イニシア町田【駅徒歩4分×玄関前に特色ある4LDK】75㎡6,348万円(坪単価279万円)
イニシア町田。
所在地:東京都町田市原町田2-1274-1(地番)
交通:町田駅徒歩4分(JR線。小田急線は徒歩10分)
用途地域:商業地域
階建・総戸数:地上15階地下1階建、96戸(一般分譲対象外住戸6戸含む)
駅からの道程は町田駅前通りを南東にまっすぐ、JRのターミナル口から徒歩4分となる至便な地です。近隣のサンクレイドル町田Ⅱ同様に駅からの道程の大半がデッキ(屋根はなし)になるのも魅力的でしょう。
南西側となる町田駅前通りの先は線路があり、駅近物件なりの賑やかさもあるものの、そのように南西側に開けたポジションでもあるので日照的な魅力も高いですね。
町田駅前は広域に渡り繁華街が広がっていますが、このあたりになると住宅街らしさ(マンションがほとんど)が出てくるのも良い材料だと思います。
小田急線は少々距離があるものの、町田駅がこの距離感なので買物利便はとても高いですし、ダイエーが至近の徒歩3分、また、中央図書館が徒歩2分のところにあるあたりも魅力になるでしょうか。
なお、通学校は芹ヶ谷公園に隣接する町田第二小学校で徒歩12分とやや距離感があります。ただ、そういった芹ヶ谷公園(徒歩10分)の豊かな環境も町田駅前の大きな魅力であるのは言うまでもなく環境面と利便性のバランスのとれた物件と言えるでしょう。
公式ホームページ

お部屋は75㎡の4LDK、東角住戸です。そのように周囲にはマンションが多くなっており、北東方向には14階建がありますが、南東方向は高いものでも8階建といったところなのでこの上層階住戸からは視界抜けも出てきます。
間取りは物件内で最も大きなもので4LDKになっています。
4LDKとしては小ぶりな70㎡台中盤ながらもウォールドア(トールスライドウォール)が採用された洋室2・3はLDと一体利用が可能なので気軽に3LDKなどとしても使える柔軟性がありますし、小ぶりながらも玄関前の洋室4は面白い存在ですね。
玄関周りに土間付のプランなどを提案することも少なくないイニシアらしいもので、玄関と連動した使い方が可能、また、玄関にも大きな窓があり、通風・採光に優れているのも魅力的でしょう。
LDは二面採光でこそありませんが、南東面のワイドな連窓サッシは大きな特長ですし、玄関窓も含め角住戸なりに開口部が充実しているあたりにも好感が持てますね。
一方で、気になるのはLD入口付近の設計でしょうか。
洋室1は廊下側に扉を設けることが出来るはずなのに、リビングインになっているところを見ると北東側の開口部だけでは建築基準法上の居室要件(その居室の床面積に対し一定以上の開口部の面積が必要(厳密には用途地域や隣地間距離なども計算に影響します))を満たせず、強引にリビングイン(※)とすることで満たした(居室とした)可能性が高いです。
※リビングインの居室の場合、リビングと一体でその居室要件を満たすか否かの計算を行うことが出来ます。
それ以外に洋室2のトールスライドウォールとの兼ね合いもあるのかもしれませんが、いずれにしてもLDの入口ドアがかなり北西側に引っ張られてしまっており、LDKの15.8畳には実質的な廊下部分が多く含まれていることに注意すべきでしょう。
また、洋室1はLD側だけでなく廊下側にも扉があると良かったように思いますね。
坪単価は279万円。物件平均は250~260万円といったところでしょうか。
近隣のサンクレイドル町田Ⅱ(平均坪単価約330万円)は20~30㎡台のみの超コンパクト物件なので比較対象として適切ではなく、最も参考に資するのは直近のファミリータイプの分譲マンションであったプレミスト町田中町(2020年分譲/小田急線町田駅徒歩7分、JR線徒歩11分/平均坪単価約235万円)でしょうか。
当物件はその後の市況好転なども考慮されてかプレミストよりは高くなります。
しかしながら、プレミストの分譲時に、「都心直通の小田急が徒歩7分でのこの単価は"いずれの物件も苦戦する現状を受け入れた価格設定"という印象を受けます」と述べたように、2017~2018年にかけて町田駅周り(町田市側)ではウエリス町田中町(駅徒歩8分/平均坪単価約240万円)、ザ・パークハウス町田フロント(駅徒歩5分/平均坪単価約260万円)、グローリオレジデンス町田中町(駅徒歩11分/平均坪単価約240万円)、パークホームズ町田(駅徒歩6分/平均坪単価約250万円)、シティテラス町田ステーションコート(駅徒歩2分/平均坪単価約285万円)、ザ・パークハウス町田テラス(駅徒歩7分/平均坪単価約265万円)などの多くの物件が供給されており、当物件はそれらと大差ない水準になります。
それらは供給が重なったため売れ行きが芳しくないものも少なくなかったのですが、ほとんどのエリアで「2017~2018年に分譲開始された物件」との価格差が大きくなっているのが現状の相場であり、小田急線側ではないとはいえ駅徒歩4分でこの単価ならば目に優しい現実的なお値段設定だと思いますね。
所在地:東京都町田市原町田2-1274-1(地番)
交通:町田駅徒歩4分(JR線。小田急線は徒歩10分)
用途地域:商業地域
階建・総戸数:地上15階地下1階建、96戸(一般分譲対象外住戸6戸含む)
駅からの道程は町田駅前通りを南東にまっすぐ、JRのターミナル口から徒歩4分となる至便な地です。近隣のサンクレイドル町田Ⅱ同様に駅からの道程の大半がデッキ(屋根はなし)になるのも魅力的でしょう。
南西側となる町田駅前通りの先は線路があり、駅近物件なりの賑やかさもあるものの、そのように南西側に開けたポジションでもあるので日照的な魅力も高いですね。
町田駅前は広域に渡り繁華街が広がっていますが、このあたりになると住宅街らしさ(マンションがほとんど)が出てくるのも良い材料だと思います。
小田急線は少々距離があるものの、町田駅がこの距離感なので買物利便はとても高いですし、ダイエーが至近の徒歩3分、また、中央図書館が徒歩2分のところにあるあたりも魅力になるでしょうか。
なお、通学校は芹ヶ谷公園に隣接する町田第二小学校で徒歩12分とやや距離感があります。ただ、そういった芹ヶ谷公園(徒歩10分)の豊かな環境も町田駅前の大きな魅力であるのは言うまでもなく環境面と利便性のバランスのとれた物件と言えるでしょう。
公式ホームページ

お部屋は75㎡の4LDK、東角住戸です。そのように周囲にはマンションが多くなっており、北東方向には14階建がありますが、南東方向は高いものでも8階建といったところなのでこの上層階住戸からは視界抜けも出てきます。
間取りは物件内で最も大きなもので4LDKになっています。
4LDKとしては小ぶりな70㎡台中盤ながらもウォールドア(トールスライドウォール)が採用された洋室2・3はLDと一体利用が可能なので気軽に3LDKなどとしても使える柔軟性がありますし、小ぶりながらも玄関前の洋室4は面白い存在ですね。
玄関周りに土間付のプランなどを提案することも少なくないイニシアらしいもので、玄関と連動した使い方が可能、また、玄関にも大きな窓があり、通風・採光に優れているのも魅力的でしょう。
LDは二面採光でこそありませんが、南東面のワイドな連窓サッシは大きな特長ですし、玄関窓も含め角住戸なりに開口部が充実しているあたりにも好感が持てますね。
一方で、気になるのはLD入口付近の設計でしょうか。
洋室1は廊下側に扉を設けることが出来るはずなのに、リビングインになっているところを見ると北東側の開口部だけでは建築基準法上の居室要件(その居室の床面積に対し一定以上の開口部の面積が必要(厳密には用途地域や隣地間距離なども計算に影響します))を満たせず、強引にリビングイン(※)とすることで満たした(居室とした)可能性が高いです。
※リビングインの居室の場合、リビングと一体でその居室要件を満たすか否かの計算を行うことが出来ます。
それ以外に洋室2のトールスライドウォールとの兼ね合いもあるのかもしれませんが、いずれにしてもLDの入口ドアがかなり北西側に引っ張られてしまっており、LDKの15.8畳には実質的な廊下部分が多く含まれていることに注意すべきでしょう。
また、洋室1はLD側だけでなく廊下側にも扉があると良かったように思いますね。
坪単価は279万円。物件平均は250~260万円といったところでしょうか。
近隣のサンクレイドル町田Ⅱ(平均坪単価約330万円)は20~30㎡台のみの超コンパクト物件なので比較対象として適切ではなく、最も参考に資するのは直近のファミリータイプの分譲マンションであったプレミスト町田中町(2020年分譲/小田急線町田駅徒歩7分、JR線徒歩11分/平均坪単価約235万円)でしょうか。
当物件はその後の市況好転なども考慮されてかプレミストよりは高くなります。
しかしながら、プレミストの分譲時に、「都心直通の小田急が徒歩7分でのこの単価は"いずれの物件も苦戦する現状を受け入れた価格設定"という印象を受けます」と述べたように、2017~2018年にかけて町田駅周り(町田市側)ではウエリス町田中町(駅徒歩8分/平均坪単価約240万円)、ザ・パークハウス町田フロント(駅徒歩5分/平均坪単価約260万円)、グローリオレジデンス町田中町(駅徒歩11分/平均坪単価約240万円)、パークホームズ町田(駅徒歩6分/平均坪単価約250万円)、シティテラス町田ステーションコート(駅徒歩2分/平均坪単価約285万円)、ザ・パークハウス町田テラス(駅徒歩7分/平均坪単価約265万円)などの多くの物件が供給されており、当物件はそれらと大差ない水準になります。
それらは供給が重なったため売れ行きが芳しくないものも少なくなかったのですが、ほとんどのエリアで「2017~2018年に分譲開始された物件」との価格差が大きくなっているのが現状の相場であり、小田急線側ではないとはいえ駅徒歩4分でこの単価ならば目に優しい現実的なお値段設定だと思いますね。