ヴェレーナブリエ横浜生麦【第一京浜沿いの駅徒歩3分】2階44㎡3,698万円(坪単価280万円)

ヴェレーナブリエ横浜生麦。

所在地:神奈川県横浜市鶴見区生麦3-414-1他(地番)
交通:生麦駅徒歩3分、新子安駅徒歩21分、京急鶴見駅徒歩21分、鶴見駅徒歩23分
用途地域:商業地域
階建・総戸数:11階建、54戸

「ヴェレーナブリエ」の第三弾で、ヴェレーナブリエ神奈川新町ヴェレーナブリエ東神奈川同様に京急が最寄駅となるポジションです。

上述のようにJRはかなり距離がありますし、生麦駅は各駅停車駅、かつ、駅前が賑わっているとは言えないため地味な印象を覚える方は少なくないでしょう。

ただ、駅徒歩3分ならば急行等への乗り換えを考慮しても交通便は良い方と言えますし、第一京浜沿いとなったポジションも30~50㎡台で構成されたコンパクト目の「ヴェレーナブリエ」ならばフィットしている印象ですね。

コンパクトプランが主なのであまり関係ないかもしれませんが、買物関係は2つのまいばすが徒歩3分、マルエツが徒歩8分ということでまずまずです。

公式ホームページ
SnapCrab_NoName_2021-10-7_12-40-55_No-00.png
お部屋は44㎡の2LDK、主開口部は北東ですが、南東と南西にも開口部のある三方角住戸になります。南東側は当物件の機械式駐車場を挟んで第一京浜(都市計画道路による拡幅が予定されており、当物件の敷地の一部が収用される可能性があります)になる賑やかなポジションです。
また、南西側は当物件と同じぐらいの高さのあるマンションがありますが、北東側隣接地は長いこと更地となっているため、とりあえずの視界抜けは得られますね。

間取りは40㎡台中盤の小ぶりな2LDKになります。
当物件は最も40㎡台が多くなっており、その基本プランはいずれも2LDKになりますので、全体的に部屋数のわりに面積を絞った物件と言えるでしょう(50㎡台の2LDKも1プランあります)。

一見して廊下は長くないものの、LDKの入口付近には動線部(廊下的な部分)が少々大き目になっていますし、南東面の柱の食い込みも考慮するとこの面積の2LDKならばさらに効率性に気を使って欲しかった印象になるでしょうか。

LDKの10.3畳など居室畳数表記上は面積帯のわりにゆとりが感じられるぐらいなのですが、収納は少なめですし浴室も1216と小さいですね。

コーナー部を雁行設計にしたことで全ての居室を二面採光にするなど”明るい設計”になっているのはやはり魅力的な反面、この面積帯の2LDKであることを考えるとLDに洋室1をつなげて1LDK的に使える柔軟性を備えていないのはちょっと残念ですね(そのコーナー部が雁行設計になったことによる居室配置が影響しています)。

坪単価は280万円。近隣は、近年においてもいわゆるワンルーム投資マンションの供給はそこそこあるのですが、こういったそこそこの面積帯の実需向け物件は見当たらず、比較するとすれば花月総持寺駅徒歩4分のサンリヤン横浜鶴見ブランシエラあたりでしょうか。

サンリヤンはファミリータイプ中心で、小さなものでも50㎡台だったのでこういったものとはやや属性が異なるのですが、平均坪単価は約245万円でした。

当物件の50㎡台はグロスが嵩む分、40㎡台に比べるとやや単価がこなれてはいるものの、大きな差はなく特に50㎡台は想定していたよりも強かったですね。

30~40㎡台に関してはこのご時世なりに違和感のない範囲内ではあるとは思いますが、低層階に限らず北東方向隣接地の不確実性が伴う物件になりますので、もっと目に優しいものであって欲しかったという思いは小さくありません。

0 Comments



Post a comment