リビオレゾン王子【niko and…コラボ×小規模ながら良好なランドプラン】4階27㎡3,250万円(坪単価394万円)
続けて、リビオレゾン王子。
設計は自由建築設計事務所、施工は新日本建設です。
最大の特徴はniko and…による共用部デザイン監修&インテリアコーディネートでしょうか。
日鉄興和不動産は、リビオ錦糸町で分譲マンション初のniko and…のデザイン協力を得ており、こちらは「リビオ×niko and…」の続編ということになりますね。
リビオ錦糸町の後にはグランアリーナレジデンス(名鉄不動産他)でもniko and…デザインが実現しており、”リビオならでは”のものでこそありませんが、当物件は外観(基壇部)もそういったniko and…とのコラボを考慮したスタイリッシュなデザインを採用していますし、小ぶりながらも記憶に残る特色あるものになっていると思います。
建物の4階部分までの低層部は上部のホワイト系とは一線を画すシックなトーンを採用し、特に1階エントランス周囲はカフェやブティックを彷彿させる高いデザイン性を実現しています。
やや歪な敷地形状を活かし、両面が接道する敷地南東部に大きめに空地を確保し、エントランスをセットバックしているあたりも秀逸で、敷地面積600㎡ちょっとに対し、建築面積はわずか280㎡弱という高い空地率も当物件の魅力と言えるでしょう。
エントランスホール横に設けられたラウンジ空間は2面のカウンターとデスク席・ソファ席など同時に10名程度が使えるぐらいのしっかりとした空間で、このスケールの物件としては十分な広さがあると共に、レンガや木といった質感豊かな素材を使ったniko and…らしい空間デザインにも注目出来ますね。
前回のリビオレゾン王子。
公式ホームページ

お部屋は27㎡の1DK、南向き中住戸です。南側道路の向かいには11階建のランドステージ王子駅前がありますが、そのように当建物は道路から十分にセットバックした位置に設計されており、眼下にはエントランスアプローチ(及び平置駐車場)もありますので、低層階でもけして悪いポジションではありません。
ただ、5階以上の南向きが60㎡台の3LDKであるのに対し、4階以下は30㎡台とこの唯一の20㎡台プランの構成になっており、芳しくない日照面を考慮した感じになるでしょうか。
当プランはそのように物件内では最も小さなもので27㎡ながら2室構成としているため洋室は2.5畳ととても小さいです。
柱位置をご覧いただくとお分かりのように窓際天井部には梁が室内側にガッツリ食い込んでいるので畳数以上に狭く感じるところもあるでしょうし(そのせいでウォールドアの方立ても大きくなってしまっている)、このご時世らしい狭小プランの中の狭小プランですね。
また、気になるのは玄関です。共用廊下から微塵もセットバックされておらず、扉を開けると共用廊下の通行をモロに妨げてしまいます。
いわゆるワンルームマンションなどにおいてはよくある設計ではあるものの、こちらはそれなりの価格帯となった30㎡台中心の物件ではあるので、もう少し配慮が欲しかったところですね。
坪単価は394万円。同低層階の30㎡台の1LDKよりもグロスが嵩まない分、単価が5%程度強めになっているようです。
ここまで面積を絞ったプランになるので違和感こそありませんが、面積を絞りに絞ったことで実需でのニーズは見込みづらく純粋な投資や半住半投がメインターゲットになるという点で言うと、魅力は感じにくい水準だとは思います。
以下のように、3LDKを除くと床暖房もないですし、設備面も弱いですからね…。
設備仕様面は、この規模ではディスポーザーなしは当然としてもトイレ手洗いカウンターがないのは残念ですね。水回りの天然石天板仕様もないですし3LDK以外は床暖房もありません。
管理費は316円/㎡。小ぶりなスケールが影響してか、ディスポーザーなしの外廊下にしては高めですね。
駐車場は身障者用を含む全4台で平置になります。
設計は自由建築設計事務所、施工は新日本建設です。
最大の特徴はniko and…による共用部デザイン監修&インテリアコーディネートでしょうか。
日鉄興和不動産は、リビオ錦糸町で分譲マンション初のniko and…のデザイン協力を得ており、こちらは「リビオ×niko and…」の続編ということになりますね。
リビオ錦糸町の後にはグランアリーナレジデンス(名鉄不動産他)でもniko and…デザインが実現しており、”リビオならでは”のものでこそありませんが、当物件は外観(基壇部)もそういったniko and…とのコラボを考慮したスタイリッシュなデザインを採用していますし、小ぶりながらも記憶に残る特色あるものになっていると思います。
建物の4階部分までの低層部は上部のホワイト系とは一線を画すシックなトーンを採用し、特に1階エントランス周囲はカフェやブティックを彷彿させる高いデザイン性を実現しています。
やや歪な敷地形状を活かし、両面が接道する敷地南東部に大きめに空地を確保し、エントランスをセットバックしているあたりも秀逸で、敷地面積600㎡ちょっとに対し、建築面積はわずか280㎡弱という高い空地率も当物件の魅力と言えるでしょう。
エントランスホール横に設けられたラウンジ空間は2面のカウンターとデスク席・ソファ席など同時に10名程度が使えるぐらいのしっかりとした空間で、このスケールの物件としては十分な広さがあると共に、レンガや木といった質感豊かな素材を使ったniko and…らしい空間デザインにも注目出来ますね。
前回のリビオレゾン王子。
公式ホームページ

お部屋は27㎡の1DK、南向き中住戸です。南側道路の向かいには11階建のランドステージ王子駅前がありますが、そのように当建物は道路から十分にセットバックした位置に設計されており、眼下にはエントランスアプローチ(及び平置駐車場)もありますので、低層階でもけして悪いポジションではありません。
ただ、5階以上の南向きが60㎡台の3LDKであるのに対し、4階以下は30㎡台とこの唯一の20㎡台プランの構成になっており、芳しくない日照面を考慮した感じになるでしょうか。
当プランはそのように物件内では最も小さなもので27㎡ながら2室構成としているため洋室は2.5畳ととても小さいです。
柱位置をご覧いただくとお分かりのように窓際天井部には梁が室内側にガッツリ食い込んでいるので畳数以上に狭く感じるところもあるでしょうし(そのせいでウォールドアの方立ても大きくなってしまっている)、このご時世らしい狭小プランの中の狭小プランですね。
また、気になるのは玄関です。共用廊下から微塵もセットバックされておらず、扉を開けると共用廊下の通行をモロに妨げてしまいます。
いわゆるワンルームマンションなどにおいてはよくある設計ではあるものの、こちらはそれなりの価格帯となった30㎡台中心の物件ではあるので、もう少し配慮が欲しかったところですね。
坪単価は394万円。同低層階の30㎡台の1LDKよりもグロスが嵩まない分、単価が5%程度強めになっているようです。
ここまで面積を絞ったプランになるので違和感こそありませんが、面積を絞りに絞ったことで実需でのニーズは見込みづらく純粋な投資や半住半投がメインターゲットになるという点で言うと、魅力は感じにくい水準だとは思います。
以下のように、3LDKを除くと床暖房もないですし、設備面も弱いですからね…。
設備仕様面は、この規模ではディスポーザーなしは当然としてもトイレ手洗いカウンターがないのは残念ですね。水回りの天然石天板仕様もないですし3LDK以外は床暖房もありません。
管理費は316円/㎡。小ぶりなスケールが影響してか、ディスポーザーなしの外廊下にしては高めですね。
駐車場は身障者用を含む全4台で平置になります。
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