センチュリー福生【意外な狭小2LDK、意外なワイドスパン】2階45㎡2,700万円(坪単価200万円)
続けて、センチュリー福生。
設計は東建、施工は小川建設です。
敷地面積約1,150㎡、総戸数78戸は大規模物件のない福生駅前では大きな方になります(※西口再開発に伴い15階建のそこそこのものが出来る予定)。
とはいえ、一般的な大きさの物件でしかなく、デザインにとりわけ力を入れる印象のない飯田産業のセンチュリーシリーズなので地味目ではありますね。
富士見通り沿いのエントランスはゲート風のデザインになっており、そこそこ見栄えするものではあるのですが、デザイン的にはやや古めかしさ(一時代前感?)があり、前回の記事で述べた2.1mハイサッシを可能にした逆梁工法により”ガラス手摺とすることが出来なかった外観”もやや重苦しい印象になります。
良く言えば逆梁物件の特長でもある”重厚感”なのですが、全体的に茶系(薄茶)のトーンで、マリオンなどの細やかな設えもないので少々淡泊な印象になってしまうのです。
一方で、ランドプランは興味深いものになります。東西に長めの敷地形状を活かした全戸南向きで、駅前ながら恵まれた南面条件が最大の売りと言っても過言ではない物件なのですが、敷地形状は歪で、シンプルな田の字プラン主体の板状マンションとは一味違いますね。
敷地形状が影響し、一部分の南北の奥行が限られてしまったことで以下のプランのような奥行の浅いワイドスパンが実現しており、田の字ファミリータイプが主流のエリアではあまりお目にかかることのないタイプのプランも設けられた物件になります。
前回のセンチュリー福生。
公式ホームページ

お部屋は45㎡の2LDK、南向き中住戸です。南側はセブンイレブンのある大きな敷地で、将来的なリスクは伴いますが、低層階でも日照良好です。
間取りはそのワイドスパン部分(奥行の浅い部分)に設けられたお部屋で、なんというかこのプランだけ見たら福生駅(都下)のマンションであることが想像しにくい類のものになります。
そういった事情あってのワイドスパンではありますし、そもそも駅徒歩2分とはいえ福生駅で45㎡ってどうなの???という思いはあります。
ただ、柱の影響を抑え、かつ、廊下を限界まで短くしたタイプなので有効面積はそこそこありますし、引き戸の開け閉めで2LDKとしてだけでなく1LDKとしても使うことが出来るのは悪くないでしょう。
坪単価は200万円。3LDK(60㎡台)の南向き中住戸は180万円台からあり、グロスの嵩まない40㎡台なりに多少強めの単価設定になっているようです。
エリア的にはやはり1~2LDKよりも3LDKニーズが旺盛なのは言うまでもないことで、そういう意味では3LDKと同じぐらいの単価設定(そもそも3LDKも面積を絞ったギリギリの単価を追求している)でもおかしくなかった印象もあるのですが、そのワイドスパンに加え、効率性の高いプランでもあるので大きな違和感はないでしょうか。
設備仕様面は、ディスポーザーやトイレ手洗いカウンターなどワンランク上のものはありません。ただ、食洗機はついていますし、浴室照明も見た目が美しいフラットラインLED照明になります。
管理費は205円/㎡。ディスポーザーなしの外廊下ですが、とりわけスケールがあるわけではありませんのでこんなものでしょう。
駐車場は全21台、うち6台が平置、残りの15台が機械式になります。
設計は東建、施工は小川建設です。
敷地面積約1,150㎡、総戸数78戸は大規模物件のない福生駅前では大きな方になります(※西口再開発に伴い15階建のそこそこのものが出来る予定)。
とはいえ、一般的な大きさの物件でしかなく、デザインにとりわけ力を入れる印象のない飯田産業のセンチュリーシリーズなので地味目ではありますね。
富士見通り沿いのエントランスはゲート風のデザインになっており、そこそこ見栄えするものではあるのですが、デザイン的にはやや古めかしさ(一時代前感?)があり、前回の記事で述べた2.1mハイサッシを可能にした逆梁工法により”ガラス手摺とすることが出来なかった外観”もやや重苦しい印象になります。
良く言えば逆梁物件の特長でもある”重厚感”なのですが、全体的に茶系(薄茶)のトーンで、マリオンなどの細やかな設えもないので少々淡泊な印象になってしまうのです。
一方で、ランドプランは興味深いものになります。東西に長めの敷地形状を活かした全戸南向きで、駅前ながら恵まれた南面条件が最大の売りと言っても過言ではない物件なのですが、敷地形状は歪で、シンプルな田の字プラン主体の板状マンションとは一味違いますね。
敷地形状が影響し、一部分の南北の奥行が限られてしまったことで以下のプランのような奥行の浅いワイドスパンが実現しており、田の字ファミリータイプが主流のエリアではあまりお目にかかることのないタイプのプランも設けられた物件になります。
前回のセンチュリー福生。
公式ホームページ

お部屋は45㎡の2LDK、南向き中住戸です。南側はセブンイレブンのある大きな敷地で、将来的なリスクは伴いますが、低層階でも日照良好です。
間取りはそのワイドスパン部分(奥行の浅い部分)に設けられたお部屋で、なんというかこのプランだけ見たら福生駅(都下)のマンションであることが想像しにくい類のものになります。
そういった事情あってのワイドスパンではありますし、そもそも駅徒歩2分とはいえ福生駅で45㎡ってどうなの???という思いはあります。
ただ、柱の影響を抑え、かつ、廊下を限界まで短くしたタイプなので有効面積はそこそこありますし、引き戸の開け閉めで2LDKとしてだけでなく1LDKとしても使うことが出来るのは悪くないでしょう。
坪単価は200万円。3LDK(60㎡台)の南向き中住戸は180万円台からあり、グロスの嵩まない40㎡台なりに多少強めの単価設定になっているようです。
エリア的にはやはり1~2LDKよりも3LDKニーズが旺盛なのは言うまでもないことで、そういう意味では3LDKと同じぐらいの単価設定(そもそも3LDKも面積を絞ったギリギリの単価を追求している)でもおかしくなかった印象もあるのですが、そのワイドスパンに加え、効率性の高いプランでもあるので大きな違和感はないでしょうか。
設備仕様面は、ディスポーザーやトイレ手洗いカウンターなどワンランク上のものはありません。ただ、食洗機はついていますし、浴室照明も見た目が美しいフラットラインLED照明になります。
管理費は205円/㎡。ディスポーザーなしの外廊下ですが、とりわけスケールがあるわけではありませんのでこんなものでしょう。
駐車場は全21台、うち6台が平置、残りの15台が機械式になります。