イニシア町田【2017~2018年頃と大差ない単価設定】8階70㎡5,498万円(坪単価259万円)
続けて、イニシア町田。
設計・施工は木内建設です。
最低でも約53㎡を確保したファミリータイプ中心の総戸数96戸というそこそこのスケール感を有した物件ではあるものの、敷地面積は1,100㎡弱、空地率も約38%ということでランドプランにとりわけゆとりを感じることはありません。
ただ、町田駅前通り沿いに設けられたエントランスと歩道との間はそこそこゆとりのあるものになっており、両サイドにしっかりとした植栽が施されているのは評価できる点で、エントランスホール周りの雰囲気も素敵ですね。
外観デザインには大きな特徴はないものの、ガラス手摺中心の透明感のあるもので、戸境にマリオンによりグリッド状のラインが際立っているのも良い点でしょう。
前回のイニシア町田。
公式ホームページ

お部屋は70㎡の2LDK+S、南東向き中住戸です。8階だと道路の向かいにあるマンションの影響が残りますが、日照に関しては申し分ありません。
ちなみに、視界抜けという点では南西向きに優位性がありますが(当物件は南東向きと南西向きの構成)、南西向きは線路や町田駅前通りの喧騒の影響が大きくなります。
間取りはギリギリながらも70㎡に乗せた上で、このシリーズらしい柱のアウトフレームが行き届いたものになっているので、近年の狭小トレンド下においては比較的ゆとりを感じやすいものと言えるでしょう。
連窓サッシ(※)やトールスライドウォールに加え、玄関にカウンター(下部収納)と広がりのある廊下(いわゆる「ウエルカムホール」プラン)を採用しているので空間的な広がりも得やすいですし、やはり柱のアウトフレームによるきれいな居室形状も素晴らしいですね。
※スパンのほとんどがサッシになっているのが地味に凄いです。連窓サッシ云々を抜きにしてもこんなに隅までサッシが施されるのはなかなかないですね。
坪単価は259万円。物件内で平均的な水準になるでしょう。
前回の記事で書いたように、分譲マンションが次々と供給されていた2017~2018年頃の市場環境とは大きく異なり、かつ、今後も多くの供給が予定されているわけではないので(日本エスコンが原町田2丁目の駅徒歩9分で分譲予定?)、この単価帯ならばニーズは十分にあるのではないでしょうか。
第1期1次の供給は30戸とあまり多くはないようですが、完全アウトフレームの効率的なプランでの単価ですしね。
設備仕様面は、総戸数96戸ありながらディスポーザーがないのは残念です。
価格帯的に水回り天板も天然石ではないものの、食洗機に加え、ミストサウナとトイレ手洗いカウンターが付いているのは魅力的ですね。
管理費は263円/㎡。ディスポーザーなしの外廊下で、ファミリータイプ中心の総戸数96戸というスケール感があることを考えると少々高く感じますね。
駐車場は全24台で身障者用を含む2台のみが平置、残りの22台が機械式になります。
設計・施工は木内建設です。
最低でも約53㎡を確保したファミリータイプ中心の総戸数96戸というそこそこのスケール感を有した物件ではあるものの、敷地面積は1,100㎡弱、空地率も約38%ということでランドプランにとりわけゆとりを感じることはありません。
ただ、町田駅前通り沿いに設けられたエントランスと歩道との間はそこそこゆとりのあるものになっており、両サイドにしっかりとした植栽が施されているのは評価できる点で、エントランスホール周りの雰囲気も素敵ですね。
外観デザインには大きな特徴はないものの、ガラス手摺中心の透明感のあるもので、戸境にマリオンによりグリッド状のラインが際立っているのも良い点でしょう。
前回のイニシア町田。
公式ホームページ

お部屋は70㎡の2LDK+S、南東向き中住戸です。8階だと道路の向かいにあるマンションの影響が残りますが、日照に関しては申し分ありません。
ちなみに、視界抜けという点では南西向きに優位性がありますが(当物件は南東向きと南西向きの構成)、南西向きは線路や町田駅前通りの喧騒の影響が大きくなります。
間取りはギリギリながらも70㎡に乗せた上で、このシリーズらしい柱のアウトフレームが行き届いたものになっているので、近年の狭小トレンド下においては比較的ゆとりを感じやすいものと言えるでしょう。
連窓サッシ(※)やトールスライドウォールに加え、玄関にカウンター(下部収納)と広がりのある廊下(いわゆる「ウエルカムホール」プラン)を採用しているので空間的な広がりも得やすいですし、やはり柱のアウトフレームによるきれいな居室形状も素晴らしいですね。
※スパンのほとんどがサッシになっているのが地味に凄いです。連窓サッシ云々を抜きにしてもこんなに隅までサッシが施されるのはなかなかないですね。
坪単価は259万円。物件内で平均的な水準になるでしょう。
前回の記事で書いたように、分譲マンションが次々と供給されていた2017~2018年頃の市場環境とは大きく異なり、かつ、今後も多くの供給が予定されているわけではないので(日本エスコンが原町田2丁目の駅徒歩9分で分譲予定?)、この単価帯ならばニーズは十分にあるのではないでしょうか。
第1期1次の供給は30戸とあまり多くはないようですが、完全アウトフレームの効率的なプランでの単価ですしね。
設備仕様面は、総戸数96戸ありながらディスポーザーがないのは残念です。
価格帯的に水回り天板も天然石ではないものの、食洗機に加え、ミストサウナとトイレ手洗いカウンターが付いているのは魅力的ですね。
管理費は263円/㎡。ディスポーザーなしの外廊下で、ファミリータイプ中心の総戸数96戸というスケール感があることを考えると少々高く感じますね。
駐車場は全24台で身障者用を含む2台のみが平置、残りの22台が機械式になります。
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