マキシヴ王子【こちらもコンパクトが勿体ないぐらいの好立地】5階43㎡4,690万円(坪単価362万円】
マキシヴ王子。
所在地:東京都北区王子本町1-26-1
交通:王子駅徒歩4分、王子駅前駅徒歩6分
用途地域:第一種住居地域
階建・総戸数:7階建、20戸
「マキシヴ」はMAXIV社の投資マンションブランドですが、こちらはアークマーク品川中延Sta.同様にステラ社が買い取った3戸を分譲するいわゆる”再販”になります。
物件自体は20㎡台が主になりますが、30~40㎡台もあり、再販されるのはやはり以下のような40㎡台の大き目のもの(ワンルームマンション条例に伴い設けざるを得なかったもの)になります。
立地としてはヴァースクレイシアIDZ王子(クレイシアIDZ王子と同一物件)の東側隣接地で同様にワンルーム中心ではあるものの、そこそこのスケールがあり50㎡台などもあったあちらとは異なりかなりの小規模物件になります。
こちらの立地の方が坂下側になりますし、南側道路の向かいの前建の影響もやや大きくはなるものの、やはり王子駅徒歩4分の良好な住居系地域ということでヴァースクレイシアの記事でも述べたようにワンルーム中心の物件としておくのが勿体ないぐらいのバランス良しのポジションですね。
設計はICHI建築設計&トーヨー建設、施工はトーヨー建設で、9月に竣工済になります。
敷地面積約270㎡に過ぎないかなりの小規模物件にはなるものの、マキシヴ常盤台DUEのエントランスホールがかなり個性的だったようにこちらもいわゆるワンルームマンションの中では珍しいレベルのデザイン性の高い空間になっています。
こじんまりとした空間ながらもエレベーターへ向かう途中にある曲面を描き、かつ、間接照明の施された意匠壁は存在感がありますね。外観はホワイトを基調としたもので一見淡泊ではあるのですが、エントランス周りの光沢のあるマテリアルも特徴的でこのシリーズらしい拘りは感じることが出来ます。
公式ホームページ

お部屋は43㎡の1LDK、南西角住戸です。従前は擁壁の上に建物が立っていましたが、擁壁はなくなり道路沿いの部分が1階になります。ただ、道路の向かいは4階建程度の建物になりますので、この階だと日照だけでなく視界抜けも出てくるので魅力的でしょう。なお、西方向はそのヴァースクレイシアがありますので視界は妨げられます。
間取りはこのご時世としてはかなりしっかりとした面積帯の1LDKで、ベッドルームがリビングインになるプランが多い中で、居室独立性がここまでしっかりと図れているケースというのは珍しいですね。
ワンルームが中心となった物件らしく柱の食い込みは顕著で、柱による面積消費はどうしても気になりますが、廊下も長くはありません。
キッチンが動線上にあるので、キッチン周りを隠したい方には向かないプランではあるものの、キッチンをこの位置にするかしないかで効率性が大きく異なる専有部形状ですし、キッチンの背後に奥行が浅めながらカウンターが備わっているあたりも悪くないでしょう。
一方で、キッチンが独立したことで”LDK”などどしての空間的な広がりが得られないのはちょっと残念で、8.8畳は43㎡という面積を考えるとやや寂しい印象です。
大き目の玄関ホールやゆとりを感じる洗面所など面積帯なり(「以上」かな)のゆとりが感じられるのは良いのですが、バランス的なところで言うと”ちょっと勿体ない”印象もなくはないですね。
坪単価は362万円。ヴァースクレイシアIDZ王子は記事内で述べていたように昨今の相場を考えれば値ごろ感のある設定で、その後のヴァースクレイシアIDZ王子マークプレイス(王子2丁目の駅徒歩4分)に値上がり感があったことを考えるとこの物件が隣よりも高くなるのは分かります。
ただ、まぁ、随分と差がありますね…。
40㎡台なので無茶な水準ではないのかもしれませんが、いわゆる大手デベロッパーなどが分譲するファミリータイプ中心の物件ではないため、以下のように貧弱な設備面を考えるとこの単価はどうかね。
1LDKとしてはグロスが嵩んでいることを考えてももう少しこなれた単価であって欲しかったところでしょうか。
設備仕様面は、ディスポーザーがないのは当然ですが、トイレ手洗いカウンターどころか食洗機や床暖房すらもありませんので、30㎡台ならまだしも40㎡台だとちょっと悲しい感じになりますね。
管理費は243円/㎡。ディスポーザーなしの外廊下ですがかなりの小規模物件ですのでこのぐらいで収まるのであればまだいい方ではないでしょうか。
なお、駐車場はありません。
所在地:東京都北区王子本町1-26-1
交通:王子駅徒歩4分、王子駅前駅徒歩6分
用途地域:第一種住居地域
階建・総戸数:7階建、20戸
「マキシヴ」はMAXIV社の投資マンションブランドですが、こちらはアークマーク品川中延Sta.同様にステラ社が買い取った3戸を分譲するいわゆる”再販”になります。
物件自体は20㎡台が主になりますが、30~40㎡台もあり、再販されるのはやはり以下のような40㎡台の大き目のもの(ワンルームマンション条例に伴い設けざるを得なかったもの)になります。
立地としてはヴァースクレイシアIDZ王子(クレイシアIDZ王子と同一物件)の東側隣接地で同様にワンルーム中心ではあるものの、そこそこのスケールがあり50㎡台などもあったあちらとは異なりかなりの小規模物件になります。
こちらの立地の方が坂下側になりますし、南側道路の向かいの前建の影響もやや大きくはなるものの、やはり王子駅徒歩4分の良好な住居系地域ということでヴァースクレイシアの記事でも述べたようにワンルーム中心の物件としておくのが勿体ないぐらいのバランス良しのポジションですね。
設計はICHI建築設計&トーヨー建設、施工はトーヨー建設で、9月に竣工済になります。
敷地面積約270㎡に過ぎないかなりの小規模物件にはなるものの、マキシヴ常盤台DUEのエントランスホールがかなり個性的だったようにこちらもいわゆるワンルームマンションの中では珍しいレベルのデザイン性の高い空間になっています。
こじんまりとした空間ながらもエレベーターへ向かう途中にある曲面を描き、かつ、間接照明の施された意匠壁は存在感がありますね。外観はホワイトを基調としたもので一見淡泊ではあるのですが、エントランス周りの光沢のあるマテリアルも特徴的でこのシリーズらしい拘りは感じることが出来ます。
公式ホームページ

お部屋は43㎡の1LDK、南西角住戸です。従前は擁壁の上に建物が立っていましたが、擁壁はなくなり道路沿いの部分が1階になります。ただ、道路の向かいは4階建程度の建物になりますので、この階だと日照だけでなく視界抜けも出てくるので魅力的でしょう。なお、西方向はそのヴァースクレイシアがありますので視界は妨げられます。
間取りはこのご時世としてはかなりしっかりとした面積帯の1LDKで、ベッドルームがリビングインになるプランが多い中で、居室独立性がここまでしっかりと図れているケースというのは珍しいですね。
ワンルームが中心となった物件らしく柱の食い込みは顕著で、柱による面積消費はどうしても気になりますが、廊下も長くはありません。
キッチンが動線上にあるので、キッチン周りを隠したい方には向かないプランではあるものの、キッチンをこの位置にするかしないかで効率性が大きく異なる専有部形状ですし、キッチンの背後に奥行が浅めながらカウンターが備わっているあたりも悪くないでしょう。
一方で、キッチンが独立したことで”LDK”などどしての空間的な広がりが得られないのはちょっと残念で、8.8畳は43㎡という面積を考えるとやや寂しい印象です。
大き目の玄関ホールやゆとりを感じる洗面所など面積帯なり(「以上」かな)のゆとりが感じられるのは良いのですが、バランス的なところで言うと”ちょっと勿体ない”印象もなくはないですね。
坪単価は362万円。ヴァースクレイシアIDZ王子は記事内で述べていたように昨今の相場を考えれば値ごろ感のある設定で、その後のヴァースクレイシアIDZ王子マークプレイス(王子2丁目の駅徒歩4分)に値上がり感があったことを考えるとこの物件が隣よりも高くなるのは分かります。
ただ、まぁ、随分と差がありますね…。
40㎡台なので無茶な水準ではないのかもしれませんが、いわゆる大手デベロッパーなどが分譲するファミリータイプ中心の物件ではないため、以下のように貧弱な設備面を考えるとこの単価はどうかね。
1LDKとしてはグロスが嵩んでいることを考えてももう少しこなれた単価であって欲しかったところでしょうか。
設備仕様面は、ディスポーザーがないのは当然ですが、トイレ手洗いカウンターどころか食洗機や床暖房すらもありませんので、30㎡台ならまだしも40㎡台だとちょっと悲しい感じになりますね。
管理費は243円/㎡。ディスポーザーなしの外廊下ですがかなりの小規模物件ですのでこのぐらいで収まるのであればまだいい方ではないでしょうか。
なお、駐車場はありません。
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