リビオ横濱反町【二重床のための10階建×特徴的なデザイン】4階43㎡4,790万円(坪単価371万円)
続けて、リビオ横濱反町。
設計は自由建築設計事務所、施工は川村公営です。
こういった第7種高度地区の31m制限エリアにおいては、直床を厭わずフロア数を最大限確保(11階建)とするケースの方が多いのですが、こちらは10階建として二重床としています。
同じ容積率(MAXの容積率)とするのであれば11階建の方が上層階住戸を増やせますし、空地が大きく出来るというメリットもありますが、立派な価格帯の物件ということもあり普通に二重床にしたようですね。
敷地面積は1,000㎡にわずかに満たないものの、南東・南西に加え、北西も接道した三方角地で、敷地面積以上のゆとり・広がりを感じられますし、10階建でも空地率約41%を確保出来ているので悪くないでしょう。
このスケールでは特別な屋外共用空間などがないのは当然としても、エントランス(建物)の1号からのセットバックなどに物足りなさを感じるのも事実です。
ただ、容積率の高い商業地域(ここは400%)の物件の多くはこういった設計になるのが一般的ですし、当物件は1号の内側になる南西・北西も接道していることで近隣建物との離隔が図れているのもポイントですよね。
フラワー緑道のところまでは同400%の商業地域で将来的にもう少し高い建物が立つことはありえるものの、プレミスト横濱反町(8階建)がそうであったように同商業地域でも北寄りになると隣接する近隣商業地域への日影規制を考慮する必要が出てくるので、ここまでの高さは出せなくなります。
また、デザイン的にもわりと特徴を感じる物件になります。外壁はチャコールグレーのようなシックな色味を採用し、バルコニー戸境にはダークなマリオン、さらに、バルコニー軒裏を木目調とすることで遠目に見ても存在感のある仕上がりです。
前回のリビオ横濱反町。
公式ホームページ

お部屋は43㎡の1LDK+S、南東向き中住戸です。1号沿いなので落ち着きはありませんし、通り沿いゆえに向かいには当物件と同じぐらいの高さの建物が並びますので、魅力的なポジションとは言えません。
ただ、低層階でも南方向からの日照は得られますし、駅近ポジションでもありますのでけして悪いポジションではないでしょう。二重サッシが採用されていますので窓を閉めている限りは音に関しても問題ないでしょう。
間取りは駅近×大通り沿いを考慮したコンパクト目のプランで、住宅ローン控除が適用できるギリギリの大きさ(登記面積で40㎡以上)ということなのでしょう。
一昔前ならば1LDKとなっていたところ、2LDK(1LDK+S)となった狭小感の強いプランで、2.5畳のサービスルームは流石に小さ過ぎな印象ではあるものの、柱がきれいにアウトフレーム化されたプランなので居室形状という点での障害はありません。
やや奥行(玄関からバルコニーまでの距離)のあるプランで、この面積帯のプランとして廊下は短い方ではありませんが、柱をきれいにアウトフレーム化したことで効率性も高い方と言えます。
坪単価は371万円。同時期分譲中のアトラス横浜レジデンスにはこれよりも面積が大きな1LDKがあり、驚かされたのですが、やはりアトラスの40㎡台に比べこちらの方がやや単価が上になるようですね。
横浜駅からは真逆の方向になるので単純に比較は出来ないところもありはしますが、横浜駅への距離感、最寄駅の距離感に共通点が多いのも事実で、こちらは”実質2LDK”ゆえにやや強めの単価設定になっているところもあると思います。
2020年分譲のプラウド横浜反町公園(平均坪単価)は全体的にかなりしっかりとしたお値段設定で、40㎡台の2LDKは低層階でも350万円ほどでしたので、その流れを受け継ぎつつ直近の価格上昇を考慮するとこのぐらいの水準になることに違和感はありません。
ただ、プラウドはその名の通り反町公園のパークフロントでしたし、住宅ローン控除適用ギリギリまで面積を絞った実質2LDKゆえに成立する単価設定という印象ではあるでしょうね。
設備仕様面は、ディスポーザーはありませんが、食洗機、トイレ手洗いカウンターは備わっています。小スペース用の天井埋込型エアコン「ココタス」を一部プランで採用しているのは興味深い点でしょう。
管理費は280円/㎡。ディスポーザーなしの外廊下ですが、30~40㎡台も多くスケールのある物件ではありませんのでやや高めの設定になります。
駐車場は全12台(地権者用を除く)で、内訳は平置2台、機械式10台になります。
設計は自由建築設計事務所、施工は川村公営です。
こういった第7種高度地区の31m制限エリアにおいては、直床を厭わずフロア数を最大限確保(11階建)とするケースの方が多いのですが、こちらは10階建として二重床としています。
同じ容積率(MAXの容積率)とするのであれば11階建の方が上層階住戸を増やせますし、空地が大きく出来るというメリットもありますが、立派な価格帯の物件ということもあり普通に二重床にしたようですね。
敷地面積は1,000㎡にわずかに満たないものの、南東・南西に加え、北西も接道した三方角地で、敷地面積以上のゆとり・広がりを感じられますし、10階建でも空地率約41%を確保出来ているので悪くないでしょう。
このスケールでは特別な屋外共用空間などがないのは当然としても、エントランス(建物)の1号からのセットバックなどに物足りなさを感じるのも事実です。
ただ、容積率の高い商業地域(ここは400%)の物件の多くはこういった設計になるのが一般的ですし、当物件は1号の内側になる南西・北西も接道していることで近隣建物との離隔が図れているのもポイントですよね。
フラワー緑道のところまでは同400%の商業地域で将来的にもう少し高い建物が立つことはありえるものの、プレミスト横濱反町(8階建)がそうであったように同商業地域でも北寄りになると隣接する近隣商業地域への日影規制を考慮する必要が出てくるので、ここまでの高さは出せなくなります。
また、デザイン的にもわりと特徴を感じる物件になります。外壁はチャコールグレーのようなシックな色味を採用し、バルコニー戸境にはダークなマリオン、さらに、バルコニー軒裏を木目調とすることで遠目に見ても存在感のある仕上がりです。
前回のリビオ横濱反町。
公式ホームページ

お部屋は43㎡の1LDK+S、南東向き中住戸です。1号沿いなので落ち着きはありませんし、通り沿いゆえに向かいには当物件と同じぐらいの高さの建物が並びますので、魅力的なポジションとは言えません。
ただ、低層階でも南方向からの日照は得られますし、駅近ポジションでもありますのでけして悪いポジションではないでしょう。二重サッシが採用されていますので窓を閉めている限りは音に関しても問題ないでしょう。
間取りは駅近×大通り沿いを考慮したコンパクト目のプランで、住宅ローン控除が適用できるギリギリの大きさ(登記面積で40㎡以上)ということなのでしょう。
一昔前ならば1LDKとなっていたところ、2LDK(1LDK+S)となった狭小感の強いプランで、2.5畳のサービスルームは流石に小さ過ぎな印象ではあるものの、柱がきれいにアウトフレーム化されたプランなので居室形状という点での障害はありません。
やや奥行(玄関からバルコニーまでの距離)のあるプランで、この面積帯のプランとして廊下は短い方ではありませんが、柱をきれいにアウトフレーム化したことで効率性も高い方と言えます。
坪単価は371万円。同時期分譲中のアトラス横浜レジデンスにはこれよりも面積が大きな1LDKがあり、驚かされたのですが、やはりアトラスの40㎡台に比べこちらの方がやや単価が上になるようですね。
横浜駅からは真逆の方向になるので単純に比較は出来ないところもありはしますが、横浜駅への距離感、最寄駅の距離感に共通点が多いのも事実で、こちらは”実質2LDK”ゆえにやや強めの単価設定になっているところもあると思います。
2020年分譲のプラウド横浜反町公園(平均坪単価)は全体的にかなりしっかりとしたお値段設定で、40㎡台の2LDKは低層階でも350万円ほどでしたので、その流れを受け継ぎつつ直近の価格上昇を考慮するとこのぐらいの水準になることに違和感はありません。
ただ、プラウドはその名の通り反町公園のパークフロントでしたし、住宅ローン控除適用ギリギリまで面積を絞った実質2LDKゆえに成立する単価設定という印象ではあるでしょうね。
設備仕様面は、ディスポーザーはありませんが、食洗機、トイレ手洗いカウンターは備わっています。小スペース用の天井埋込型エアコン「ココタス」を一部プランで採用しているのは興味深い点でしょう。
管理費は280円/㎡。ディスポーザーなしの外廊下ですが、30~40㎡台も多くスケールのある物件ではありませんのでやや高めの設定になります。
駐車場は全12台(地権者用を除く)で、内訳は平置2台、機械式10台になります。