バースシティ港北ニュータウン【駅徒歩2分×四面開口】7階73㎡5,890万円(坪単価268万円)
バースシティ港北ニュータウン。
所在地:神奈川県横浜市都筑区北山田2-2-10(地番)
交通:北山田駅徒歩2分
用途地域:近隣商業地域
階建・総戸数:7階建、12戸(他事務所1戸)
2018年分譲のイニシア港北ニュータウンのように駅前広場隣接という感じではないものの、同様に北山田駅徒歩2分となる駅近物件になります。
ただ、スケールはとても小さいですね。敷地面積は約200㎡しかなく、総戸数は12戸しかありません。
末長組は小ぶりな物件を頻繁に供給していますし、近年ではロイヤルシーズン六本木檜町公園は総戸数13戸でしたが、立地・価格帯的にそれとは同列には語りづらいところですし、ファミリータイプの分譲マンションとしてはかなりレアなスケールになるでしょう。
スーパーはオーケーとビッグヨーサンがありますが、駅前というよりも通り沿い(日吉元石川線沿い)にあり共に徒歩6分なので、駅近物件にしては買物便は高い方ではありません。
なお、通学校は南山田小学校で徒歩6分の距離感になります。
公式ホームページ

お部屋は73㎡の3LDK、四方開口プランになります。そのように1フロア2戸の小規模物件で、西側に隣戸があるのですが、その手前に共用階段があり、サービスバルコニーは共用階段方向を向いています。
この敷地を含む北山田駅の駅周囲の近隣商業地域は第6種高度地区(最高高さ20m)になっており、ほとんどの建物が20mギリギリのほぼ同じ高さになっています。
そのため、接道していない南と北はこの最上階住戸でも至近距離で視界を塞がれてしまいますが、東側は接道しているので前建(やはりギリギリ20mの高さ)までの離隔がそれなりに図れているという点は悪くないでしょう。
間取りは、そのような四面開口に加え、末長物件では定番のPRC工法の壁式構造が特長になるでしょうか。
柱・梁の出ないフラットな空間、また、開口部(東面及び掃き出し窓)も床から天井間際までのハイサッシ(※上下方向1枚ガラスではありません)が実現しています。
壁で支える必要のある構造なのでサッシ幅自体はややイマイチではあるものの、このシリーズだからこその”上下方向の開放感”はやはり魅力でしょう。
なお、柱による面積消費のない73㎡なので有効面積はそれなりではあるのですが、廊下の設計に随分ゆとりがあり、仮に同じ専有部形状であっても他のデベロッパーであればこのような動線にはまずならないという点でも個性を感じます。
洋室3がこの位置でのリビングインである反面、洋室1・2がノンリビングインで周り込むように配置された廊下はありそうでなかなかないでしょうね。特に洋室2は普通ならばリビングインとし、LDKはキッチンの向きを調整するなどしてキッチン沿いからLDKに入る動線となるのが普通でしょう。
このように廊下からキッチンへ直接入る動線を確保したことで家事動線が有用なものになっていますし、洋室3室中2室がノンリビングインになっているあたりも評価出来る反面、もう少し効率性を重視した方が望ましかった印象もあるプランですね。
芳しくない効率性が影響してか収納は少なめです。
また、この規模ゆえに玄関とエレベーターの距離が近くなってしまうものとは言え、この感じはちょっと気になりますね。玄関扉を開けた瞬間にエレベーター前に人がいたら玄関丸見えです…。
坪単価は268万円。そのように最上階でも視界抜けが得られないポジションなので、上下による差はそこまで感じないのですが、低層階は230万円ほどで思っていたよりかは差がありました。
2018年初めに分譲されたイニシア港北ニュータウンの平均坪単価約245万円と大きな差のない設定で、昨今の相場上昇を鑑みるとこの水準(特に低層階)は現実的なものと言えるでしょう。
超小規模物件ゆえに共用面での魅力に乏しく、かつ、見た目の存在感もイマイチですし、ここまでの小規模だと高めの管理費に加え、将来的な修繕費用なども割高になってしまうことが予想されますが、そのあたりを加味し価格でバランスを取っているところもあるように感じます。
所在地:神奈川県横浜市都筑区北山田2-2-10(地番)
交通:北山田駅徒歩2分
用途地域:近隣商業地域
階建・総戸数:7階建、12戸(他事務所1戸)
2018年分譲のイニシア港北ニュータウンのように駅前広場隣接という感じではないものの、同様に北山田駅徒歩2分となる駅近物件になります。
ただ、スケールはとても小さいですね。敷地面積は約200㎡しかなく、総戸数は12戸しかありません。
末長組は小ぶりな物件を頻繁に供給していますし、近年ではロイヤルシーズン六本木檜町公園は総戸数13戸でしたが、立地・価格帯的にそれとは同列には語りづらいところですし、ファミリータイプの分譲マンションとしてはかなりレアなスケールになるでしょう。
スーパーはオーケーとビッグヨーサンがありますが、駅前というよりも通り沿い(日吉元石川線沿い)にあり共に徒歩6分なので、駅近物件にしては買物便は高い方ではありません。
なお、通学校は南山田小学校で徒歩6分の距離感になります。
公式ホームページ

お部屋は73㎡の3LDK、四方開口プランになります。そのように1フロア2戸の小規模物件で、西側に隣戸があるのですが、その手前に共用階段があり、サービスバルコニーは共用階段方向を向いています。
この敷地を含む北山田駅の駅周囲の近隣商業地域は第6種高度地区(最高高さ20m)になっており、ほとんどの建物が20mギリギリのほぼ同じ高さになっています。
そのため、接道していない南と北はこの最上階住戸でも至近距離で視界を塞がれてしまいますが、東側は接道しているので前建(やはりギリギリ20mの高さ)までの離隔がそれなりに図れているという点は悪くないでしょう。
間取りは、そのような四面開口に加え、末長物件では定番のPRC工法の壁式構造が特長になるでしょうか。
柱・梁の出ないフラットな空間、また、開口部(東面及び掃き出し窓)も床から天井間際までのハイサッシ(※上下方向1枚ガラスではありません)が実現しています。
壁で支える必要のある構造なのでサッシ幅自体はややイマイチではあるものの、このシリーズだからこその”上下方向の開放感”はやはり魅力でしょう。
なお、柱による面積消費のない73㎡なので有効面積はそれなりではあるのですが、廊下の設計に随分ゆとりがあり、仮に同じ専有部形状であっても他のデベロッパーであればこのような動線にはまずならないという点でも個性を感じます。
洋室3がこの位置でのリビングインである反面、洋室1・2がノンリビングインで周り込むように配置された廊下はありそうでなかなかないでしょうね。特に洋室2は普通ならばリビングインとし、LDKはキッチンの向きを調整するなどしてキッチン沿いからLDKに入る動線となるのが普通でしょう。
このように廊下からキッチンへ直接入る動線を確保したことで家事動線が有用なものになっていますし、洋室3室中2室がノンリビングインになっているあたりも評価出来る反面、もう少し効率性を重視した方が望ましかった印象もあるプランですね。
芳しくない効率性が影響してか収納は少なめです。
また、この規模ゆえに玄関とエレベーターの距離が近くなってしまうものとは言え、この感じはちょっと気になりますね。玄関扉を開けた瞬間にエレベーター前に人がいたら玄関丸見えです…。
坪単価は268万円。そのように最上階でも視界抜けが得られないポジションなので、上下による差はそこまで感じないのですが、低層階は230万円ほどで思っていたよりかは差がありました。
2018年初めに分譲されたイニシア港北ニュータウンの平均坪単価約245万円と大きな差のない設定で、昨今の相場上昇を鑑みるとこの水準(特に低層階)は現実的なものと言えるでしょう。
超小規模物件ゆえに共用面での魅力に乏しく、かつ、見た目の存在感もイマイチですし、ここまでの小規模だと高めの管理費に加え、将来的な修繕費用なども割高になってしまうことが予想されますが、そのあたりを加味し価格でバランスを取っているところもあるように感じます。