ザ・ヨコハマフロントタワー【豊かな三次元構造と出られないバルコニー】32階85㎡16,600万円台(予定)(坪単価約645万円)
ザ・ヨコハマフロントタワー(横浜駅きた西口鶴屋地区第一種市街地再開発事業)。
所在地:横浜市神奈川区鶴屋町1-41他(地番)
交通:横浜駅徒歩3分(JR・東急・京急。市営地下鉄は徒歩8分、相鉄は徒歩9分)
用途地域:商業地域
階建・総戸数:地上43階地下2階建、459戸(一般販売対象外住戸含む。他宿泊施設・店舗・事務所等)
まだ表沙汰になっておらずホームページなども公開されていない状況ですね(こういう売り方はあまり好ましくないなぁ…)。
首を長くして情報を待ち望んでいる方も多いと思うので軽めの内容にはなりますが、ちょっくら取り上げたいと思います。
当再開発事業の名称はザ・ヨコハマフロント(THE YOKOHAMA FRONT)になるようで、メインとなるこちらのマンションは「ザ・ヨコハマフロントタワー」ということで驚きこそないものの格好良いですね。
相鉄不動産と東急のJVにより行われるこちらの物件はきた西口経由の駅徒歩3分でデッキ直結になります。現在のデッキは当敷地よりも駅から離れた場所にあるJR横浜鶴屋町ビルをつなげている形なのですが、この物件の目の前を通っておりそこから当物件の2階につながるというわけです。
なお、1~4階はマンションの共用部(駐車場などのスペース)もあるものの、店舗なども入る複合施設で、いわゆるマンションのエントランス階は5階になります。
すなわち、2階(デッキ経由)や1階(地上部)から建物内に入りそこから5階へシャトルエレベーターを乗り、エントランスラウンジを経由しての住戸階行きエレベーターという流れになりますね。
近年だとパークコート文京小石川ザ・タワー、ブランズタワー豊洲に類似しており、5階エレベーターホールやエントランスラウンジの大きな窓面にはエントランスガーデン・テラスラウンジが広がっているのでとても気持ちの良い空間ですね。
共用スペースのデザイナーは、レジデンスよりもホテルでの実績が豊富なGARDE(ギャルド)が担当しており、プラウドタワー武蔵小杉やブリリア有明シティタワーも良い雰囲気でしたが、こちらはさらなる高額物件ということでエントランスラウンジを初めとしてホテルライクなラグジュアリーな設えになっていると感じます(デザインや共用施設等の詳細はおいおい追記してきます)。
5階を経由しないといけないのはやはり少々面倒ではありますが、パークコート文京小石川ザ・タワー同様に屋外空間と連動させた空間デザインは秀逸でここを毎日通る楽しみというのも当物件の1つの魅力になってくるのではないでしょうか。
公式ホームページ※まだ公開されておりません。

お部屋は85㎡の3LDK、南西角住戸です。南西方向にはNEWomanなどの入る26階建約132mのJR横浜タワーがあり、この階だとギリギリ越えはしないようですが、高速道路の高架などを挟みそれなりの離隔がありますし、それ以外の駅前高層ビルとは十分な離隔が図れた魅力あるポジションになります。海側(東口及びみなとみらい方面)には高層ビルが林立しているので横浜らしい眺望(海眺望)とまでは言えないものの、西側は高い建物のないエリアなので抜け感抜群ですし、富士山も望めますね。
なお、当物件は43階建の約178mということで43階の塔屋や機械室、そして42階のグローバルスカイコモンズ部分を考慮しても一般的なレジデンスよりも平均階高は高くなっています。
そのため、この一般フロアでも最大天井高2.7mを確保することが出来ているのは大きな特長と言えるでしょう。
当タイプは角住戸(LDがコーナー部)ということもあってか2.7mになるのは主寝室のみなのですが、LDは2.55mでダイレクトサッシ部分(窓際)に至るまでほぼフラットな2.55mですのでこれは素晴らしいことこの上ないでしょう。
ビルトインエアコンの部分も2.55ですし(15~20cm下がることの方が多い)、洋室の窓際の下り天高も2.3m中心ということで最高レベルの三次元性能を有した物件と言えるでしょう。
一方、やはり残念なのはバルコニーに出られない点ですね。
見ての通り「サービスバルコニー」と表示されており、落下物防止を理由として出ることが出来ない設計になっているとか…。駅に近い特別な地区ではあるので色々と制限があるのかもしれませんが、中住戸には角住戸のようなダイレクトサッシがない中での仕様になりますので残念ですね。
パークコート青山ザ・タワーやちょうど分譲開始されたばかりのブリリアタワー堂島などのような事例もありますが、眺望の良いお部屋が多い物件ですし、このような豊かな三次元構造が可能なのであればラ・トゥールなどのように中住戸までダイレクトサッシのオンパレードにしてしまった方がかえって良かったかもしれません。
ダイレクトサッシにするということは柱・梁の食い込みが生じ、窓際の梁(下り天井)が非常に重要になってくるのですが、2.3mならばそこまで気にならないでしょうからね。
坪単価は予定価格で約645万円。こちらのプランは13~32階まであり、14階は13,800万円台(予定・坪単価約536万円)ですのでわりとしっかりと上下差があります。
ただ、上には上があり、91㎡(33~39階)は坪単価800万円前後、161㎡(40~41階)の最上階は坪単価1,200万円超(最上階南東角が最も高く1,300万円超)という設定ですので、立地やランドマーク性(唯一無二性)はもちろんのこと、この三次元スペックでこの単価はこのご時世としては目に優しい水準と感じますね。
西向き中住戸(34階。50~70㎡台)でも坪単価600万円近い設定であり、中住戸もワイドスパン中心とは言え、この角住戸のダイレクトサッシのインパクトはかなりのものですので単価差(角住戸プレミアム)が小さく感じるのです。
駅こそ違えど築浅のザ・タワー横浜北仲、そして東口のナビューレ横浜タワーレジデンス(築14年超)は平均的な条件のお部屋でも500~600万円台の成約が中心になっており、新築のこのパフォーマンスの物件が500~600万円台中心となると人気になるでしょうね。
まだまだ「言いたい放題」したい点がたくさんあるのですが、今回はここまでにしておきます(近いうちにまた取り上げる予定です)。
所在地:横浜市神奈川区鶴屋町1-41他(地番)
交通:横浜駅徒歩3分(JR・東急・京急。市営地下鉄は徒歩8分、相鉄は徒歩9分)
用途地域:商業地域
階建・総戸数:地上43階地下2階建、459戸(一般販売対象外住戸含む。他宿泊施設・店舗・事務所等)
まだ表沙汰になっておらずホームページなども公開されていない状況ですね(こういう売り方はあまり好ましくないなぁ…)。
首を長くして情報を待ち望んでいる方も多いと思うので軽めの内容にはなりますが、ちょっくら取り上げたいと思います。
当再開発事業の名称はザ・ヨコハマフロント(THE YOKOHAMA FRONT)になるようで、メインとなるこちらのマンションは「ザ・ヨコハマフロントタワー」ということで驚きこそないものの格好良いですね。
相鉄不動産と東急のJVにより行われるこちらの物件はきた西口経由の駅徒歩3分でデッキ直結になります。現在のデッキは当敷地よりも駅から離れた場所にあるJR横浜鶴屋町ビルをつなげている形なのですが、この物件の目の前を通っておりそこから当物件の2階につながるというわけです。
なお、1~4階はマンションの共用部(駐車場などのスペース)もあるものの、店舗なども入る複合施設で、いわゆるマンションのエントランス階は5階になります。
すなわち、2階(デッキ経由)や1階(地上部)から建物内に入りそこから5階へシャトルエレベーターを乗り、エントランスラウンジを経由しての住戸階行きエレベーターという流れになりますね。
近年だとパークコート文京小石川ザ・タワー、ブランズタワー豊洲に類似しており、5階エレベーターホールやエントランスラウンジの大きな窓面にはエントランスガーデン・テラスラウンジが広がっているのでとても気持ちの良い空間ですね。
共用スペースのデザイナーは、レジデンスよりもホテルでの実績が豊富なGARDE(ギャルド)が担当しており、プラウドタワー武蔵小杉やブリリア有明シティタワーも良い雰囲気でしたが、こちらはさらなる高額物件ということでエントランスラウンジを初めとしてホテルライクなラグジュアリーな設えになっていると感じます(デザインや共用施設等の詳細はおいおい追記してきます)。
5階を経由しないといけないのはやはり少々面倒ではありますが、パークコート文京小石川ザ・タワー同様に屋外空間と連動させた空間デザインは秀逸でここを毎日通る楽しみというのも当物件の1つの魅力になってくるのではないでしょうか。
公式ホームページ※まだ公開されておりません。

お部屋は85㎡の3LDK、南西角住戸です。南西方向にはNEWomanなどの入る26階建約132mのJR横浜タワーがあり、この階だとギリギリ越えはしないようですが、高速道路の高架などを挟みそれなりの離隔がありますし、それ以外の駅前高層ビルとは十分な離隔が図れた魅力あるポジションになります。海側(東口及びみなとみらい方面)には高層ビルが林立しているので横浜らしい眺望(海眺望)とまでは言えないものの、西側は高い建物のないエリアなので抜け感抜群ですし、富士山も望めますね。
なお、当物件は43階建の約178mということで43階の塔屋や機械室、そして42階のグローバルスカイコモンズ部分を考慮しても一般的なレジデンスよりも平均階高は高くなっています。
そのため、この一般フロアでも最大天井高2.7mを確保することが出来ているのは大きな特長と言えるでしょう。
当タイプは角住戸(LDがコーナー部)ということもあってか2.7mになるのは主寝室のみなのですが、LDは2.55mでダイレクトサッシ部分(窓際)に至るまでほぼフラットな2.55mですのでこれは素晴らしいことこの上ないでしょう。
ビルトインエアコンの部分も2.55ですし(15~20cm下がることの方が多い)、洋室の窓際の下り天高も2.3m中心ということで最高レベルの三次元性能を有した物件と言えるでしょう。
一方、やはり残念なのはバルコニーに出られない点ですね。
見ての通り「サービスバルコニー」と表示されており、落下物防止を理由として出ることが出来ない設計になっているとか…。駅に近い特別な地区ではあるので色々と制限があるのかもしれませんが、中住戸には角住戸のようなダイレクトサッシがない中での仕様になりますので残念ですね。
パークコート青山ザ・タワーやちょうど分譲開始されたばかりのブリリアタワー堂島などのような事例もありますが、眺望の良いお部屋が多い物件ですし、このような豊かな三次元構造が可能なのであればラ・トゥールなどのように中住戸までダイレクトサッシのオンパレードにしてしまった方がかえって良かったかもしれません。
ダイレクトサッシにするということは柱・梁の食い込みが生じ、窓際の梁(下り天井)が非常に重要になってくるのですが、2.3mならばそこまで気にならないでしょうからね。
坪単価は予定価格で約645万円。こちらのプランは13~32階まであり、14階は13,800万円台(予定・坪単価約536万円)ですのでわりとしっかりと上下差があります。
ただ、上には上があり、91㎡(33~39階)は坪単価800万円前後、161㎡(40~41階)の最上階は坪単価1,200万円超(最上階南東角が最も高く1,300万円超)という設定ですので、立地やランドマーク性(唯一無二性)はもちろんのこと、この三次元スペックでこの単価はこのご時世としては目に優しい水準と感じますね。
西向き中住戸(34階。50~70㎡台)でも坪単価600万円近い設定であり、中住戸もワイドスパン中心とは言え、この角住戸のダイレクトサッシのインパクトはかなりのものですので単価差(角住戸プレミアム)が小さく感じるのです。
駅こそ違えど築浅のザ・タワー横浜北仲、そして東口のナビューレ横浜タワーレジデンス(築14年超)は平均的な条件のお部屋でも500~600万円台の成約が中心になっており、新築のこのパフォーマンスの物件が500~600万円台中心となると人気になるでしょうね。
まだまだ「言いたい放題」したい点がたくさんあるのですが、今回はここまでにしておきます(近いうちにまた取り上げる予定です)。
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