2022年ちょっと気になるマンション【三菱地所レジデンス編】
本日は、年初恒例「ちょっと気になるマンション」2022年版をお送りしていきます。
例年同様にホームページが公開され正式に分譲が決まっているものだけでなく、まだ建築計画段階のものなど(賃貸等になってしまう可能性もゼロではない)も合わせて取り上げております。
一応は2022年に分譲開始されそうなものを中心に選んではいますが、来年にズレ込む物件もあるでしょうし(完成売りのようなケースでは確実にズレ込みます)、そもそも詳細が明らかになっていない物件もある中で「気になった物件」「注目したい物件」を挙げているだけで「=オススメ物件」ではないことご留意下さい。
【三菱地所レジデンス】(順不同)
ザ・パークハウス代々木大山
ザ・パークハウス御苑内藤町
猿江恩賜公園レジデンス(主幹事。野村、大林新星和とのJV)
ザ・パークハウス大宮吉敷町翠邸
ザ・パークハウス横浜川和町ガーデン
(以下は、建築計画段階のもの)
大森北1丁目計画(主幹事。NTT都市開発とのJV)
中央区日本橋久松町計画
戸越5丁目19番地区第一種市街地再開発事業(参加組合員の筆頭)
多摩市鶴牧3丁目計画(主幹事。神鋼、積水、大林新星和、京阪、長谷工とのJV)
品川区東中延1丁目計画(主幹事。東急とのJV)
既に正式リリース済のものは、タワマンこそありませんが、粒そろいのラインナップという印象です。
ザ・パークハウス代々木大山は、従前はコート代々木大山のあった東北沢駅徒歩5分、代々木上原駅徒歩8分の井の頭通り沿いということで大山町や上原3丁目の多くを占める第一種低層住居専用地域の趣こそありませんが、敷地の途中から南側にかけて第一種低層住居専用地域が広がった9階建のため、南向き住戸の視界面での魅力は相当に高いです。
一方で、北側の井の頭通り沿いには総合設計制度を考慮した豊かな公開空地を設け、空地率約55%、井の頭通りの欅並木と連動する緑化率約35%を実現しているあたりからも注目出来る物件ですね。
ザ・パークハウス御苑内藤町は、やはり駅近ではないものの、御苑内を除くと限られた内藤町アドレスで、その上、南西に御苑が隣接するという貴重なポジションに誕生する物件です。
外苑西通り沿いのプラウド新宿御苑エンパイア(近隣商業地域の13階建)などとは異なり通りの内側の第一種住居地域(第二種高度地区)になるので5階建総戸数34戸というスケールしか実現できていません。したがって、御苑隣接とはいえ、視界は深めの森という感じで御苑を見下ろすような高い開放感があるわけではないのですが、通りから内に入った南面御苑隣接は本当に珍しく、ちょっとしたその視界は避暑地の雰囲気すらあると思います。
3戸1エレベーターが採用された物件で、最上階プレミアムプランの間取りも素敵ですね。

ザ・パークハウス大宮吉敷町翠邸の最大のポイントはやはりデザインでしょう。
ザ・パークハウス大宮吉敷町に携わったインタープランデザインセンターの福田氏がこちらにも起用されており、前物件もとても素晴らしいデザインだったのですが、こちらはさらにスケール・階建(19階建総戸数106戸)のある物件ということもあってかさらにインパクトのあるものになっています。読者の方ならばお分かりのように「三菱地所×インタープランデザインセンター」は数々の素敵な物件を供給してくれているわけですが、ここは過去一位二位を争うぐらいのデザインと存在感を放つものになるのではないでしょうか。それぐらい力が入っていると感じます。
アウトフレームが行き届いた間取りも魅力になるでしょう。

続けて建築計画段階のものに行きましょう。
大森北1丁目、東中延1丁目あたりはそこまでスケールの大きいわけではないのですが、大森北は24階建ですしいずれも駅近立地ですね。
戸越5丁目地区の再開発は言わずと知れた戸越公園駅前のプロジェクトで、23階建総戸数241戸はタワマンとしては小ぶりではあるものの、周囲はタワマンどころか10階建以上の建物すら少ないエリアになっていることからも注目度の高い物件と言えるでしょう。
そして、建築計画段階のもので個人的に最も興味深く思っているのが日本橋久松町計画です。学区でも人気の日本橋久松町は分譲マンション自体が少なく、三菱地所がやるとなれば期待は自ずと高まります。
ただ、延床面積は約5,000㎡ほどとこのエリアらしく大きなものではないですし、ゼネコンも長谷工になるようなので過度な期待は禁物ですけど…。
例年同様にホームページが公開され正式に分譲が決まっているものだけでなく、まだ建築計画段階のものなど(賃貸等になってしまう可能性もゼロではない)も合わせて取り上げております。
一応は2022年に分譲開始されそうなものを中心に選んではいますが、来年にズレ込む物件もあるでしょうし(完成売りのようなケースでは確実にズレ込みます)、そもそも詳細が明らかになっていない物件もある中で「気になった物件」「注目したい物件」を挙げているだけで「=オススメ物件」ではないことご留意下さい。
【三菱地所レジデンス】(順不同)
ザ・パークハウス代々木大山
ザ・パークハウス御苑内藤町
猿江恩賜公園レジデンス(主幹事。野村、大林新星和とのJV)
ザ・パークハウス大宮吉敷町翠邸
ザ・パークハウス横浜川和町ガーデン
(以下は、建築計画段階のもの)
大森北1丁目計画(主幹事。NTT都市開発とのJV)
中央区日本橋久松町計画
戸越5丁目19番地区第一種市街地再開発事業(参加組合員の筆頭)
多摩市鶴牧3丁目計画(主幹事。神鋼、積水、大林新星和、京阪、長谷工とのJV)
品川区東中延1丁目計画(主幹事。東急とのJV)
既に正式リリース済のものは、タワマンこそありませんが、粒そろいのラインナップという印象です。
ザ・パークハウス代々木大山は、従前はコート代々木大山のあった東北沢駅徒歩5分、代々木上原駅徒歩8分の井の頭通り沿いということで大山町や上原3丁目の多くを占める第一種低層住居専用地域の趣こそありませんが、敷地の途中から南側にかけて第一種低層住居専用地域が広がった9階建のため、南向き住戸の視界面での魅力は相当に高いです。
一方で、北側の井の頭通り沿いには総合設計制度を考慮した豊かな公開空地を設け、空地率約55%、井の頭通りの欅並木と連動する緑化率約35%を実現しているあたりからも注目出来る物件ですね。
ザ・パークハウス御苑内藤町は、やはり駅近ではないものの、御苑内を除くと限られた内藤町アドレスで、その上、南西に御苑が隣接するという貴重なポジションに誕生する物件です。
外苑西通り沿いのプラウド新宿御苑エンパイア(近隣商業地域の13階建)などとは異なり通りの内側の第一種住居地域(第二種高度地区)になるので5階建総戸数34戸というスケールしか実現できていません。したがって、御苑隣接とはいえ、視界は深めの森という感じで御苑を見下ろすような高い開放感があるわけではないのですが、通りから内に入った南面御苑隣接は本当に珍しく、ちょっとしたその視界は避暑地の雰囲気すらあると思います。
3戸1エレベーターが採用された物件で、最上階プレミアムプランの間取りも素敵ですね。

ザ・パークハウス大宮吉敷町翠邸の最大のポイントはやはりデザインでしょう。
ザ・パークハウス大宮吉敷町に携わったインタープランデザインセンターの福田氏がこちらにも起用されており、前物件もとても素晴らしいデザインだったのですが、こちらはさらにスケール・階建(19階建総戸数106戸)のある物件ということもあってかさらにインパクトのあるものになっています。読者の方ならばお分かりのように「三菱地所×インタープランデザインセンター」は数々の素敵な物件を供給してくれているわけですが、ここは過去一位二位を争うぐらいのデザインと存在感を放つものになるのではないでしょうか。それぐらい力が入っていると感じます。
アウトフレームが行き届いた間取りも魅力になるでしょう。

続けて建築計画段階のものに行きましょう。
大森北1丁目、東中延1丁目あたりはそこまでスケールの大きいわけではないのですが、大森北は24階建ですしいずれも駅近立地ですね。
戸越5丁目地区の再開発は言わずと知れた戸越公園駅前のプロジェクトで、23階建総戸数241戸はタワマンとしては小ぶりではあるものの、周囲はタワマンどころか10階建以上の建物すら少ないエリアになっていることからも注目度の高い物件と言えるでしょう。
そして、建築計画段階のもので個人的に最も興味深く思っているのが日本橋久松町計画です。学区でも人気の日本橋久松町は分譲マンション自体が少なく、三菱地所がやるとなれば期待は自ずと高まります。
ただ、延床面積は約5,000㎡ほどとこのエリアらしく大きなものではないですし、ゼネコンも長谷工になるようなので過度な期待は禁物ですけど…。
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