ローレルコート瑞江エアリーステージ【小規模ながらも緑をつなぐ広がりあるエントランス】5階85㎡6,290万円(坪単価246万円)

ローレルコート瑞江エアリーステージ。

所在地:東京都江戸川区南篠崎町2-650-5(地番)
交通:瑞江駅徒歩7分
用途地域:第一種住居地域
階建・総戸数:11階建、49戸

先日取り上げたローレルコート瑞江パークステージの兄弟物件で、隣接していない別々の物件ではあるものの、ほど近いポジションに誕生する同じコンセプトを掲げる物件になります。

こちらも南篠崎町2丁目の第一種住居地域に位置しており、やはり南篠崎たぶのき公園、東井堀親水緑道などの緑が身近なポジションですね。こちらエアリーステージの北東側は結構大きな畑が広がっており、23区内×駅徒歩7分としては珍しい長閑さも感じます。

設計はアム・ザイン、施工は新日本建設で、パークステージ同様です。
やはりデザイン監修も南條設計室が起用されており、敷地北西部道路沿いのエントランス周りの設えが最大の特長になるでしょう。

敷地北西部の道路は「南篠崎たぶのき公園⇒パークステージ⇒エアリーステージ⇒東井堀親水緑道」をつないでおり、パークステージ、エアリーステージ共に緑が印象的なエントランスデザインは、2物件共通のコンセプトである「緑景街区」を印象づけるものとなっています。

パークステージ同様にエントランスホール・ラウンジ内にも緑が施され、その空間がガラスを介し、道路沿いからも望めるようになっているため、緑が目に留まるだけでなく空間的な広がりという点でも周囲に与える影響は小さくないでしょう。
ガラス面豊かでダーク色のデザイン性の高いキャノピーが施されたエントランスデザインも存在感がありますね。

また、小規模ながらも共用施設として、スタディルーム(ブース2つ)と屋上テラス(4階)があります。

公式ホームページ
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お部屋は85㎡の3LDK +S、南角住戸です。南西側はまるいという会社の2階建の建物、南~南東にかけても2階建のお屋敷という感じの低層建物に面したポジションでこの階でも日照・視界共に申し分ありません。お屋敷の敷地は緑もとても豊かですね。

間取りは実質4LDKとなるかなりしっかりとした大きさのもので、パークステージにあった100㎡超ほどではないものの、近年のトレンドからすると”意外なほどゆったりとしたもの”という印象を受けます。

北側に引っ張られ気味のエントランス位置も影響し、廊下が長くなってしまっているため、専有面積ほどの使い勝手があるかというとやや疑問で、収納も少なめな印象です。
ただ、ウォールドアが採用された洋室1・2により柔軟な使い方も可能ですし、二面採光でなくとも南西面にしっかりとした開口部(順梁でも2.15mのハイサッシ)が設けられたLDも悪くないでしょう。

ただ、この面積帯ならば浴室は1620であって欲しかったところでしょうか。

坪単価は246万円。駅距離も考慮されてか平均坪単価で270~280万円ほどになりそうなパークステージよりも結構控えめな印象です。このプランは85㎡ある大きなものでグロスの嵩みなども少なからず考慮されているようには思いますが、パークステージの記事で挙げたような近年の近隣供給物件と比較した場合の割高感もないですね。

23区内でしっかりとした大きさの4LDK(3LDK+S)をお探しの方には検討しやすいものになってくるでしょう。

設備仕様面は、パークステージ同様に小ぶりな物件ながらもディスポーザーが付いています。
また、食洗機、ミストサウナ、トイレ手洗いカウンター、フィオレストーンのキッチン天板、さらに廊下をタイル貼としたこのシリーズらしいデザインへの拘りも魅力になるでしょう。
なお、こちらも子育て支援住宅の認定を受けたマンションになります。

管理費は255円/㎡。パークステージは231円/㎡でしたのでややスケールで劣る分高くなっているようです。ただ、この規模でディスポーザーが付いていることを考えれば悪くないでしょう。

駐車場は全17台で身障者用を含む4台が平置、残りの13台が機械式になります。

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