バースシティ横浜大通り公園【好みの分かれる拘りのデザイン】5階38㎡3,180万円(坪単価273万円)
続けて、バースシティ横浜大通り公園。
設計は西尾建築設計、施工はデベロッパーでもある末長組になります。
敷地面積は500㎡ちょっとしかないですし、30㎡台も多くある総戸数48戸という小ぶりな物件にはなるのですが、それでも特色ある物件に仕上げるのが末長組です。
前回の記事で書いたように逆梁工法によるハイサッシも大きな特長の1つなのですが、そのように逆梁工法(バルコニー手摺が大梁)を用いたことで重厚感のある佇まいを実現するだけでなく、バルコニー手摺(大梁)部分に凹凸のある加工を施し、デザイン性を高めているあたりも上手いですね。
東面(妻面)の外壁には上部に至るまで大々的に大通り公園の並木をイメージしたという樹木のレリーフまで施していますし、好みの問題はあれどデザインに力を入れた物件であることは確かです。
敷地南側、隣地(青空駐車場側なので将来的には閉塞感が高まる可能性がある)との間に設けられたエントランスアプローチにはアイアンのゲートとペンダントライト、また、エントランスホール内はシャンデリア、折り上げ天井(間接照明)を施した煌びやかなヨーロピアンデザインとするなど個性ある物件に仕上げています。
また、共用廊下側に窓があるプランもありますが、北側(全戸南向き)に設けられた内部廊下設計(窓付き)も1つのポイントでしょうか。
北側はピンク色の鎌倉街道(敷地は鎌倉街道に面している部分とそうでない部分があるが、いずれにしろ中層階以上の共用廊下側からは良く見える)であり、外廊下を回避したのだと思います。
前回のバースシティ横浜大通り公園。
公式ホームページ

お部屋は38㎡の1DK、南向き中住戸です。南側はそのように大通り公園のところまで青空駐車場が連続しているので現状は視界抜けが得られますが、やはり将来的には塞がれるぐらいに考えておいた方が良さそうですね。
間取りは40㎡に満たない物件内では小さなもので、先ほどのようなファミリータイプの奥行(玄関からバルコニーまでの距離)がベースになることから、かなりのナロースパンになってしまっています。
柱のアウトフレームがしっかりと行き届いているのは末長物件らしい点ですし、逆梁工法によるハイサッシも救いではあるものの、洋室の引き戸の開きが中途半端(扉2枚分だけ)な上での窓のないDKはやはり残念ですね。
坪単価は273万円。先ほどの70㎡超の角住戸と比べると一目瞭然で、コンパクトなりに単価が高めになっています。
コンパクト中心の物件で言うと、デュオステージ横濱伊勢佐木(平均坪単価約345万円)、ライオンズ横濱関内レジデンス(平均坪単価約345万円)がしっかりとした水準ですし、近年のコンパクト目のプランで200万円台が目立つのはサンクレイドル横濱伊勢佐木ぐらいなので、まずまずの水準だとは思いますが、リビオレゾン横濱大通り公園(販売中止)の30㎡台(北向き)もこれに近い水準でしたし、プラン的にも微妙なので立地なりの印象が強いですね。
設備仕様面は、小規模のためディスポーザーがないのは当然ですが、食洗機や床暖房もないのは残念です。ただ、そんな中でもトイレ手洗い器は付いておりいたずらにコストダウンしているわけではないようです。
管理費は267円/㎡。ディスポーザーありませんしカーペット敷のいわゆる内廊下ではありませんので小規模なりにやや高めではありますが違和感はないでしょう。
駐車場は全10台で、平置は2台のみ、残りの8台が機械式です。
設計は西尾建築設計、施工はデベロッパーでもある末長組になります。
敷地面積は500㎡ちょっとしかないですし、30㎡台も多くある総戸数48戸という小ぶりな物件にはなるのですが、それでも特色ある物件に仕上げるのが末長組です。
前回の記事で書いたように逆梁工法によるハイサッシも大きな特長の1つなのですが、そのように逆梁工法(バルコニー手摺が大梁)を用いたことで重厚感のある佇まいを実現するだけでなく、バルコニー手摺(大梁)部分に凹凸のある加工を施し、デザイン性を高めているあたりも上手いですね。
東面(妻面)の外壁には上部に至るまで大々的に大通り公園の並木をイメージしたという樹木のレリーフまで施していますし、好みの問題はあれどデザインに力を入れた物件であることは確かです。
敷地南側、隣地(青空駐車場側なので将来的には閉塞感が高まる可能性がある)との間に設けられたエントランスアプローチにはアイアンのゲートとペンダントライト、また、エントランスホール内はシャンデリア、折り上げ天井(間接照明)を施した煌びやかなヨーロピアンデザインとするなど個性ある物件に仕上げています。
また、共用廊下側に窓があるプランもありますが、北側(全戸南向き)に設けられた内部廊下設計(窓付き)も1つのポイントでしょうか。
北側はピンク色の鎌倉街道(敷地は鎌倉街道に面している部分とそうでない部分があるが、いずれにしろ中層階以上の共用廊下側からは良く見える)であり、外廊下を回避したのだと思います。
前回のバースシティ横浜大通り公園。
公式ホームページ

お部屋は38㎡の1DK、南向き中住戸です。南側はそのように大通り公園のところまで青空駐車場が連続しているので現状は視界抜けが得られますが、やはり将来的には塞がれるぐらいに考えておいた方が良さそうですね。
間取りは40㎡に満たない物件内では小さなもので、先ほどのようなファミリータイプの奥行(玄関からバルコニーまでの距離)がベースになることから、かなりのナロースパンになってしまっています。
柱のアウトフレームがしっかりと行き届いているのは末長物件らしい点ですし、逆梁工法によるハイサッシも救いではあるものの、洋室の引き戸の開きが中途半端(扉2枚分だけ)な上での窓のないDKはやはり残念ですね。
坪単価は273万円。先ほどの70㎡超の角住戸と比べると一目瞭然で、コンパクトなりに単価が高めになっています。
コンパクト中心の物件で言うと、デュオステージ横濱伊勢佐木(平均坪単価約345万円)、ライオンズ横濱関内レジデンス(平均坪単価約345万円)がしっかりとした水準ですし、近年のコンパクト目のプランで200万円台が目立つのはサンクレイドル横濱伊勢佐木ぐらいなので、まずまずの水準だとは思いますが、リビオレゾン横濱大通り公園(販売中止)の30㎡台(北向き)もこれに近い水準でしたし、プラン的にも微妙なので立地なりの印象が強いですね。
設備仕様面は、小規模のためディスポーザーがないのは当然ですが、食洗機や床暖房もないのは残念です。ただ、そんな中でもトイレ手洗い器は付いておりいたずらにコストダウンしているわけではないようです。
管理費は267円/㎡。ディスポーザーありませんしカーペット敷のいわゆる内廊下ではありませんので小規模なりにやや高めではありますが違和感はないでしょう。
駐車場は全10台で、平置は2台のみ、残りの8台が機械式です。
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