ガレリアドゥエル神田岩本町【小規模ながらもデザイン性の高い共用空間×サッシ高2.3m】40㎡5,690万円(坪単価471万円)
続けて、ガレリアドゥエル神田岩本町。
設計はビッグプランニング、施工は小川建設になります。
敷地面積500㎡弱、30~50㎡台の総戸数52戸というどこにでもある一般的なスケールのマンションなのですが、その小ぶりなスケールを感じさせないデザインがプロパストの真骨頂であることは言うまでもありません。
大きなポイントの1つに南東角地の特性を活かした「二面性」があるでしょう。
※一瞬ガレリア"ドュエル"なのかと思ったのですが、ドゥエル(dwell)であり「住む」「宿る」とかそんな意味合いのようですね。
全住戸が配された南側はコーナー部を斜め角にすると共に中央部を貫く3本の柱の線をブラックとした重厚感とダイナミックさ、一方で、東面(先ほど取り上げた角住戸の妻面)はガラスカーテンウォールによる透明感と共にサッシ周りにブラックの縁取りを施すことで締めたデザインで、異なる印象を持たせた甲乙つけ難い素敵なものです。
そのように敷地面積はけして大きなものではないながらもエントランスを南東コーナー部に設け、両面からセットバックしたことで、エントランス周りに空間的な広がりも生まれていますし、小ぶりながらもエントランスラウンジの他にワークラウンジ(8席)を設けているあたりも評価できる点でしょう。
エレベーターに至るまでのコリドー空間などエントランスホール周りの設えがいちいち凝っているのがプロパストがプロパストたる所以と言えますし、屋上には庭園も設け、スカイツリーや東京駅周りの高層ビル群を望むことが出来るようになっているのも気が利いています。
また、南側道路沿いには植栽沿いの屋外コリドー空間、また、駐車場も平置で5台と限られた敷地面積を上手に使った印象を受ける物件になりますね。
前回のガレリアドゥエル神田岩本町。
公式ホームページ

お部屋は40㎡の1LDK、南向き中住戸です。道路の向かい南西側は14階建のマンションですが、南側正面方向は8階建になります。道路は細いためこういった低層階だと冬場の日照に影響があるのは言うまでもありませんが、このような都心立地(高い建物が立ち並ぶ商業地域)であればけして悪いポジションではないでしょう。
間取りは物件内で最も小さなもので正確には39.95㎡ということで40㎡に達していません。
とはいえ、近年の新築分譲マンションにおいては40㎡台の1LDKを見かけることはかなり少なくなりましたし、むしろ大きな方と言えるでしょう(当物件には「44㎡の2LDK」もあります)。
オーソドックスな専有部形状及び居室配置となったプランなので多く語ることはないのですが、やはり南面の逆梁設計は1つのポイントになるでしょうね。マスターベッドルームからバルコニーに向かうようなプチL字形のサッシが採用されていないのはちょっと残念な点ではあるものの、やはりLDの掃き出し窓のサッシ高(逆梁ゆえに梁の影響がなく2.3m)は十分です。
また、マスターベッドルームから洗面室へつながるウォークスルークローゼットの採用により単調な動線となることを回避しているあたりも上手いと思いますね。
坪単価は471万円。日照・視界は良いとは言えませんが、南面接道ですので将来的なリスクも小さいですし、以下のような設備面や管理費面(ランニングコスト)でのパフォーマンスも良好な物件で、こういった低層階の単価水準はそういった点を重視したい方にとっては魅力を感じやすい水準と言えるでしょう。
設備仕様面は、小規模コンパクトながらディスポーザーがあるだけでも凄いのですが、それ以外もとても充実しています。
食洗機、トイレ手洗いカウンター、キッチンのシーザーストーン天板などはもちろんのこと、LDビルトインエアコン、廊下・トイレ・洗面床のタイル貼、エコアクアシャワーSPA(シャワーヘッド)、玄関電気錠なども備わっており近年の坪単価500万円前後の物件としては上位に入るものと言えるでしょう。
管理費は339円/㎡。小規模ながらディスポーザー付、かつ、内廊下(しかも冷暖房付)での水準ですので、意外なほどリーズナブルです。もちろんしっかりと管理が前提にはなりますが、コスパが良いですね。以下のように駐車場が平置であることも功を奏しているのでしょうか。
駐車場は身障者用を含む全5台で平置になります。
設計はビッグプランニング、施工は小川建設になります。
敷地面積500㎡弱、30~50㎡台の総戸数52戸というどこにでもある一般的なスケールのマンションなのですが、その小ぶりなスケールを感じさせないデザインがプロパストの真骨頂であることは言うまでもありません。
大きなポイントの1つに南東角地の特性を活かした「二面性」があるでしょう。
※一瞬ガレリア"ドュエル"なのかと思ったのですが、ドゥエル(dwell)であり「住む」「宿る」とかそんな意味合いのようですね。
全住戸が配された南側はコーナー部を斜め角にすると共に中央部を貫く3本の柱の線をブラックとした重厚感とダイナミックさ、一方で、東面(先ほど取り上げた角住戸の妻面)はガラスカーテンウォールによる透明感と共にサッシ周りにブラックの縁取りを施すことで締めたデザインで、異なる印象を持たせた甲乙つけ難い素敵なものです。
そのように敷地面積はけして大きなものではないながらもエントランスを南東コーナー部に設け、両面からセットバックしたことで、エントランス周りに空間的な広がりも生まれていますし、小ぶりながらもエントランスラウンジの他にワークラウンジ(8席)を設けているあたりも評価できる点でしょう。
エレベーターに至るまでのコリドー空間などエントランスホール周りの設えがいちいち凝っているのがプロパストがプロパストたる所以と言えますし、屋上には庭園も設け、スカイツリーや東京駅周りの高層ビル群を望むことが出来るようになっているのも気が利いています。
また、南側道路沿いには植栽沿いの屋外コリドー空間、また、駐車場も平置で5台と限られた敷地面積を上手に使った印象を受ける物件になりますね。
前回のガレリアドゥエル神田岩本町。
公式ホームページ

お部屋は40㎡の1LDK、南向き中住戸です。道路の向かい南西側は14階建のマンションですが、南側正面方向は8階建になります。道路は細いためこういった低層階だと冬場の日照に影響があるのは言うまでもありませんが、このような都心立地(高い建物が立ち並ぶ商業地域)であればけして悪いポジションではないでしょう。
間取りは物件内で最も小さなもので正確には39.95㎡ということで40㎡に達していません。
とはいえ、近年の新築分譲マンションにおいては40㎡台の1LDKを見かけることはかなり少なくなりましたし、むしろ大きな方と言えるでしょう(当物件には「44㎡の2LDK」もあります)。
オーソドックスな専有部形状及び居室配置となったプランなので多く語ることはないのですが、やはり南面の逆梁設計は1つのポイントになるでしょうね。マスターベッドルームからバルコニーに向かうようなプチL字形のサッシが採用されていないのはちょっと残念な点ではあるものの、やはりLDの掃き出し窓のサッシ高(逆梁ゆえに梁の影響がなく2.3m)は十分です。
また、マスターベッドルームから洗面室へつながるウォークスルークローゼットの採用により単調な動線となることを回避しているあたりも上手いと思いますね。
坪単価は471万円。日照・視界は良いとは言えませんが、南面接道ですので将来的なリスクも小さいですし、以下のような設備面や管理費面(ランニングコスト)でのパフォーマンスも良好な物件で、こういった低層階の単価水準はそういった点を重視したい方にとっては魅力を感じやすい水準と言えるでしょう。
設備仕様面は、小規模コンパクトながらディスポーザーがあるだけでも凄いのですが、それ以外もとても充実しています。
食洗機、トイレ手洗いカウンター、キッチンのシーザーストーン天板などはもちろんのこと、LDビルトインエアコン、廊下・トイレ・洗面床のタイル貼、エコアクアシャワーSPA(シャワーヘッド)、玄関電気錠なども備わっており近年の坪単価500万円前後の物件としては上位に入るものと言えるでしょう。
管理費は339円/㎡。小規模ながらディスポーザー付、かつ、内廊下(しかも冷暖房付)での水準ですので、意外なほどリーズナブルです。もちろんしっかりと管理が前提にはなりますが、コスパが良いですね。以下のように駐車場が平置であることも功を奏しているのでしょうか。
駐車場は身障者用を含む全5台で平置になります。
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