ブランズシティ湘南台【貴重なスケール×低容積率による敷地のゆとり】3階69㎡4,718万円(坪単価225万円)
続けて、ブランズシティ湘南台。
設計はDAN総合設計、施工は大末建設で直床になります。
当物件の最大のポイントは、エリア内では貴重なスケール感が生み出すゆとりでしょうか。
敷地面積約6,500㎡はもの凄く大きいとまでは言えないのですが、前回の記事で書いたようにこのエリアの分譲マンションではエスタテラに次ぐスケールを可能にするだけの敷地面積があり、容積率が低めの200%ながら11階建(そこそこの高さ)となっていることによる空地の豊かさはかなりのものと言えるでしょう。
建築面積が2,100㎡弱と小さく出来ているため空地率は約68%という非常に高い水準になっており、駐車場全127台を平置としつつもそこそこの大きさのガーデンを実現出来るだけの余裕があります。
前回の記事で書いたように、エリア内ではやや駅距離がある方にはなりますが、徒歩10分圏内ですし設置率約70%の平置駐車場があることとのバランス感の良さは大きな魅力でしょう。
ガーデンは11階建の住棟の北側(背後)になるので日照が遮られる部分は大きいですし、ガーデンを敷地内側(高倉遠藤線沿いなど接道した部分ではないと言う意味)に設けたことも影響し、エントランスアプローチなどのゆとりが感じづらくなっているのは玉に瑕です(道路拡幅前ならばゆとりはありますが空白地帯ですので味気ないものです)。
ただ一方で、ガーデンは2階部分(建築基準法上の1階。高倉遠藤線沿いのエントランスより1つ上の階で敷地内の高低差を活かした設計)にあり、周囲の土地(北東~東方向の引地川沿い)よりも一段高いところにあることによる開放感もありますし、ガーデンに面した位置にファミリーラウンジ、キッズルーム、パーティールームなどの共用施設(総戸数180戸というスケール以上の充実したもの)を配置出来ているのでそういった面での心地良さもあるでしょう。
また、エントランスはエントランスで地下1階(建築基準法上。実際は敷地南東部遠藤高倉線沿いのグラウンドレベル)から地上1階にまたがる「2層吹抜×スキップフロア設計」を採用し、こちらも総戸数180戸という数字以上と言える優雅な空間が生まれているあたりもとても上手ですね。
木調をベースとし緑もあしらったグランドステップ(階段上の空間)、同様の木調デザインでコーナー部をR状とした風除室などデザイン面での拘りも感じることが出来ます。
グランドステップの下部などにはかなりの席数のあるワークスペースも用意するなど”今時期のスケール感のある物件”なりの共用面の充実も当物件の大きなポイントと言えるでしょうね。
これまで述べているようにこのエリアにはスケールのある物件が限られているのでこういった点は余計に目立ちます。
前回のブランズシティ湘南台。
公式ホームページ

お部屋は69㎡の3LDK、南向き中住戸です。高倉遠藤線上に屏風のように東西に長々と広がる南向きの棟の西寄りの部分に位置したプランで、高倉遠藤線の向かいはときわぎ保育園の建物と園庭という感じになるでしょう。
保育園の建物は3階相当ですので視界が抜けるまでには至りませんが、通り沿いゆえに離隔は十分で圧迫感皆無な日照豊かなポジションです。
間取りは惜しくも70㎡に満たないという点で中途半端さを感じはするものの、共用廊下側の柱までしっかりとアウトフレーム化された”きれいな田の字”設計で、居室形状も良好ですので一般的な70㎡超の使い勝手が期待出来るでしょう。
ウォールドアが採用されている反面、連窓サッシが採用されていないのは少々残念ではあるのですが、価格帯からすると大きな違和感はないでしょう。
些細な点ではありますが、柱の断面が正方形ではなく長方形になっていることで室内側からの視線を邪魔しにくいものとなっているあたりも好感が持てますね。
坪単価は225万円。同階西向き中住戸はギリギリながら200万円を切るぐらいのものもあり、西向きと南向きの単価差としてはかなり大きなケースになりますね。
当物件は南向きと西向きのL字配棟ですので、西向きは物件内では条件的に劣る向きにはなってしまうのですが、けして悪いポジションではないですし、それなりの戸数を捌く必要のあるスケール感のある物件なりの”パンダ感”も多少ありますね。
効率性も高いですし、共用施設や敷地の豊かさ(ランドプラン、平置駐車場)に魅力を感じた方にとっては魅力的な水準と言えるのではないでしょうか。
設備仕様面は、スケールを活かしディスポーザーはありますが、水回りの天然石天板仕様やトイレ手洗いカウンターはありません。
ただ、食洗機に加えスロップシンクも付いているので価格帯からすれば上々でしょう。
管理費は147円/㎡。外廊下ですが、ディスポーザー付での水準ですのでかなりリーズナブルですね。そのように駐車場全127台を平置と出来ており、維持費がほとんどかからないことが功を奏しているのでしょう。
上述のように共用施設も充実してのものですし、大きな敷地と低容積率が実現するゆとりあるランドプランの産物ですね。
設計はDAN総合設計、施工は大末建設で直床になります。
当物件の最大のポイントは、エリア内では貴重なスケール感が生み出すゆとりでしょうか。
敷地面積約6,500㎡はもの凄く大きいとまでは言えないのですが、前回の記事で書いたようにこのエリアの分譲マンションではエスタテラに次ぐスケールを可能にするだけの敷地面積があり、容積率が低めの200%ながら11階建(そこそこの高さ)となっていることによる空地の豊かさはかなりのものと言えるでしょう。
建築面積が2,100㎡弱と小さく出来ているため空地率は約68%という非常に高い水準になっており、駐車場全127台を平置としつつもそこそこの大きさのガーデンを実現出来るだけの余裕があります。
前回の記事で書いたように、エリア内ではやや駅距離がある方にはなりますが、徒歩10分圏内ですし設置率約70%の平置駐車場があることとのバランス感の良さは大きな魅力でしょう。
ガーデンは11階建の住棟の北側(背後)になるので日照が遮られる部分は大きいですし、ガーデンを敷地内側(高倉遠藤線沿いなど接道した部分ではないと言う意味)に設けたことも影響し、エントランスアプローチなどのゆとりが感じづらくなっているのは玉に瑕です(道路拡幅前ならばゆとりはありますが空白地帯ですので味気ないものです)。
ただ一方で、ガーデンは2階部分(建築基準法上の1階。高倉遠藤線沿いのエントランスより1つ上の階で敷地内の高低差を活かした設計)にあり、周囲の土地(北東~東方向の引地川沿い)よりも一段高いところにあることによる開放感もありますし、ガーデンに面した位置にファミリーラウンジ、キッズルーム、パーティールームなどの共用施設(総戸数180戸というスケール以上の充実したもの)を配置出来ているのでそういった面での心地良さもあるでしょう。
また、エントランスはエントランスで地下1階(建築基準法上。実際は敷地南東部遠藤高倉線沿いのグラウンドレベル)から地上1階にまたがる「2層吹抜×スキップフロア設計」を採用し、こちらも総戸数180戸という数字以上と言える優雅な空間が生まれているあたりもとても上手ですね。
木調をベースとし緑もあしらったグランドステップ(階段上の空間)、同様の木調デザインでコーナー部をR状とした風除室などデザイン面での拘りも感じることが出来ます。
グランドステップの下部などにはかなりの席数のあるワークスペースも用意するなど”今時期のスケール感のある物件”なりの共用面の充実も当物件の大きなポイントと言えるでしょうね。
これまで述べているようにこのエリアにはスケールのある物件が限られているのでこういった点は余計に目立ちます。
前回のブランズシティ湘南台。
公式ホームページ

お部屋は69㎡の3LDK、南向き中住戸です。高倉遠藤線上に屏風のように東西に長々と広がる南向きの棟の西寄りの部分に位置したプランで、高倉遠藤線の向かいはときわぎ保育園の建物と園庭という感じになるでしょう。
保育園の建物は3階相当ですので視界が抜けるまでには至りませんが、通り沿いゆえに離隔は十分で圧迫感皆無な日照豊かなポジションです。
間取りは惜しくも70㎡に満たないという点で中途半端さを感じはするものの、共用廊下側の柱までしっかりとアウトフレーム化された”きれいな田の字”設計で、居室形状も良好ですので一般的な70㎡超の使い勝手が期待出来るでしょう。
ウォールドアが採用されている反面、連窓サッシが採用されていないのは少々残念ではあるのですが、価格帯からすると大きな違和感はないでしょう。
些細な点ではありますが、柱の断面が正方形ではなく長方形になっていることで室内側からの視線を邪魔しにくいものとなっているあたりも好感が持てますね。
坪単価は225万円。同階西向き中住戸はギリギリながら200万円を切るぐらいのものもあり、西向きと南向きの単価差としてはかなり大きなケースになりますね。
当物件は南向きと西向きのL字配棟ですので、西向きは物件内では条件的に劣る向きにはなってしまうのですが、けして悪いポジションではないですし、それなりの戸数を捌く必要のあるスケール感のある物件なりの”パンダ感”も多少ありますね。
効率性も高いですし、共用施設や敷地の豊かさ(ランドプラン、平置駐車場)に魅力を感じた方にとっては魅力的な水準と言えるのではないでしょうか。
設備仕様面は、スケールを活かしディスポーザーはありますが、水回りの天然石天板仕様やトイレ手洗いカウンターはありません。
ただ、食洗機に加えスロップシンクも付いているので価格帯からすれば上々でしょう。
管理費は147円/㎡。外廊下ですが、ディスポーザー付での水準ですのでかなりリーズナブルですね。そのように駐車場全127台を平置と出来ており、維持費がほとんどかからないことが功を奏しているのでしょう。
上述のように共用施設も充実してのものですし、大きな敷地と低容積率が実現するゆとりあるランドプランの産物ですね。
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