クリオ亀有ガーデンマークス【小規模でも見映えするエントランス】2階68㎡4,591万円(坪単価223万円)
続けて、クリオ亀有ガーデンマークス。
設計はムービングアーキ、施工は南海辰村建設です。
デザイン監修は設計を担当したムービングアーキ、そしてランドスケープデザイナーに実績豊富ないろ葉デザインを起用していることもあり、「ランドプラン×デザイン」での特徴は小さくありません。
敷地面積820㎡ちょっとに過ぎない総戸数35戸という小規模物件にはなるのですが、「ガーデンマークス(クリオシリーズでは良く用いられるものです)」らしくエントランス周りの緑が良いアイキャッチになっていると思います。
木目調軒裏が大きく張り出したエントランスキャノピーの周囲にはウェルカムガーデンが施され、この規模・価格帯の物件の迎賓空間としてはかなり見映えするものとなっていますね。
前回の記事で書いたように、目の前にエリアを代表する超大規模物件があるポジションですし、駅距離のある小規模物件ということでこういった配慮(差別化)がなされて当然といった印象もあるものの、クリオ川口幸町などもしかりで昨今の明和地所物件は"小ぶりなスケールでもこのレベルのものを実現する"という点での上手さを感じますね。
前回のクリオ亀有ガーデンマークス。
公式ホームページ

お部屋は68㎡の2LDK+S、南東角住戸です。南側はコインパーキング、東側は保育園の2階建の建物ですので、低層階でも悪い条件ではありません。ただ、いずれの面も接道しておらず、特にコインパーキングのある南側は将来的なリスクが伴います。
間取りは先ほどの80㎡超とは打って変わって小ぶりなファミリータイプになります。近年の3LDK(2LDK+S含む)としてはごくごくオーソドックスな大きさではあるものの、「南東角」というポジションを考えるとやや小さめの印象にはなるでしょうか。
ただ、角住戸にしては廊下の長さを抑えることが出来たためか、居室畳数・収納共にしっかりとしている方で、ウォークスルークローゼットによる回遊動線の存在も好感が持てるでしょう。
柱の食い込みはクリオシリーズにしては目立ちますけど、ストレージの前に扉を格納できるようにした引き戸設計も良いと思います。
坪単価は223万円。面積が大分異なる影響もあるのでしょうが、先ほどの北西角80㎡よりも1割程度単価が高くなっています。
先ほどのお部屋は単なる一般的な西向き以上に日照が芳しくなかったので、このぐらいの差はあってしかるべきではあるのですが、そもそもその北西角が条件のわりに強く感じましたし、こちらはこちらで将来的な”前建リスク”がありますので、もう少しそういった面を考慮して欲しかった印象にはなりますね。
設備仕様面は、少規模のためディスポーザーはありませんし、価格帯的に水回りの天然石天板仕様がないのも当然のことです。ただ、食洗機に加え、トイレ手洗いカウンターが付いており、トイレ手洗いカウンターは近年のこの単価帯の物件としては珍しいですね。
管理費は220円/㎡。ディスポーザーなしの外廊下ですが、総戸数35戸の小ぶりなスケールを考えれば悪くないでしょう。
駐車場は荷捌き用を除くと3台のみで機械式になります。
一般的なデベロッパーだったらエントランス前の緑を減らし、平置駐車場を増やしていた(もしくは機械式で台数をもっと増やしていた)可能性が高いでしょうね。どちらが良いということではありませんが、小規模物件ながらそのように管理費も抑えられている方ですし、この提案は悪くないように思います。
設計はムービングアーキ、施工は南海辰村建設です。
デザイン監修は設計を担当したムービングアーキ、そしてランドスケープデザイナーに実績豊富ないろ葉デザインを起用していることもあり、「ランドプラン×デザイン」での特徴は小さくありません。
敷地面積820㎡ちょっとに過ぎない総戸数35戸という小規模物件にはなるのですが、「ガーデンマークス(クリオシリーズでは良く用いられるものです)」らしくエントランス周りの緑が良いアイキャッチになっていると思います。
木目調軒裏が大きく張り出したエントランスキャノピーの周囲にはウェルカムガーデンが施され、この規模・価格帯の物件の迎賓空間としてはかなり見映えするものとなっていますね。
前回の記事で書いたように、目の前にエリアを代表する超大規模物件があるポジションですし、駅距離のある小規模物件ということでこういった配慮(差別化)がなされて当然といった印象もあるものの、クリオ川口幸町などもしかりで昨今の明和地所物件は"小ぶりなスケールでもこのレベルのものを実現する"という点での上手さを感じますね。
前回のクリオ亀有ガーデンマークス。
公式ホームページ

お部屋は68㎡の2LDK+S、南東角住戸です。南側はコインパーキング、東側は保育園の2階建の建物ですので、低層階でも悪い条件ではありません。ただ、いずれの面も接道しておらず、特にコインパーキングのある南側は将来的なリスクが伴います。
間取りは先ほどの80㎡超とは打って変わって小ぶりなファミリータイプになります。近年の3LDK(2LDK+S含む)としてはごくごくオーソドックスな大きさではあるものの、「南東角」というポジションを考えるとやや小さめの印象にはなるでしょうか。
ただ、角住戸にしては廊下の長さを抑えることが出来たためか、居室畳数・収納共にしっかりとしている方で、ウォークスルークローゼットによる回遊動線の存在も好感が持てるでしょう。
柱の食い込みはクリオシリーズにしては目立ちますけど、ストレージの前に扉を格納できるようにした引き戸設計も良いと思います。
坪単価は223万円。面積が大分異なる影響もあるのでしょうが、先ほどの北西角80㎡よりも1割程度単価が高くなっています。
先ほどのお部屋は単なる一般的な西向き以上に日照が芳しくなかったので、このぐらいの差はあってしかるべきではあるのですが、そもそもその北西角が条件のわりに強く感じましたし、こちらはこちらで将来的な”前建リスク”がありますので、もう少しそういった面を考慮して欲しかった印象にはなりますね。
設備仕様面は、少規模のためディスポーザーはありませんし、価格帯的に水回りの天然石天板仕様がないのも当然のことです。ただ、食洗機に加え、トイレ手洗いカウンターが付いており、トイレ手洗いカウンターは近年のこの単価帯の物件としては珍しいですね。
管理費は220円/㎡。ディスポーザーなしの外廊下ですが、総戸数35戸の小ぶりなスケールを考えれば悪くないでしょう。
駐車場は荷捌き用を除くと3台のみで機械式になります。
一般的なデベロッパーだったらエントランス前の緑を減らし、平置駐車場を増やしていた(もしくは機械式で台数をもっと増やしていた)可能性が高いでしょうね。どちらが良いということではありませんが、小規模物件ながらそのように管理費も抑えられている方ですし、この提案は悪くないように思います。