プレミスト調布クロス【共用部・デザイン共に特徴あり】2階43㎡4,490万円(坪単価342万円)
続けて、プレミスト調布クロス。
設計・施工は菊池建設です。
20~50㎡台の総戸数65戸という小ぶりな物件にはなるのですが、敷地面積は1,500㎡超とそこそこありますし、スケールのわりに共用面での特色が豊かな物件ですね。
最大の特徴は、二面が植栽を望む大きなガラスで構成されたコネクトラウンジでしょうか。10席ほどのしっかりとしたスペースになっており、”時代”を反映させたものです。
エントランスを道路からセットバックすることでエントランス前にしっかりとしたスペースを確保し、エントランス周りからもゆとりを感じることが出来ますし、エントランスの北側に植栽とこのコネクトラウンジのガラス面が見えることで外観的にも良い影響を与えてくれることでしょう。
外観は南東コーナー部分の外壁に大判のアルミカットパネルを採用しているのがとても印象的で、価格帯なりの高級感に加えセンスの良さも窺えるものです。
また、ランドプランも興味深いですね。
甲州街道沿いも接道した敷地形状はかなり歪ではあるのですが、”歪であることが良い方に出ている”と感じるランドプランになっています。
甲州街道沿いが接道していることでそちら側に無理なく駐車場を配置し、残りの東西に長い長方形に近い敷地の主要部分に建物を設けることが出来ているのです。
コンパクト中心のプラン構成、かつ、各戸のスパンをしっかりと確保することを念頭に置いた結果、北側(北向き)にもわりと多くの住戸がありますが(南向き中住戸をいわゆる田の字のような南北に長めの3LDKとしていたならば北向きまで設ける必要はなかったはず)、南向き住戸が最も多いですし、四方に住戸を設けたことでフロア中央部を内廊下設計としているあたりも特徴になってくるでしょう。
内廊下はコンパクトプラン中心の物件にありがちなアルコーブなどの窪んだスペースが一切ないフラット設計でプライバシー面への配慮が皆無ですし、扉を開けると通行人の邪魔をしてしまうレベルの幅しかないのも残念ですけど…。
エリア的に内廊下を採用した物件は少ないですし、共用面も充実しているので、20~40㎡台の物件内でもコンパクト目のお部屋にとっては特に差別化要素に事欠かない物件と言えそうですね。
前回のプレミスト調布クロス。
公式ホームページ

お部屋は43㎡の1LDK、北西角住戸です。敷地北西寄り、北側に当物件の機械式駐車場があるポジションです。甲州街道の喧騒の影響を受けるポジションですし、西側は5階建のドーム絆(学生宿舎。手前にその青空駐車場)がありますが、建物自体が敷地境界ギリギリに立てられるわけではなく手前に若干の緑化スペースもありますのでコンパクトプランとしてはけして悪いポジションではないように思います。
ただ、間取りはこちらも少々難しさがありますかね。
柱の食い込み(北側の柱と柱を結ぶライン上にはいわゆるギロチン下り天井もある)はやはり気になりますし、こちらも面積帯のわりに廊下がしっかりとしており(LDの入口付近の事実上の廊下スペースも含む)効率的とは言えません。
43㎡は近年の1LDKとしてはかなり大きな方になるのでとりわけ手狭に感じるようなスペースはないのですが(というか43㎡は近年の1LDKとしてはかなりゆとりがある)、面積が大きい分4,000万円台中盤という1LDKとしてはかなり嵩んだグロスも気になります。
なお、キッチンの「ニモナル」カウンターはやはり魅力的でしょう。
坪単価は342万円。この条件のファミリータイプではまず難しい単価設定で、コンパクトなりのしっかりとした単価と言えるでしょう。
コンパクトならば日照の至らなさや甲州街道の影響もそこまでは気にはならないのですが(資産価値的な意味合い。実需ならばお住まいになる方の好み次第なのは言うまでもない)、やはり1LDKとしては面積が大きく(しかも効率的とは言えない)、グロスが立派なことを考えると単価はもっと抑えて欲しかったところですね。
以下のようにランニングも嵩んだ物件ですし…。
設備仕様面は、コンパクト中心の物件ですのでディスポーザーはありません。
ただ、床暖房はもちろんのこと、食洗機、トイレ手洗いカウンターは備わっているので(一部プラン除く)悪くはないでしょう。住戸玄関には電気錠も標準で搭載されています。
管理費は384円/㎡。ディスポーザーはありませんが、スケールに欠ける上、内廊下設計となっているなりに高いですね…。コネクトラウンジなどにはそれほどランニングコストはかからないでしょうしもう少しリーズナブルな水準に出来ていると良かったでしょうね。
駐車場は全10台で身障者用を除いた9台が機械式になります。
設計・施工は菊池建設です。
20~50㎡台の総戸数65戸という小ぶりな物件にはなるのですが、敷地面積は1,500㎡超とそこそこありますし、スケールのわりに共用面での特色が豊かな物件ですね。
最大の特徴は、二面が植栽を望む大きなガラスで構成されたコネクトラウンジでしょうか。10席ほどのしっかりとしたスペースになっており、”時代”を反映させたものです。
エントランスを道路からセットバックすることでエントランス前にしっかりとしたスペースを確保し、エントランス周りからもゆとりを感じることが出来ますし、エントランスの北側に植栽とこのコネクトラウンジのガラス面が見えることで外観的にも良い影響を与えてくれることでしょう。
外観は南東コーナー部分の外壁に大判のアルミカットパネルを採用しているのがとても印象的で、価格帯なりの高級感に加えセンスの良さも窺えるものです。
また、ランドプランも興味深いですね。
甲州街道沿いも接道した敷地形状はかなり歪ではあるのですが、”歪であることが良い方に出ている”と感じるランドプランになっています。
甲州街道沿いが接道していることでそちら側に無理なく駐車場を配置し、残りの東西に長い長方形に近い敷地の主要部分に建物を設けることが出来ているのです。
コンパクト中心のプラン構成、かつ、各戸のスパンをしっかりと確保することを念頭に置いた結果、北側(北向き)にもわりと多くの住戸がありますが(南向き中住戸をいわゆる田の字のような南北に長めの3LDKとしていたならば北向きまで設ける必要はなかったはず)、南向き住戸が最も多いですし、四方に住戸を設けたことでフロア中央部を内廊下設計としているあたりも特徴になってくるでしょう。
内廊下はコンパクトプラン中心の物件にありがちなアルコーブなどの窪んだスペースが一切ないフラット設計でプライバシー面への配慮が皆無ですし、扉を開けると通行人の邪魔をしてしまうレベルの幅しかないのも残念ですけど…。
エリア的に内廊下を採用した物件は少ないですし、共用面も充実しているので、20~40㎡台の物件内でもコンパクト目のお部屋にとっては特に差別化要素に事欠かない物件と言えそうですね。
前回のプレミスト調布クロス。
公式ホームページ

お部屋は43㎡の1LDK、北西角住戸です。敷地北西寄り、北側に当物件の機械式駐車場があるポジションです。甲州街道の喧騒の影響を受けるポジションですし、西側は5階建のドーム絆(学生宿舎。手前にその青空駐車場)がありますが、建物自体が敷地境界ギリギリに立てられるわけではなく手前に若干の緑化スペースもありますのでコンパクトプランとしてはけして悪いポジションではないように思います。
ただ、間取りはこちらも少々難しさがありますかね。
柱の食い込み(北側の柱と柱を結ぶライン上にはいわゆるギロチン下り天井もある)はやはり気になりますし、こちらも面積帯のわりに廊下がしっかりとしており(LDの入口付近の事実上の廊下スペースも含む)効率的とは言えません。
43㎡は近年の1LDKとしてはかなり大きな方になるのでとりわけ手狭に感じるようなスペースはないのですが(というか43㎡は近年の1LDKとしてはかなりゆとりがある)、面積が大きい分4,000万円台中盤という1LDKとしてはかなり嵩んだグロスも気になります。
なお、キッチンの「ニモナル」カウンターはやはり魅力的でしょう。
坪単価は342万円。この条件のファミリータイプではまず難しい単価設定で、コンパクトなりのしっかりとした単価と言えるでしょう。
コンパクトならば日照の至らなさや甲州街道の影響もそこまでは気にはならないのですが(資産価値的な意味合い。実需ならばお住まいになる方の好み次第なのは言うまでもない)、やはり1LDKとしては面積が大きく(しかも効率的とは言えない)、グロスが立派なことを考えると単価はもっと抑えて欲しかったところですね。
以下のようにランニングも嵩んだ物件ですし…。
設備仕様面は、コンパクト中心の物件ですのでディスポーザーはありません。
ただ、床暖房はもちろんのこと、食洗機、トイレ手洗いカウンターは備わっているので(一部プラン除く)悪くはないでしょう。住戸玄関には電気錠も標準で搭載されています。
管理費は384円/㎡。ディスポーザーはありませんが、スケールに欠ける上、内廊下設計となっているなりに高いですね…。コネクトラウンジなどにはそれほどランニングコストはかからないでしょうしもう少しリーズナブルな水準に出来ていると良かったでしょうね。
駐車場は全10台で身障者用を除いた9台が機械式になります。