますね。
買物関係は、至近のコンビニとユーコープ(徒歩5分)を除き基本的には駅前になるのでとりわけ魅力的とは言えませんが、駅徒歩8分なりに悪くはないでしょう。
なお、湘南台駅前の物件も大差ないものの、通学区の六会小学校がかなり距離があるのがこのエリアの難点の1つですね。当物件からは徒歩19分なのでとっても遠いです。
公式ホームページ

お部屋は80㎡超の4LDK、南東角住戸です。東方向は月極駐車場となった第三者所有地がありますが、道路拡幅により半分ぐらいは収用されるでしょうし、残り部分だけだと将来的にも大した建物にはならなそうです。
また、南方向高倉遠藤線の向かいは高いものでも3階建程度になっているのでこの上層階住戸からは眺望も存分に楽しめますね。
間取りは物件内で最も大きなもので、3LDKではなく4LDKとは言え近年のトレンドからすればしっかりとした面積帯と言えるでしょう。
東面(妻面)に4室並べたタイプでLDは一面採光(角位置にない)、さらに地味な南面開口部も残念ではあるものの、洋室2のウォールドアを開け放つと開口部豊かな2面採光になりますので3LDKとして使うことを想定すればかなり印象の違うものになるでしょうね。
80㎡超の角住戸としては廊下が短い方なので、効率性は上々ですし、玄関の下足スペースが奥行あるしっかりとした大きさのものになっているあたりにも好感の持てるプランになります。
収納は若干少なめ、また、浴室が1620ではなく1418なのはやや気になる点でしょうか。
坪単価は257万円。平均では230万円ほどとなる物件で、最も条件が良いと言っても過言ではない上層階南東角住戸ということを考えると単価が伸びていない印象です。
ただ、そこはやはり駅徒歩4分物件の存在が影響しているのでしょう(250万円超、ましてこのお部屋のような立派なグロスともなると駅徒歩4分物件の大半のお部屋が検討出来る)。前出のクオス湘南台の2物件は2018~2019年分譲ということもあってか平均は240~250万円といったところでしたが、サンクレイドルやバウスはちょうどこのお部屋ぐらいの平均単価であり、面積差も考慮するとこういったお部屋との価格面での被りは非常に大きくなってしまいますからね。
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