デュオヒルズ戸塚【起伏ある駅徒歩11分の借地権】83㎡4,900万円台(予定)(坪単価約195万円)

デュオヒルズ戸塚。

所在地:神奈川県横浜市戸塚区矢部町字柳作771-1の一部(地番)
交通:戸塚駅徒歩11分
用途地域:第二種中高層住居専用地域
階建・総戸数:6階建、46戸

デュオヴェール赤羽同様の旧法借地権(初回30年※更新時は更新料等、譲渡時は地主の承諾等要)物件なのですが、こちらの戸塚駅徒歩11分は赤羽駅徒歩5分という珍しいポジションだったデュオヴェールに比べ大分地味な印象にはなってしまいますね。

ポジションは国道1号にほど近い丘上で、視界面の魅力はあれど駅付近との標高差は約20mもありアプローチの起伏がきついので”ギリギリ徒歩圏”ぐらいの感覚になるでしょうか。

また、近隣は住宅街なのでお店はほぼなく、買物は基本的に駅前になってしまいます。スーパーで言うとサクラスの三和が徒歩11分、東急プラザの東急ストアが徒歩12分ですね。

通学区の矢部小学校が1号を越えた先の徒歩15分となるあたりも小さなお子さんのいるファミリーにとってはネックの1つになるでしょうか。

公式ホームページ
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お部屋は83㎡の3LDK、北東角住戸です。敷地北東部エントランスの真上にあるお部屋で、そのように丘上の東傾斜地になるためこの低層階住戸でも視界抜けが望めます。

この向きでは日照時間こそ短めですが、駅から坂を上ったなりの魅力がありますね。

間取りは近年のトレンドからすると珍しいほど大きな3LDKで各所にゆとりがあります。
この大きさならば4LDKになっていた方がむしろ自然なくらいで、LDKで17.7畳あることからもそれがお分かりいただけるはずです。

このようなゆったりとした面積がありながら洗面所がリビングインなのは気になりますが、廊下は短く出来ていますし、物件の顔でもあるコーナーサッシをはじめとして開口部が充実しているあたりにも好感が持てるプランになります。

坪単価は予定価格で約195万円。眺望的な魅力の高い上層階のルーバルプランには250万円近いものもありますし、同階東向き中住戸ですら210万円ほどの水準となっていることからもお分かりのように"低層階なり/グロスの嵩む面積帯なり"に単価を抑えているようですね。

低層階でも視界抜けが得られるポジションですし、借地権とは言えこの水準ならばこのご時世なりにまずまずと言ったところでしょうか。

一方で、月額地代は221円/㎡と高いです。借地権ですのでもちろん土地の固定資産税はかかりませんし、地主の固定資産税等が小規模住宅用地の特例により減額される2年目以降はそれに連動する形で地代も安くなるのかもしれませんが(借地物件ではザ・パークハウス市谷加賀町レジデンスのようにそのような取り決めがなされていることが少なくない)、この水準が続くようだと負担感は小さくなく、上述の更新料の存在などと共に慎重に検討すべき点になってくるでしょう。

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