2021年差別化部門②【こちらも記憶に残る物件ばかり】

2021年差別化部門の続きになります。
2021年差別化部門①

【銀賞】(順不同)
リーフィアレジデンス杉並井草森公園
グレーシア横浜十日市場
プレミスト王子神谷
プライム金沢文庫
アトラスティ世田谷船橋
ヴェレーナシティパレ・ド・マジェステ
クレストレジデンス横浜スカイビュー汐見台
アネシア立川

残るは3物件で、ヴェレーナシティパレ・ド・マジェステクレストレジデンス横浜スカイビュー汐見台は起伏のきつい駅距離のあるポジションでしたが、そういった立地ならではと感じる強烈な個性を感じる物件でした。

ヴェレーナシティは、総戸数193戸以上に充実した共用施設やコンシェルジュサービスに加え、間取りやデザイン面でも差別化、そして、クレストレジデンスは”17,000㎡の広大な敷地にたった80戸のマンション”という点に面食らいました。テニスコート二面分のドッグランや多くの平置駐車場など”普通の土地”ではなしえない特別な物件でしたね。

最後のアネシア立川は、総戸数97戸ということでそこまで大きくないながらも大小5つのスタジオを初めとした異常なほど充実した共用部、さらに奥行最大2.4mのバルコニーもとても特徴的なものだったと思います。

【銅賞】(順不同)
パークホームズ横浜本郷台リバーサイドヴィラザ・イースト
パークホームズ登戸
リビオ駒込妙義
ローレルコート瑞江
ライオンズ綾瀬セントマークス
ミオカステーロ港北中川Ⅲ
ミオカステーロセンター南
ミオカステーロ鶴見フロンティア

【銅賞】も8物件も選んでしまい、ちょっと後悔しましたが頑張ってコメントいきます(汗)。

パークホームズ横浜本郷台リバーサイドヴィラは、ザ・ウエスト分譲された2018年のモモレジ部門【銀賞】物件なのでちょっと迷ったのですが、3年も前のことで今年は新たにザ・イーストが分譲されたため改めて選考対象としました。
ザ・イーストだけでも総戸数224戸を有するスケール感を活かした2層吹抜のエントランスラウンジなども大きな差別化要素なのですが、そもそものJR駅徒歩3分ながら南面がいたち川のリバーフロントとなるポジションが際立っていると思います。エリア的にお値段が立派なことが影響し、販売は苦戦していますが、欲張ったお値段設定をすることが少ない三井不動産がそのお値段をつけたのも分かる気がする唯一無二感のある物件だと思っています。

次のパークホームズ登戸リビオ駒込妙義は、定期借地権という共通点がありますね。
「定借」と「立地の希少性」はトレードオフの関係ではあるのですが、パークホームズは土地区画整理事業地内の柏屋跡地で、登戸駅徒歩5分内の珍しさに加え、柏屋のDNAを受け継ぐ石積みや木調ルーバーによるデザインも見所十分、また、リビオは駒込妙義神社の再生プロジェクトということで神社側にもサブエントランスを設けた一体感がたまらなかったですね。

ローレルコート瑞江は、隣接していない近隣の2物件(パークステージとエアリーステージ)なのですが、2物件共に道路沿いに緑を充実させることでエリアのグリーンをつなぐことを意識、また、「子育て支援住宅」の認定を受けつつゆとりあるプランニング(玄関前に花台)を採用するなどといった設計面での差別化も選考にあたっての大きなポイントになりました。

そして、ライオンズ綾瀬セントマークスは、「ゼッチ×南條設計室デザイン×主寝室床暖房」という組み合わせにより希少性を高めていました。大京はゼッチを採用することが多いですし、デザインにも拘りを感じることも少なくありませんが、それらが組み合わさった上での主寝室床暖房(設備面のコストダウンが目立つご時世なので尚更目立ちました)はレアでしたね。

長くなりました。ここまでお付き合いいただき本当に有難うございます(汗)。
残る3物件はいずれも山田建設のミオカステーロシリーズになります。
ミオカステーロ港北中川Ⅲミオカステーロセンター南は「駅近×面積大プラン」による差別化、ミオカステーロ鶴見フロンティアは京急鶴見駅及び鶴見駅徒歩圏内ながら設置率100%の平置駐車場が500円~ということで派手さはないながらも近年ではなかなか見られない物件だったことが選考した最大の理由になります。

型破りな物件を作ったところでニーズとマッチしないと、デベロッパーは大変なことになってしまうわけですが、勇気を出してこのような物件を誕生させたデベロッパーの功績はけして小さくないと感じています。

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