ザ・パークハウスアーバンス早稲田【小ぶりながらも全戸一括供給】3階47㎡6,230万円(坪単価434万円)

ザ・パークハウスアーバンス早稲田。

所在地:東京都新宿区西早稲田1-569-1他(地番)
交通:早稲田駅徒歩6分、西早稲田駅徒歩10分、高田馬場駅徒歩17分
用途地域:商業地域、第一種住居地域
階建・総戸数:13階建、44戸(募集対象外住戸10戸含む)

早稲田通り沿い、イニシア新宿早稲田の北側隣接地に誕生する物件です。

イニシア新宿早稲田は「イニシア(イニシアイオなどではない)」としては非常に珍しい30~31㎡台のみで構成されたコンパクトマンションで、分譲当時から早稲田通り沿いの立地を考慮しても少々小粒過ぎる印象があったのですが、こちらは37~47㎡(募集対象外住戸除く。募集対象外住戸には80㎡ほどのものがあります)となっており面積・レンジ共に大きくはなっていますね。

募集対象外住戸(地権者住戸)にファミリータイプがあるぐらいですし、一般分譲にファミリー向けがあっても十分に行けるとは思います。
ただ、南側にはそのイニシア、西側も早稲田通りの向かいにグランベル西早稲田などがあり、スケール的にも小ぶりな物件になりますのでコンパクト目のプラン構成が無難なのは間違いないでしょうね。

惜しくも駅徒歩5分圏内にはならず早稲田駅(低地)とは標高で約10mの高低差、また、西早稲田駅側はこの界隈よりもさらに標高が高くなるため利便性はとりわけ高いとは言えませんが、徒歩2分のバス停からは新宿や池袋へのアクセスも可能なポジションですね。

買物便も三徳が徒歩4分、まいばすが徒歩6分、ダイエーとヨークフーズも徒歩9分なのでまずまずでしょう。

公式ホームページ
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お部屋は47㎡の2LDK、南東角住戸です。南は11階建のイニシアが隣接していますが、東側は早稲田通りの内側で高さの出せない第一種住居地域が広がっており、前建は3階建のアパートになるため圧迫感はありません。

間取りは物件内で最も大きくはあるものの、50㎡に満たない小ぶりな2LDKになります。

そのため、効率性は重要で廊下を短めにしつつも洋室1室がノンリビングインに出来ているのは良い点でしょう。

南東部の柱の食い込みは顕著で、それにより室内窓際の下り天井も目立ちはしますが、コンパクト目の物件ですのでとりわけ違和感はありません。

この面積帯の2LDKなりに収納は少ないですね。

坪単価は434万円。東方向に視界抜けが得られる上層階は500万円弱となっており、物件平均は460〜470万円といったところでしょうか。
高田馬場駅徒歩6分で今年分譲されたオープンレジデンシア高田馬場(平均専有面積40㎡そこそこ)の平均坪単価約475万円よりは安くなるようですが、大きな差はないようです。

その2017年分譲のイニシアはさらに小さな30〜31㎡だったので単純比較は出来ないものの平均坪単価約395万円、また、2020年分譲のアトラス西早稲田も20〜30㎡台の構成(事業協力者住戸除く)で平均坪単価約400万円だったので、こちらは面積が大きくなりグロスが嵩んでいるわりにはしっかりとした単価という印象にはなりますかね。

ただ、当物件は事業協力者住戸を除いた34戸を一括供給するようで、契約率次第とはいえ人気は上々のようですね。そもそもの供給が多いエリアではないですし、いわゆるワンルームマンションも含めそういったコンパクトな物件が多い中で当物件はそこそこの面積帯を確保したことも功を奏しているのでしょう。

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