2021年マンション番付完全版①【関脇~大関】

いよいよ2021年マンション番付【完全版】の発表と相成りました。

まず、12月23日時点で公開したものはこちらです。
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小結以下の物件については、その12月23日の記事や各賞発表などでコメントしておりますので、気になる物件がありましたらブログ内検索などから辿ってみて下さいませ。

さて、早速ですがシークレットとしていた関脇から発表していきましょう。

【関脇】はブリリアタワー聖蹟桜ヶ丘ブルーミングレジデンスブリリアタワー浜離宮の東建タワマン2物件にしました。
前者は12月23日の番付で「スプリングデイ」、後者は「西に芝、南は橋」としていたものになります。

「スプリングデイ」はBTS(ブリリアタワー聖蹟桜ヶ丘の略)の人気曲で、”桜ヶ丘””ブルーミングレジデンス”にはピッタリ、ブリリアタワー浜離宮の方は、西に芝離宮恩賜庭園、南にレインボーブリッジを望む珍しいポジションだったことからそのように表示しておりました。

どちらも駅距離などの魅力に加え、BTSは多摩川リバーフロント最高層の眺望、BTHは港区タワマンでは貴重な南にレインボーブリッジが望めるポジションというあたりも番付上位の大きなポイントになりました。

お次は【大関】の発表に移ります。

一つ目は「パークハウスでパークホームズ」ことプレミスト王子神谷になります。
12月23日の隠語(?)からどの物件か想像してくれている方がどのぐらいいるのか定かではないのですが、プレミスト王子神谷を思い浮かべるのは難しかったかと思います(ドヤ顔。笑)。

プレミスト王子神谷の立地は、駅徒歩2分ながら2つの公園に挟まれた非常に珍しい立地で、やはりそこが最大のポイントになりました。我が国を代表する三菱地所の「ザ・パークハウス」、三井不動産の「パークホームズ」という2つのブランドに「パーク」が入っていることからもお分かりのようにマンション名の「パーク」のイメージに好感を覚える方は多いはずで、2つのパークに挟まれる環境をリアルに実現したプレミスト王子神谷はまさに「パークハウスでありパークホームズ」だと思ったのでこのようにしてみました(座布団下さい)。

次は「プラチナロータリー」こと、アトラスタワー白金レジデンシャルです。
小ぶりな23階建総戸数96戸という小ぶりなタワマンなのですが、容積率約400%の一般的な水準ながらも23階建の高さを出すことで実現した豊かなランドプランに度肝を抜かれました。

ゲートやガーデンのデザインも素敵なのですが、特にゲートの先に広がる当物件の顔となるロータリー形状の車寄せの風景は圧巻でした。豊かな空地とアトラス渋谷公園通りアトラス中野南台などでも驚かせてくれたネクストアーキテクト&アソシエイツによるデザインが融合したスケールからは考えにくいインパクトを残してくれた物件でした。二次元的にとてもきれなプラン(間取り)も必見です。

3つ目の大関は「となりの地蔵尊」こと、ザ・パークハウス板橋大山大楠ノ杜です。
上位進出の最大の要因はやはり日本庭園「翠園」を初めとした拘りの共用空間です。物件名の通り翠園には従前のお屋敷にあった大きな楠があり、楠と言えば「となりのトトロ」ってなわけで、隣接の大山福地蔵尊からなぞらえてみました。

4つ目は「となりのタイガー」こと、虎ノ門ヒルズレジデンシャルタワーになります。
こちらは2022年年明けに完成予定とのことで、まだ詳細が分からないところもあるのですが、ホームページ上では数か月以上前から2戸だけ先着順として販売が開始されていますね。
「となりのタイガー」はこの物件のアドレスが森タワーなどの「虎ノ門」とは異なる「愛宕(虎ノ門のとなり)」であることから付けました。この物件は虎ノ門ヒルズ森タワーからデッキでつながりますが、そのデッキはこの物件を経由して愛宕神社側にまで突き抜けており、神社へ向かう車道の手前、デッキの終点部分には鳥居も出来ていますね。
日本を代表する超高額物件なりの最高レベルのホスピタリティと豊かな三次元構造はもちろんのこと、こういった愛宕神社隣接というあたりにもドキドキしてしまう物件です。

【大関】はまだまだあります。
お次は「ちょっとした大谷翔平」と「ちょっとした冨永愛」です。
大谷翔平選手と言えば二刀流、三菱地所とモリモトの二刀流(JV)で高額物件なりの融合を実現していたのがザ・パークハウス自由が丘ディアナガーデンでした。
「自由が丘駅徒歩9分×目黒区自由が丘アドレス」の第一種低層住居専用地域、おまけに敷地面積3,600㎡超のスケールというとても稀な物件で、この立地に似合うゆったりとした専有面積と共用部(デザイン)でしたね。
超高額物件で実績豊富な三菱地所と2017年にディアナガーデン自由が丘(総戸数15戸)の実績がありデザインに定評のあるモリモトの組み合わせだからこそ生まれたと思える物件(デザイン監修は両社と馴染みのあるSKM 設計計画事務所)で、とても印象深いものとなりました。

「ちょっとした冨永愛」は少々強引ですが、”モデル(ルーム)が人気過ぎて予約がとれない”パークタワー勝どきサウスです。
パークタワー勝どきミッドなどよりも背の高い58階建の超高層ですし、冨永愛さんってことで宜しくお願いしたいと思いました(笑)。

ミッドとは異なり駅直結ではないですし、湾岸タワマンでは珍しくないトライスター設計にもそこまでパンチを感じることはなかったのですが、やっぱりそのように凄い人気でしたし、ホシノアーキテクツによる高いデザイン性と三井のタワマンらしい三次元面での豊かさなどもとても魅力的な物件でした。

さて…・、
ここで一旦終わりにして、次はいよいよマンションオブザイヤーの発表に移ろうと思います。
もう少々お付き合いいただければ幸いです。

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