ブリシア方南町【敷地面積1,700㎡超×容積率80%の豊かさ】1階61㎡7,698万円(坪単価419万円)
続けて、ブリシア方南町。
設計はクレオ、施工はシミズ・ビルライフケアです。
当物件は60~70㎡台中心ですが、30~40㎡台も6戸ある総戸数23戸ということでブリシアシリーズをご存じの方であればあるほど”いつもの小規模なブリシア”という印象になるかもしれません。
しかしながら、当物件は第一種低層住居専用地域の3階建での戸数ですので敷地面積はそこそこありますし、さらに、この敷地は前回の記事で述べたように容積率80%という第一種低層住居専用地域の中でも厳しい制限がなされている中での総戸数23戸という点に着目すべきでしょう。
非常に低い容積率の中での23戸ゆえに敷地面積は1,700㎡超もありますし、空地率も低層建としては出色の約61%(建蔽率も40%という厳しい制限)もあります。そのため、30~40㎡台もある総戸数23戸という数字からは想像しにくいほどのゆとりが当物件にはあるのです。
豊かな空地には全8台の平置駐車場に加え、オーナーズガーデンという緑の共用空間、さらに1階住戸には「専用庭×オーナーズリビングテラス」が備わっており、一般的な第一種低層住居専用地域のマンション(高さ制限は同じでも建蔽率60%/容積率150・200%になっていることが多い)ではまず実現不可能なものになります。
配棟計画という点で言うと、南向きと西向きのL字的な感じになっており、敷地形状に加え、南西方向の「リバーフロント×パークフロント」を考えると南西向きを中心とした方が魅力的なお部屋が多くなった気はしますけども…。
また、建物的には3階建でスケールが小さいため、大きな特色は感じにくいのですが、バルコニー戸境のマリオンまでタイル貼としているあたりに高級感が窺えますし、少なからず価格帯を考慮しているものと思われます。
前回のブリシア方南町。
公式ホームページ

お部屋は61㎡の3LDK、南向き中住戸です。エントランスの隣になる住戸で、南側細い道路の向かいに異常に緑の深い戸建のあるポジションになります。リバーフロントでもパークフロントでもありませんが、日照は半永久的に保たれますし、奥行のあるオーナーズリビングテラス×専用庭により道路との離隔も十分ですね。
間取りはこのシリーズらしい60㎡そこそこの狭小3LDKになります。壁式構造なので柱の食い込みはないものの、廊下も平均的な長さのプランになるので室内部分のゆとりは感じにくいでしょう。
ただ、そんな中でもオーナーズブースを設けているのはこのご時世らしいところですし、洋室2の引き戸を開くとひとつなぎの大きな空間として利用できるのも良いですね。
オーナーズリビングテラスに面したLDの開口部にはセンターオープンサッシが採用されているので屋外が心地よい季節には”第二のリビング”が誕生しますし、このエリアに相応しいプランと言えるでしょう。
坪単価は419万円。西向きの1階住戸(やはりオーナーズリビングテラス×専用庭付)はこちらよりも幾らか安いものの、それでも400万円ちょっとの水準で、オーナーズスカイテラスなどのない1~2階のファミリータイプはほぼほぼ”400万円ちょっと”になるようですね。
30~40㎡台も400万円台前半の設定で、先ほどの記事で言及した600万円超のような特殊住戸を除けば平坦な単価設定になっているようです。
設備仕様面は、小規模のためディスポーザーはないのは仕方ないでしょう。しかしながら、水回りの天然石天板仕様やトイレ手洗いカウンターどころか床暖房すらもないのは…。
このシリーズではお馴染みの仕様ではあるのですが、当物件は過去一高額なブリシアですし13,000万円(坪単価614万円)のお部屋も同仕様というのはなかなかの衝撃ですね…。
管理費は250円/㎡。ディスポーザーなしの外廊下なりに小規模でも抑えられています。
駐車場は全8台で平置になります。
設計はクレオ、施工はシミズ・ビルライフケアです。
当物件は60~70㎡台中心ですが、30~40㎡台も6戸ある総戸数23戸ということでブリシアシリーズをご存じの方であればあるほど”いつもの小規模なブリシア”という印象になるかもしれません。
しかしながら、当物件は第一種低層住居専用地域の3階建での戸数ですので敷地面積はそこそこありますし、さらに、この敷地は前回の記事で述べたように容積率80%という第一種低層住居専用地域の中でも厳しい制限がなされている中での総戸数23戸という点に着目すべきでしょう。
非常に低い容積率の中での23戸ゆえに敷地面積は1,700㎡超もありますし、空地率も低層建としては出色の約61%(建蔽率も40%という厳しい制限)もあります。そのため、30~40㎡台もある総戸数23戸という数字からは想像しにくいほどのゆとりが当物件にはあるのです。
豊かな空地には全8台の平置駐車場に加え、オーナーズガーデンという緑の共用空間、さらに1階住戸には「専用庭×オーナーズリビングテラス」が備わっており、一般的な第一種低層住居専用地域のマンション(高さ制限は同じでも建蔽率60%/容積率150・200%になっていることが多い)ではまず実現不可能なものになります。
配棟計画という点で言うと、南向きと西向きのL字的な感じになっており、敷地形状に加え、南西方向の「リバーフロント×パークフロント」を考えると南西向きを中心とした方が魅力的なお部屋が多くなった気はしますけども…。
また、建物的には3階建でスケールが小さいため、大きな特色は感じにくいのですが、バルコニー戸境のマリオンまでタイル貼としているあたりに高級感が窺えますし、少なからず価格帯を考慮しているものと思われます。
前回のブリシア方南町。
公式ホームページ

お部屋は61㎡の3LDK、南向き中住戸です。エントランスの隣になる住戸で、南側細い道路の向かいに異常に緑の深い戸建のあるポジションになります。リバーフロントでもパークフロントでもありませんが、日照は半永久的に保たれますし、奥行のあるオーナーズリビングテラス×専用庭により道路との離隔も十分ですね。
間取りはこのシリーズらしい60㎡そこそこの狭小3LDKになります。壁式構造なので柱の食い込みはないものの、廊下も平均的な長さのプランになるので室内部分のゆとりは感じにくいでしょう。
ただ、そんな中でもオーナーズブースを設けているのはこのご時世らしいところですし、洋室2の引き戸を開くとひとつなぎの大きな空間として利用できるのも良いですね。
オーナーズリビングテラスに面したLDの開口部にはセンターオープンサッシが採用されているので屋外が心地よい季節には”第二のリビング”が誕生しますし、このエリアに相応しいプランと言えるでしょう。
坪単価は419万円。西向きの1階住戸(やはりオーナーズリビングテラス×専用庭付)はこちらよりも幾らか安いものの、それでも400万円ちょっとの水準で、オーナーズスカイテラスなどのない1~2階のファミリータイプはほぼほぼ”400万円ちょっと”になるようですね。
30~40㎡台も400万円台前半の設定で、先ほどの記事で言及した600万円超のような特殊住戸を除けば平坦な単価設定になっているようです。
設備仕様面は、小規模のためディスポーザーはないのは仕方ないでしょう。しかしながら、水回りの天然石天板仕様やトイレ手洗いカウンターどころか床暖房すらもないのは…。
このシリーズではお馴染みの仕様ではあるのですが、当物件は過去一高額なブリシアですし13,000万円(坪単価614万円)のお部屋も同仕様というのはなかなかの衝撃ですね…。
管理費は250円/㎡。ディスポーザーなしの外廊下なりに小規模でも抑えられています。
駐車場は全8台で平置になります。
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