プラウドシティ豊田多摩平の森【エリア最大級のスケールと容積率150%が生み出すゆとりのランドプラン】5階71㎡5,048万円(坪単価234万円)
続けて、プラウドシティ豊田多摩平の森。
設計・施工は長谷工ですが、普通に二重床というかミライフル採用の物件になります。
同設計・施工のオハナ豊田多摩平の森は直床でしたし、オハナの時代(2012年分譲)とは異なり昨今のマンション価格高騰下では200万円台中盤レベルの直床物件は山のようにありますので、直床も十分にあり得たと思うのですが、"プラウドシティのプライドもあっての二重床でしょうか。
プラウドシティ新川崎やプラウドシティ大田六郷など、プラウドシティであっても直床のものもありますし(そもそも高さ制限的に直床の選択が無難なこともあります)、プラウドシティだからということは言えないのですが、ミライフルであることも含め力を入れている(絶対にこけるわけにはいかない)物件であることは確かでしょう。
当物件の大きなポイントの1つに、31,000㎡超×総戸数637戸のスケールがあるのは言うまでもないのですが、この物件のランドプランが非常に緑豊かなものに出来ている理由はそれだけではありません。
こういった大規模物件は多くのケースで準工業地域に出来ることが多く、容積率は300%以上(低いものでも200%※)となることが少なくなく、こういった容積率が低めに設定されている住居系地域(当敷地は150%)のケースでは逆に高さ制限が厳しくなることで空地がその敷地面積ほど豊かにならないことが多々あります(タワマンなどのようなズバ抜けた高さを実現出来ているケースは除く)。
しかしながら、当物件は容積率150%エリアながら13階建(第2種高度地区の斜線制限があるが、敷地がとても広大なためわりと高く出来ている)を実現しており、その空地率は76%という望外とすら感じる水準なのです。
※実際、同「多摩平の森地区」内のオハナ及びクレヴィア豊田多摩平の森レジデンスは容積率200%エリアにあり、高さは当物件とほぼ同じなので、当然こちらの物件の方が空地が豊かになります。
黒川清流公園側には4棟が並んでいるため、そちら側から見た場合にはそこまで豊かなランドプランとは感じないかもしれません。しかしながら、一旦背後(西側)に周り込むと当物件の緑の豊かさに圧倒されるのではないでしょうか。
駐車場全383台のうち323台が平置になっていることからも分かるように駐車場部分もかなりありますが、それでも空地は十分過ぎるほどあり、敷地中央部の大きな中庭だけでなく、春の散歩道、清流の小道、複数の街の花壇など、緑被率約25%の緑が出迎えてくれますね。
共用施設としては、敷地中央部の中庭の傍らにあるティンバーハウスが最大の特徴になるでしょうか。ロッジのような木造の共用棟でキッチン付のラウンジやワークブースが備わっています。
また、中庭に隣接したところに森の食卓というアウトドアを楽しめる屋外空間があり、バーベキューやピザ窯によるピザ焼きも出来るあたりは超大規模物件ならではと言えるでしょう。
ラウンジスペースはA~Dそれぞれに1つずつあるので(相互利用可能)、総戸数637戸のスケールに対応出来ていると思いますし、ゲストルームが2室(しかも1室はC棟の最上階のため眺望的な魅力も高い)、そして同C棟の屋上に森海テラスが設けられているあたりからも"総戸数600戸超の物件ならではの余裕"を感じますね。
前回のプラウドシティ豊田多摩平の森。
公式ホームページ

お部屋はA棟の71㎡の3LDK、西向き中住戸です。A棟は敷地南西部に位置した全戸西向きの板状棟で、黒川清流公園側に面するわけでもなく南向き(南東・南西向き)でもないということで物件内では地味な方かもしれません。
しかしながら、目の前西側にはその春の散歩道が広がっており、その部分だけでも1,500㎡程度(推定)はあるのではないでしょうか。
一般的なスケールの物件で1,500㎡の緑の空間が眼下に広がっているケースはそうそうないですし、道路の向かいも多摩平浄水所の低層建物なので視界抜けも出てきます。浄水所の敷地内の鉄塔及び送電線は多少目障りかもしれませんし、日照は西日が中心になってしまいますが、そうは言えどもそこいらへんの物件では代えの効きにくい条件だと思いますね。
A棟の南西側にはドッグランが施され、かつ、A棟だけは中型犬の飼育を可能としているあたりも大きな差別化要素になっており、この抜け目のなさはさすがですね…。
間取りは田の字ベースの一般的な中住戸で特筆すべき点はありません。
しかしながら、先ほどのプランなどとは異なりバルコニー側の柱のアウトフレームが行き届いていますし、共用廊下側のアウトフレームも悪くないですね。
玄関及び洋室3側がしっかりとセットバックされたことで玄関前にゆとりがありますし、居室形状も全体的に良好です。
坪単価は234万円。南東向き(黒川清流公園ビュー)及び南西向き(栄光多摩平の森保育園向き)の低~中層階の中住戸は240~250万円ほどですので、日照に加え、南東向きは眺望的な魅力も高いので単価差は思っていたよりも小さかったですね。
第1期はやはり南東向きの人気が高かったようですので、もう少し単価差があってしかるべき印象ですし、どうせならば中身(間取り)もワンコライクな部分があっても良かった気はしますけれども…。
クレストレジデンス横浜スカイビュー汐見台には「わんルーム」がありました…。
設備仕様面は、ディスポーザー、食洗機はもちろんのこと、トイレ手洗いカウンターも備わっているのでこの単価帯の物件として悪くはないのですが、立地・環境面などからするとバルコニーにスロップシックがあると良かったですね。
管理費は239円/㎡。外廊下ですがディスポーザー付での水準ですし、植栽や共用面の維持管理コストも馬鹿にならないことを考えれば悪くない水準でしょう。土地柄駐車場設置率は高めですし、大半が平置になっていることを考えると200円/㎡を切るぐらいであってもおかしくなかったようには思いますが…。
駐車場は383台で、うち身障者用3台を含む323台が平置、残りの60台が機械式になります。また、別途5台分のカーシェアスペースがあります。
設計・施工は長谷工ですが、普通に二重床というかミライフル採用の物件になります。
同設計・施工のオハナ豊田多摩平の森は直床でしたし、オハナの時代(2012年分譲)とは異なり昨今のマンション価格高騰下では200万円台中盤レベルの直床物件は山のようにありますので、直床も十分にあり得たと思うのですが、"プラウドシティのプライドもあっての二重床でしょうか。
プラウドシティ新川崎やプラウドシティ大田六郷など、プラウドシティであっても直床のものもありますし(そもそも高さ制限的に直床の選択が無難なこともあります)、プラウドシティだからということは言えないのですが、ミライフルであることも含め力を入れている(絶対にこけるわけにはいかない)物件であることは確かでしょう。
当物件の大きなポイントの1つに、31,000㎡超×総戸数637戸のスケールがあるのは言うまでもないのですが、この物件のランドプランが非常に緑豊かなものに出来ている理由はそれだけではありません。
こういった大規模物件は多くのケースで準工業地域に出来ることが多く、容積率は300%以上(低いものでも200%※)となることが少なくなく、こういった容積率が低めに設定されている住居系地域(当敷地は150%)のケースでは逆に高さ制限が厳しくなることで空地がその敷地面積ほど豊かにならないことが多々あります(タワマンなどのようなズバ抜けた高さを実現出来ているケースは除く)。
しかしながら、当物件は容積率150%エリアながら13階建(第2種高度地区の斜線制限があるが、敷地がとても広大なためわりと高く出来ている)を実現しており、その空地率は76%という望外とすら感じる水準なのです。
※実際、同「多摩平の森地区」内のオハナ及びクレヴィア豊田多摩平の森レジデンスは容積率200%エリアにあり、高さは当物件とほぼ同じなので、当然こちらの物件の方が空地が豊かになります。
黒川清流公園側には4棟が並んでいるため、そちら側から見た場合にはそこまで豊かなランドプランとは感じないかもしれません。しかしながら、一旦背後(西側)に周り込むと当物件の緑の豊かさに圧倒されるのではないでしょうか。
駐車場全383台のうち323台が平置になっていることからも分かるように駐車場部分もかなりありますが、それでも空地は十分過ぎるほどあり、敷地中央部の大きな中庭だけでなく、春の散歩道、清流の小道、複数の街の花壇など、緑被率約25%の緑が出迎えてくれますね。
共用施設としては、敷地中央部の中庭の傍らにあるティンバーハウスが最大の特徴になるでしょうか。ロッジのような木造の共用棟でキッチン付のラウンジやワークブースが備わっています。
また、中庭に隣接したところに森の食卓というアウトドアを楽しめる屋外空間があり、バーベキューやピザ窯によるピザ焼きも出来るあたりは超大規模物件ならではと言えるでしょう。
ラウンジスペースはA~Dそれぞれに1つずつあるので(相互利用可能)、総戸数637戸のスケールに対応出来ていると思いますし、ゲストルームが2室(しかも1室はC棟の最上階のため眺望的な魅力も高い)、そして同C棟の屋上に森海テラスが設けられているあたりからも"総戸数600戸超の物件ならではの余裕"を感じますね。
前回のプラウドシティ豊田多摩平の森。
公式ホームページ

お部屋はA棟の71㎡の3LDK、西向き中住戸です。A棟は敷地南西部に位置した全戸西向きの板状棟で、黒川清流公園側に面するわけでもなく南向き(南東・南西向き)でもないということで物件内では地味な方かもしれません。
しかしながら、目の前西側にはその春の散歩道が広がっており、その部分だけでも1,500㎡程度(推定)はあるのではないでしょうか。
一般的なスケールの物件で1,500㎡の緑の空間が眼下に広がっているケースはそうそうないですし、道路の向かいも多摩平浄水所の低層建物なので視界抜けも出てきます。浄水所の敷地内の鉄塔及び送電線は多少目障りかもしれませんし、日照は西日が中心になってしまいますが、そうは言えどもそこいらへんの物件では代えの効きにくい条件だと思いますね。
A棟の南西側にはドッグランが施され、かつ、A棟だけは中型犬の飼育を可能としているあたりも大きな差別化要素になっており、この抜け目のなさはさすがですね…。
間取りは田の字ベースの一般的な中住戸で特筆すべき点はありません。
しかしながら、先ほどのプランなどとは異なりバルコニー側の柱のアウトフレームが行き届いていますし、共用廊下側のアウトフレームも悪くないですね。
玄関及び洋室3側がしっかりとセットバックされたことで玄関前にゆとりがありますし、居室形状も全体的に良好です。
坪単価は234万円。南東向き(黒川清流公園ビュー)及び南西向き(栄光多摩平の森保育園向き)の低~中層階の中住戸は240~250万円ほどですので、日照に加え、南東向きは眺望的な魅力も高いので単価差は思っていたよりも小さかったですね。
第1期はやはり南東向きの人気が高かったようですので、もう少し単価差があってしかるべき印象ですし、どうせならば中身(間取り)もワンコライクな部分があっても良かった気はしますけれども…。
クレストレジデンス横浜スカイビュー汐見台には「わんルーム」がありました…。
設備仕様面は、ディスポーザー、食洗機はもちろんのこと、トイレ手洗いカウンターも備わっているのでこの単価帯の物件として悪くはないのですが、立地・環境面などからするとバルコニーにスロップシックがあると良かったですね。
管理費は239円/㎡。外廊下ですがディスポーザー付での水準ですし、植栽や共用面の維持管理コストも馬鹿にならないことを考えれば悪くない水準でしょう。土地柄駐車場設置率は高めですし、大半が平置になっていることを考えると200円/㎡を切るぐらいであってもおかしくなかったようには思いますが…。
駐車場は383台で、うち身障者用3台を含む323台が平置、残りの60台が機械式になります。また、別途5台分のカーシェアスペースがあります。
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