2022年ちょっと気になるマンション【野村不動産編】

本日は、年初恒例「ちょっと気になるマンション」2022年版の第2回で野村不動産編になります。

2022年ちょっと気になるマンション一覧

※例年同様にホームページが公開され正式に分譲が決まっているものだけでなく、まだ建築計画段階のものなど(賃貸等になってしまう可能性もゼロではない)も合わせて取り上げております。
一応は2022年に分譲開始されそうなものを中心に選んではいますが、来年にズレ込む物件もあるでしょうし(完成売りのようなケースでは確実にズレ込みます)、そもそも詳細が明らかになっていない物件もある中で「気になった物件」「注目したい物件」を挙げているだけで「=オススメ物件」ではないことご留意下さい。

【野村不動産】(順不同)
プラウドタワー目黒マーク(JR東日本都市開発とのJV)
プラウド町屋
プラウド武蔵新城ステーションマークス
プラウドシティ武蔵浦和ステーションアリーナ(JR東日本都市開発とのJV)

(以下は、建築計画段階のもの)
平井五丁目駅前地区第一種市街地再開発事業(参加組合員筆頭。他に阪急)
神宮前6丁目計画
向ヶ丘遊園集合住宅計画
向原第二住宅団地建替(参加組合員筆頭。他に旭化成)
大岡山1丁目計画
御茶ノ水計画
西五反田2丁目計画

まずはプラウドタワー目黒マークですね。
今月中に第1期が予定されており、大分前から話題になっている物件なので、多くは語りませんがやはり間取りのインパクトは高いですね。
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角住戸は下から上まで全てこのような「ラウンドバルコニー」が施されており、スーペリアでもサッシ高2.2m(最大天井高2.75m)の掃き出し窓が採用されているので空間的な広がりが感じやすい興味深い設計になっています。

バルコニー自体はコーナー部を丸めたラウンドラインなのですが、庇部分はバルコニーラインを外側に膨らませたことで外観的な曲線デザインをさらに強調しており、とても優雅なフォルムですよね。
上層のプレミアムフロアは坪単価1,000万円超(目黒駅徒歩9分でブリリアタワーズ目黒などとは大きな差があるのでこの水準は正直驚きました…)もあるわけですし、”ダイレクトウィンドウでのラウンドライン”にしても良かったような気もしますが、全体でフルバルコニーで魅せるあたりに”竹中らしい上品さ”を感じるのも確かですね。

お次のプラウド町屋は18階建総戸数78戸ということで、スケール的にはちょっと背の高い物件という印象でしかないのですが、その”ちょっとした背の高さ”を強調するR状の曲線デザインが特徴的です。

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流石にプラウドタワー目黒マークのようなインパクトこそありませんが、プラウド町屋のデザインはモリモト物件で腕を振るうJWA建築・都市設計が起用されていることも個人的にはかなりのサプライズで、ダイレクトサッシを多用したガラス面の豊かさは非常にJWAらしいものですね。

プラウド武蔵新城ステーションマークスは、駅徒歩3分の総戸数109戸ということで立地・スケール的だけでもそこそこの存在感があるのですが、スーパー(マルエツ。昨年末にオープン済)との一体開発、さらに高層ZEH-M Oriented、新発想のスタイリングルームプランなど差別化要素が盛りだくさんな物件になっています。

建築計画段階のものでは数年前から話題の平井駅前の再開発タワマンも楽しみですが、神宮前6丁目計画が頭1つ抜けてますかね。

従前は原宿バーダントハイツなどがあった明治神宮前駅及び原宿駅の駅前立地で(コープオリンピアの南側)、線路沿いではあるものの、住居系地域(第二種中高層住居専用地域)ゆえの環境面での魅力も十分な類まれな立地に誕生する物件です。延床面積は21,000㎡超というスケール感も相まってかなり素敵な物件になるのではないでしょうか。

また、延床面積40,000㎡超の向原第二住宅団地の建替プロジェクトもとても楽しみな存在です。野村不動産と共にアトラス調布をはじめとして建替プロジェクトで名をはせる旭化成不動産レジデンスも参画しており、設計(及びデザイン)にアトラスで腕を振るうネクストアーキテクト&アソシエイツが起用されているあたりからも期待が高まる物件になります。

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