アークマーク大森町【ちょっと不思議なルーバル動線】5階44㎡4,780万円(坪単価358万円)
アークマーク大森町。
所在地:東京都大田区大森中1-137(地番)
交通:大森町駅徒歩6分、梅屋敷駅徒歩6分
用途地域:準工業地域
階建・総戸数:5階建、37戸
大森町駅と梅屋敷駅の中間付近のポジションで、ここいらへんの物件に多くある第一京浜沿いのポジションかと思いきや、第一京浜から東方向にしっかりと入った落ち着きあるポジションで大林寺のご近所になります。
準工業地域で周囲には工場や製作所などもいくつかあるようですが、住宅がメインとなったエリアで(南側道路の向かいからは第一種住居地域)、いずれの用途地域も第2種高度地区の厳しめの高さ制限がなされた落ち着きのある低層建物エリアになりますね。
なお、今回取り上げるのは最上階の40㎡台になりますが、最上階の2戸(もう1戸は50㎡台)を除くと20㎡台で構成されたいわゆるワンルーム投資マンションになります。
スーパー便で言うと、最寄りのまいばす(大森中2丁目店)の他、第一京浜沿いにオーケー(徒歩3分)、産業道路沿いにはライフ(徒歩4分)もありますので、かなり便利ですね。
敷地面積500㎡ちょっとの小規模物件ですし、ワンルーム投資マンションになるのは分かりますが、買物利便性や環境面(第一京浜沿いでなく落ち着きもある)とのバランスという点ではファミリータイプでも十分に行けた立地だと思います。
設計はグローバン企画、施工はリンク・トラストで、年初に完成済の完成売りになります。※「アークマーク」はアセットリードのブランドですが、こういったノンワンルームはキャリアライズエステートが譲り受けた後に分譲するものになります。
デザイン・共用面では小規模物件ですので、特筆すべき点はありません。
ただ、エントランスはモノトーン調のモダンなデザインで近年のワンルームマンションらしいデザインなので悪くはないでしょう。
公式ホームページなし

お部屋は44㎡の1LDK、南西角住戸です。南側は2階建、西側も3階建(マンションの4階相当)ですので、この最上階住戸からは視界抜けが得られます。特に南方向はかなり先の方まで視界抜けが得られますし、日照も抜群な恵まれたものになりますね。
なお、当物件を取り上げようと思った理由の1つがこの間取りです。
ルーバルの動線が変わっています。この位置ならば廊下からではなくLD内やキッチンからの動線も可能だったはずですが、廊下からなんですよね…。
この最上階住戸からは北方向の視界も抜けますし、面白い空間だとは思うのですが、なんかもやっとしてしまいます。壁式構造を採用した物件で、壁の位置や開口部の大きさなども考慮する必要はありそうですが…。
LDの南側開口部も高さ1mに満たない小さな腰高窓で、せっかくの視界良好なポジションでのこの設計は勿体ないですね。
坪単価は358万円。最上階のもう1つ(50㎡台)も同じぐらいの単価設定になっており、条件の良い最上階住戸なりのしっかりとした水準という印象になります。
同面積帯の近年の近隣供給事例としては、イニシア大森町N’sスクエア(2019年分譲/平均坪単価約320万円)があるぐらいですが、こちらの環境面や日照・眺望良好な最上階ポジション、さらにその後の相場上昇を考慮すればこんなものでしょうか。
ただ、ブランド感や高級感に欠けるワンルームマンション内の住戸ですし、このぐらいの単価帯になるとニーズが減ってしまうエリアだとは思います。
そこそこの単価帯ながらその良好な日照・眺望を生かし切れていないと感じるプランも気になりますね…。
設備仕様面は、当然のことながらディスポーザーはありませんし、水回りの天然石天板仕様やトイレ手洗いカウンターどころか食洗機もない簡素なものになります。エアコンは付いていますが、床暖房もないですし、そういったあたりからしてももっと価格で勝負して欲しい印象にはなるでしょうか。
管理費は330円/㎡。ディスポーザーなしの外廊下ですが、最上階の2戸以外がワンルームで構成された小規模物件ゆえに少々高いですね。40~50㎡台ともなるとそこそこのランニングコストになってしまいます。
駐車場は全2台で平置です。
所在地:東京都大田区大森中1-137(地番)
交通:大森町駅徒歩6分、梅屋敷駅徒歩6分
用途地域:準工業地域
階建・総戸数:5階建、37戸
大森町駅と梅屋敷駅の中間付近のポジションで、ここいらへんの物件に多くある第一京浜沿いのポジションかと思いきや、第一京浜から東方向にしっかりと入った落ち着きあるポジションで大林寺のご近所になります。
準工業地域で周囲には工場や製作所などもいくつかあるようですが、住宅がメインとなったエリアで(南側道路の向かいからは第一種住居地域)、いずれの用途地域も第2種高度地区の厳しめの高さ制限がなされた落ち着きのある低層建物エリアになりますね。
なお、今回取り上げるのは最上階の40㎡台になりますが、最上階の2戸(もう1戸は50㎡台)を除くと20㎡台で構成されたいわゆるワンルーム投資マンションになります。
スーパー便で言うと、最寄りのまいばす(大森中2丁目店)の他、第一京浜沿いにオーケー(徒歩3分)、産業道路沿いにはライフ(徒歩4分)もありますので、かなり便利ですね。
敷地面積500㎡ちょっとの小規模物件ですし、ワンルーム投資マンションになるのは分かりますが、買物利便性や環境面(第一京浜沿いでなく落ち着きもある)とのバランスという点ではファミリータイプでも十分に行けた立地だと思います。
設計はグローバン企画、施工はリンク・トラストで、年初に完成済の完成売りになります。※「アークマーク」はアセットリードのブランドですが、こういったノンワンルームはキャリアライズエステートが譲り受けた後に分譲するものになります。
デザイン・共用面では小規模物件ですので、特筆すべき点はありません。
ただ、エントランスはモノトーン調のモダンなデザインで近年のワンルームマンションらしいデザインなので悪くはないでしょう。
公式ホームページなし

お部屋は44㎡の1LDK、南西角住戸です。南側は2階建、西側も3階建(マンションの4階相当)ですので、この最上階住戸からは視界抜けが得られます。特に南方向はかなり先の方まで視界抜けが得られますし、日照も抜群な恵まれたものになりますね。
なお、当物件を取り上げようと思った理由の1つがこの間取りです。
ルーバルの動線が変わっています。この位置ならば廊下からではなくLD内やキッチンからの動線も可能だったはずですが、廊下からなんですよね…。
この最上階住戸からは北方向の視界も抜けますし、面白い空間だとは思うのですが、なんかもやっとしてしまいます。壁式構造を採用した物件で、壁の位置や開口部の大きさなども考慮する必要はありそうですが…。
LDの南側開口部も高さ1mに満たない小さな腰高窓で、せっかくの視界良好なポジションでのこの設計は勿体ないですね。
坪単価は358万円。最上階のもう1つ(50㎡台)も同じぐらいの単価設定になっており、条件の良い最上階住戸なりのしっかりとした水準という印象になります。
同面積帯の近年の近隣供給事例としては、イニシア大森町N’sスクエア(2019年分譲/平均坪単価約320万円)があるぐらいですが、こちらの環境面や日照・眺望良好な最上階ポジション、さらにその後の相場上昇を考慮すればこんなものでしょうか。
ただ、ブランド感や高級感に欠けるワンルームマンション内の住戸ですし、このぐらいの単価帯になるとニーズが減ってしまうエリアだとは思います。
そこそこの単価帯ながらその良好な日照・眺望を生かし切れていないと感じるプランも気になりますね…。
設備仕様面は、当然のことながらディスポーザーはありませんし、水回りの天然石天板仕様やトイレ手洗いカウンターどころか食洗機もない簡素なものになります。エアコンは付いていますが、床暖房もないですし、そういったあたりからしてももっと価格で勝負して欲しい印象にはなるでしょうか。
管理費は330円/㎡。ディスポーザーなしの外廊下ですが、最上階の2戸以外がワンルームで構成された小規模物件ゆえに少々高いですね。40~50㎡台ともなるとそこそこのランニングコストになってしまいます。
駐車場は全2台で平置です。