オープンレジデンシア川崎【ゆとりの敷地が生み出す全台平置駐車場とアウトフレーム】2階54㎡5,880万円(坪単価362万円)
続けて、オープンレジデンシア川崎。
設計は長谷建築設計事務所、施工は南海辰村建設です。
当物件のポイントは”オプレジらしからぬゆとり”でしょう(笑)。
前回の記事で言及したように、容積率(用途地域)の関係で建物のスケール自体はけして大きなものではないのですが、敷地面積は1,100㎡超あり、その低めの容積率(加重平均で約250%)が功を奏した結果、空地率は約70%と非常に高いものになっています。
空地の大半は条例による駐車場附置義務の影響で平置駐車場(16台)が多くを占めてはいるものの、そもそもオプレジでここまで駐車場(しかも平置ですからね)があるのはレアですし、”川崎市初のオプレジ”だけあって”好立地”で”無理のない”物件という印象になるでしょう(好立地だけど無理している物件が多いのがオプレジ。笑)。小さ目ながらも車寄せも設けられています。
やはり前回の記事で言及しましたが、西側に低層住宅街が広がる全戸西向きの設計で、立地・設計共に整った物件と言えるでしょう。
デザイン的にはオプレジシリーズに限らず豊富な実績のある長谷建築設計事務所を起用し、垂直のマリオンや水平のスラブラインなどによる分節を行い、全体として単調になることを回避しています。
前回のオープンレジデンシア川崎。
公式ホームページ

お部屋は54㎡の2LDK、北西角住戸です。北側・西側共に前建が2階建となるポジションで、北側は手前に細い道路、西側は当物件の平置駐車場(及びエントランスアプローチ)という形になります。
2階では視界抜けは望めませんが、日照は得られますし、府中街道からも内に入ったポジションなので環境的にも悪いものではありません。
間取りは50㎡台中盤の一般的な大きさの2LDKになります。先ほどのプランに比べると共用廊下側の柱の食い込みがありはするものの、やはりバルコニー側は”いわゆるオプレジ”とは異なるものです。
一方、この立地条件ならば北側(妻面)の開口部はもっと大きなものでも良かったように思いますし、西側の主開口部にも連窓サッシなどが採用されていないのはちょっと残念な点でしょう。
また、ベッドルーム2はリビングインなので開き戸よりも引き戸設計でLDと一体利用しやすい設計の方が良かったかもしれないですね。
坪単価は362万円。前回の記事で述べたように、このご時世なりの水準ではあるものの、川崎駅徒歩6分×良好な環境面を考えれば違和感はないでしょう。
先ほどの70㎡台のようにグロスも嵩んでいないですし、効率性もまずまずで"一般的な物件"と比べ遜色ない(オプレジらしくない)ですからね。
ちなみに、物件内の下限面積帯となる30㎡台中盤の1LDKは低層階でも約400万円という設定で、グロスが嵩まないなりの強めの単価設定になっています。
設備仕様面は、ディスポーザーはありませんが、食洗機、トイレ手洗いカウンター、フィオレストーンの水回り天板などが備わっているので違和感はないでしょう。ここは川崎市のオプレジですし、オープンレジデンシア日暮里ステーションフロントがそうであったようにこのぐらいの単価帯だとトイレ手洗いカウンターやフィオレストーン天板などではない"オプレジの最低グレード"になる可能性も無きにしも非ずでしたが、「川崎市初」での悪目立ちは避けたいという思惑もあるのか悪くないですね。
管理費は156円/㎡。ディスポーザーなしの外廊下ですし、管理形態が「通勤」ではなく「巡回」でのものにはなるのですが、オプレジにしてはスケール感があることに加え全台平置駐車場も功を奏しているのかかなりリーズナブルな水準です。
駐車場はそのように全台平置の16台になります。
設計は長谷建築設計事務所、施工は南海辰村建設です。
当物件のポイントは”オプレジらしからぬゆとり”でしょう(笑)。
前回の記事で言及したように、容積率(用途地域)の関係で建物のスケール自体はけして大きなものではないのですが、敷地面積は1,100㎡超あり、その低めの容積率(加重平均で約250%)が功を奏した結果、空地率は約70%と非常に高いものになっています。
空地の大半は条例による駐車場附置義務の影響で平置駐車場(16台)が多くを占めてはいるものの、そもそもオプレジでここまで駐車場(しかも平置ですからね)があるのはレアですし、”川崎市初のオプレジ”だけあって”好立地”で”無理のない”物件という印象になるでしょう(好立地だけど無理している物件が多いのがオプレジ。笑)。小さ目ながらも車寄せも設けられています。
やはり前回の記事で言及しましたが、西側に低層住宅街が広がる全戸西向きの設計で、立地・設計共に整った物件と言えるでしょう。
デザイン的にはオプレジシリーズに限らず豊富な実績のある長谷建築設計事務所を起用し、垂直のマリオンや水平のスラブラインなどによる分節を行い、全体として単調になることを回避しています。
前回のオープンレジデンシア川崎。
公式ホームページ

お部屋は54㎡の2LDK、北西角住戸です。北側・西側共に前建が2階建となるポジションで、北側は手前に細い道路、西側は当物件の平置駐車場(及びエントランスアプローチ)という形になります。
2階では視界抜けは望めませんが、日照は得られますし、府中街道からも内に入ったポジションなので環境的にも悪いものではありません。
間取りは50㎡台中盤の一般的な大きさの2LDKになります。先ほどのプランに比べると共用廊下側の柱の食い込みがありはするものの、やはりバルコニー側は”いわゆるオプレジ”とは異なるものです。
一方、この立地条件ならば北側(妻面)の開口部はもっと大きなものでも良かったように思いますし、西側の主開口部にも連窓サッシなどが採用されていないのはちょっと残念な点でしょう。
また、ベッドルーム2はリビングインなので開き戸よりも引き戸設計でLDと一体利用しやすい設計の方が良かったかもしれないですね。
坪単価は362万円。前回の記事で述べたように、このご時世なりの水準ではあるものの、川崎駅徒歩6分×良好な環境面を考えれば違和感はないでしょう。
先ほどの70㎡台のようにグロスも嵩んでいないですし、効率性もまずまずで"一般的な物件"と比べ遜色ない(オプレジらしくない)ですからね。
ちなみに、物件内の下限面積帯となる30㎡台中盤の1LDKは低層階でも約400万円という設定で、グロスが嵩まないなりの強めの単価設定になっています。
設備仕様面は、ディスポーザーはありませんが、食洗機、トイレ手洗いカウンター、フィオレストーンの水回り天板などが備わっているので違和感はないでしょう。ここは川崎市のオプレジですし、オープンレジデンシア日暮里ステーションフロントがそうであったようにこのぐらいの単価帯だとトイレ手洗いカウンターやフィオレストーン天板などではない"オプレジの最低グレード"になる可能性も無きにしも非ずでしたが、「川崎市初」での悪目立ちは避けたいという思惑もあるのか悪くないですね。
管理費は156円/㎡。ディスポーザーなしの外廊下ですし、管理形態が「通勤」ではなく「巡回」でのものにはなるのですが、オプレジにしてはスケール感があることに加え全台平置駐車場も功を奏しているのかかなりリーズナブルな水準です。
駐車場はそのように全台平置の16台になります。
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