グランフォーレ南浦和【噴水広場を望む駅徒歩8分】4階36㎡3,078万円(坪単価283万円)
グランフォーレ南浦和。
所在地:埼玉県さいたま市南区根岸1-6-15(地番)
交通:南浦和駅徒歩8分
用途地域:商業地域
階建・総戸数:9階建、24戸
2020年に文化通り沿いの駅徒歩5分で供給されたルピアシェリール南浦和同様の全戸30㎡台のコンパクトマンションになります。
こちらは文化通りの先の駅徒歩8分ということで、やや駅距離は出てくるものの、植栽も施された文化センターの噴水広場の真向かいというのは良い材料です。また、文化通りは駅ロータリーから一直線となったインターロッキング敷の歩道のある通りで、さらに並木道でもあるので景観に加え、防犯上も魅力的なものと言えるでしょう。
近年は、女性を中心に単身でのマンション購入が増え続けており、2018年のリビオレゾン南浦和、一昨年のルピアシェリール、そしてここと南浦和駅界隈もコンパクトマンションが目立ってきましたね。
設計はTAP、施工は増田工務店です。床スラブ厚が一般的な200mmよりも薄い180mmなのは少し気になる点でしょうか。まぁ、厚み云々よりも上階に住む方次第のところが大きいのは間違いありませんが…。
全戸30㎡台の総戸数24戸という超小規模物件ですので、目立つ共用部はありません。
しかしながら、外観・エントランス周り共にデザインへの拘りを感じますね。
どちらかと言うと男性ウケするデザインという気もしなくはないのですが、モノトーン調のシックな装いで、質感豊かな外壁タイル、エントランス周りの繊細なマテリアル使いが印象的な物件になります。
エントランスも歩道からしっかりとセットバックしており、両サイドの植栽も良い感じですね。
公式ホームページ

お部屋は36㎡の1LDK、南西角住戸です。南側は4階建の建物があるのでこの階では視界は妨げられます。しかしながら、西側道路の向かいはその文化センターの噴水広場であり、文化センターの建物までの離隔がしっかりと確保された良好なポジションになります。
間取りは全戸30㎡台となる物件内で最も大きなものではあるのですが、小さなものとの差は1㎡ちょっとしかないですし、こちらのプランが最も柱の食い込みがあるので実質的な差はわずかでしょうね。
特に、ベッドルームのコーナーに食い込んだ柱が気になる設計で、西面をちょっとした雁行設計にしたのであれば南西頂点部の柱はバルコニーにアウトフレーム化して欲しかったですね。
※1階の敷地南西部にはゴミ置場(収集時の一時置場)があり、そのスペースとの兼ね合いあってのもののようですが…。
一方で、ベッドルームの引き戸が大きく開け放てるようになっているのは良いですし、クランクインによりホールと相まって空間的な広がりが得られる玄関周りも悪くないでしょう。
玄関扉を開けるとエレベーター待ちの人と”こんにちは”になってしまうあたりは小規模物件ではよくあることですが、もう少し配慮がなされていると良かったですね。
坪単価は283万円。上下270~320万円ほどのレンジになっており、平均約310万円だったルピアシェリール南浦和に比べ駅距離があるためかこなれています。
2018年のリビオレゾン南浦和(駅徒歩7分)ですら平均坪単価約290万円といったところでしたので、このご時世としては現実的な設定を心掛けていると感じます。
ルピアシェリールの際にも言及したように、近年のファミリータイプ中心の物件で言うとリリーゼ南浦和イースト・ウエストやザ・パークハウス南浦和フロントが坪単価約240~250万円台ということで、コンパクトなりの単価水準であることは確かですが、それはこのエリアに限ったことではありませんので…。
設備仕様面は、この規模ではディスポーザーはありませんし、価格帯的に水回りの天然石天板仕様がないのは当然ですが、床暖房やトイレ手洗いカウンターがないのは残念ですね。また、面積帯的に仕方のないところではありますが、キッチンは2口コンロで食洗機もありません。
管理費は407円/㎡。ディスポーザーなしの外廊下ながら超の付く小規模ということで高いですね。
小規模ゆえに同じぐらいの水準になっていたルピアシェリール(内廊下)同様に、この嵩んだランニングコストは明確なネックになってくるでしょう。
なお、駐車場はありません。
所在地:埼玉県さいたま市南区根岸1-6-15(地番)
交通:南浦和駅徒歩8分
用途地域:商業地域
階建・総戸数:9階建、24戸
2020年に文化通り沿いの駅徒歩5分で供給されたルピアシェリール南浦和同様の全戸30㎡台のコンパクトマンションになります。
こちらは文化通りの先の駅徒歩8分ということで、やや駅距離は出てくるものの、植栽も施された文化センターの噴水広場の真向かいというのは良い材料です。また、文化通りは駅ロータリーから一直線となったインターロッキング敷の歩道のある通りで、さらに並木道でもあるので景観に加え、防犯上も魅力的なものと言えるでしょう。
近年は、女性を中心に単身でのマンション購入が増え続けており、2018年のリビオレゾン南浦和、一昨年のルピアシェリール、そしてここと南浦和駅界隈もコンパクトマンションが目立ってきましたね。
設計はTAP、施工は増田工務店です。床スラブ厚が一般的な200mmよりも薄い180mmなのは少し気になる点でしょうか。まぁ、厚み云々よりも上階に住む方次第のところが大きいのは間違いありませんが…。
全戸30㎡台の総戸数24戸という超小規模物件ですので、目立つ共用部はありません。
しかしながら、外観・エントランス周り共にデザインへの拘りを感じますね。
どちらかと言うと男性ウケするデザインという気もしなくはないのですが、モノトーン調のシックな装いで、質感豊かな外壁タイル、エントランス周りの繊細なマテリアル使いが印象的な物件になります。
エントランスも歩道からしっかりとセットバックしており、両サイドの植栽も良い感じですね。
公式ホームページ

お部屋は36㎡の1LDK、南西角住戸です。南側は4階建の建物があるのでこの階では視界は妨げられます。しかしながら、西側道路の向かいはその文化センターの噴水広場であり、文化センターの建物までの離隔がしっかりと確保された良好なポジションになります。
間取りは全戸30㎡台となる物件内で最も大きなものではあるのですが、小さなものとの差は1㎡ちょっとしかないですし、こちらのプランが最も柱の食い込みがあるので実質的な差はわずかでしょうね。
特に、ベッドルームのコーナーに食い込んだ柱が気になる設計で、西面をちょっとした雁行設計にしたのであれば南西頂点部の柱はバルコニーにアウトフレーム化して欲しかったですね。
※1階の敷地南西部にはゴミ置場(収集時の一時置場)があり、そのスペースとの兼ね合いあってのもののようですが…。
一方で、ベッドルームの引き戸が大きく開け放てるようになっているのは良いですし、クランクインによりホールと相まって空間的な広がりが得られる玄関周りも悪くないでしょう。
玄関扉を開けるとエレベーター待ちの人と”こんにちは”になってしまうあたりは小規模物件ではよくあることですが、もう少し配慮がなされていると良かったですね。
坪単価は283万円。上下270~320万円ほどのレンジになっており、平均約310万円だったルピアシェリール南浦和に比べ駅距離があるためかこなれています。
2018年のリビオレゾン南浦和(駅徒歩7分)ですら平均坪単価約290万円といったところでしたので、このご時世としては現実的な設定を心掛けていると感じます。
ルピアシェリールの際にも言及したように、近年のファミリータイプ中心の物件で言うとリリーゼ南浦和イースト・ウエストやザ・パークハウス南浦和フロントが坪単価約240~250万円台ということで、コンパクトなりの単価水準であることは確かですが、それはこのエリアに限ったことではありませんので…。
設備仕様面は、この規模ではディスポーザーはありませんし、価格帯的に水回りの天然石天板仕様がないのは当然ですが、床暖房やトイレ手洗いカウンターがないのは残念ですね。また、面積帯的に仕方のないところではありますが、キッチンは2口コンロで食洗機もありません。
管理費は407円/㎡。ディスポーザーなしの外廊下ながら超の付く小規模ということで高いですね。
小規模ゆえに同じぐらいの水準になっていたルピアシェリール(内廊下)同様に、この嵩んだランニングコストは明確なネックになってくるでしょう。
なお、駐車場はありません。