ピアース白金台三丁目【ちょっと意外なこの地のプレミアムコンパクト】3階62㎡12,090万円(坪単価642万円)
ピアース白金台三丁目。
所在地:東京都港区白金台3-85-1(地番)
交通:白金台駅徒歩4分、高輪台駅徒歩8分
用途地域:第一種住居地域、第一種中高層住居専用地域
階建・総戸数:地上6階地下1階建、32戸(募集対象外住戸7戸含む)
白金台3丁目の東の端、桑原坂から少しだけ内に入ったところで、桑原坂の向かいには白金小学校のある界隈です。
また、標高30mほどの白金台の駅前からは5mほど下ったポジションにはなりますが、その途中にはプラウド白金台三丁目、パークハウス芝白金台、白金台パークマンションといった新旧の錚々たるマンションが並ぶ低層住宅街の一画ですね。
ピアースであるのはもちろんのこと、コンセプトは”プラチナムコンパクトレジデンス”ということで、この地(これだけの地)に50~60㎡台中心のプランニング(40㎡台と70㎡台もあるにはあります)をしていることに違和感がないと言えば嘘になります。
敷地面積600㎡ほどの総戸数32戸という小ぶりな物件ですので、2~3億台でも人気を集めるようなクオリティ(主に共用面の話)を実現するのは難しかったはずで(そもそも当物件は駐車場がありません)、そういったあたりを加味しての50~60㎡台なのだと思います。
ただ、逆に言えばそういった価格帯になってしまうご時世ゆえに”こういった面積帯及びコンセプトを強いられる”というのも確かだと思っていて、ちょっとうらめしい(?)ような寂しいようなそんな感情も湧いてしまうところではありますね。
60㎡台でも2LDK(1LDK+S)ばかりで、最近ではあまり見ないゆとりある2LDKプランになっているあたりは流石だと思いますけど、メインターゲットはディンクスなのでしょうか?
ディンクス向けならば予算などとの兼ね合いで50㎡台中盤までの2LDKの方がニーズを生み出しやすいでしょうし、ピアースのブランディングや雰囲気からすると”子供が巣立った年輩夫婦の住み替えニーズ”にはあまりフィットしていない印象もあるんですよね。
当物件のデザインは、お馴染みのアーキサイトメビウスながらこれまでのものとは一味違うものになっていてそのあたりも興味深い物件ではありますけれども…(次の記事で言及します)。
通学校は、その白金小学校の徒歩2分というあたりからしてももう少しファミリーに寄せても良かったと思いますし、それに伴い「ディアナコート」にすればめでたしめでたしだったのでは…と。
公式ホームページ

お部屋は62㎡の2LDK、南東角住戸です。建築基準法上の2階住戸で前建は南・東共に3階建なので視界抜けはありません。ただ、両面共に接道しているので圧迫感はなく日照も良好なポジションですね。
間取りとしては、当物件の外観上の顔となる”ガラスウォール”が最大のポイントで、柱の食い込みこそあれど柱や壁の外側にもガラスを貼り外観に気を使っているあたりも良い点でしょう。
上述のように60㎡台の2LDKということで、近年の2LDKの中ではしっかりとした面積を確保したことでLDK15.2畳を確保しているあたりにゆとりを感じます。
ただ、その一方で玄関廊下が一直線なのは少々気になる点ですし、このクラスの2LDKであれば玄関周りももう少し優雅な設計であって欲しかったですかね。
モリモトらしい玄関前(アルコーブ)からLDに至るまでの600角タイル仕様はラグジュアリーで素敵なのですが、エレベーターとエントランスの位置関係もやや気になりますね。
坪単価は642万円。上層階は600万円台後半となる一方で囲まれ感の強い低層階(建築基準法上の地下住戸)には500万円ちょっとのお部屋もあり、条件差に伴うものとは言え小規模物件としては単価差が大きな物件ですね。
当プランは低層階ながら物件の顔となる南東角住戸ということもあり、物件内ではそこそこの単価設定になってはいるものの、上述のように共用面や駐車場に配慮しつつ80㎡超などのプランを設けたワンランク上のコンセプトを採用していたら単価はもう少し伸ばせたようにも思います。
所在地:東京都港区白金台3-85-1(地番)
交通:白金台駅徒歩4分、高輪台駅徒歩8分
用途地域:第一種住居地域、第一種中高層住居専用地域
階建・総戸数:地上6階地下1階建、32戸(募集対象外住戸7戸含む)
白金台3丁目の東の端、桑原坂から少しだけ内に入ったところで、桑原坂の向かいには白金小学校のある界隈です。
また、標高30mほどの白金台の駅前からは5mほど下ったポジションにはなりますが、その途中にはプラウド白金台三丁目、パークハウス芝白金台、白金台パークマンションといった新旧の錚々たるマンションが並ぶ低層住宅街の一画ですね。
ピアースであるのはもちろんのこと、コンセプトは”プラチナムコンパクトレジデンス”ということで、この地(これだけの地)に50~60㎡台中心のプランニング(40㎡台と70㎡台もあるにはあります)をしていることに違和感がないと言えば嘘になります。
敷地面積600㎡ほどの総戸数32戸という小ぶりな物件ですので、2~3億台でも人気を集めるようなクオリティ(主に共用面の話)を実現するのは難しかったはずで(そもそも当物件は駐車場がありません)、そういったあたりを加味しての50~60㎡台なのだと思います。
ただ、逆に言えばそういった価格帯になってしまうご時世ゆえに”こういった面積帯及びコンセプトを強いられる”というのも確かだと思っていて、ちょっとうらめしい(?)ような寂しいようなそんな感情も湧いてしまうところではありますね。
60㎡台でも2LDK(1LDK+S)ばかりで、最近ではあまり見ないゆとりある2LDKプランになっているあたりは流石だと思いますけど、メインターゲットはディンクスなのでしょうか?
ディンクス向けならば予算などとの兼ね合いで50㎡台中盤までの2LDKの方がニーズを生み出しやすいでしょうし、ピアースのブランディングや雰囲気からすると”子供が巣立った年輩夫婦の住み替えニーズ”にはあまりフィットしていない印象もあるんですよね。
当物件のデザインは、お馴染みのアーキサイトメビウスながらこれまでのものとは一味違うものになっていてそのあたりも興味深い物件ではありますけれども…(次の記事で言及します)。
通学校は、その白金小学校の徒歩2分というあたりからしてももう少しファミリーに寄せても良かったと思いますし、それに伴い「ディアナコート」にすればめでたしめでたしだったのでは…と。
公式ホームページ

お部屋は62㎡の2LDK、南東角住戸です。建築基準法上の2階住戸で前建は南・東共に3階建なので視界抜けはありません。ただ、両面共に接道しているので圧迫感はなく日照も良好なポジションですね。
間取りとしては、当物件の外観上の顔となる”ガラスウォール”が最大のポイントで、柱の食い込みこそあれど柱や壁の外側にもガラスを貼り外観に気を使っているあたりも良い点でしょう。
上述のように60㎡台の2LDKということで、近年の2LDKの中ではしっかりとした面積を確保したことでLDK15.2畳を確保しているあたりにゆとりを感じます。
ただ、その一方で玄関廊下が一直線なのは少々気になる点ですし、このクラスの2LDKであれば玄関周りももう少し優雅な設計であって欲しかったですかね。
モリモトらしい玄関前(アルコーブ)からLDに至るまでの600角タイル仕様はラグジュアリーで素敵なのですが、エレベーターとエントランスの位置関係もやや気になりますね。
坪単価は642万円。上層階は600万円台後半となる一方で囲まれ感の強い低層階(建築基準法上の地下住戸)には500万円ちょっとのお部屋もあり、条件差に伴うものとは言え小規模物件としては単価差が大きな物件ですね。
当プランは低層階ながら物件の顔となる南東角住戸ということもあり、物件内ではそこそこの単価設定になってはいるものの、上述のように共用面や駐車場に配慮しつつ80㎡超などのプランを設けたワンランク上のコンセプトを採用していたら単価はもう少し伸ばせたようにも思います。
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