セントガーデン海老名【屋内外でリモートワーク×必見のエントランスアプローチ】1階71㎡4,438万円(坪単価207万円)
続けて、セントガーデン海老名(1000ドリームプロジェクト)。
設計・施工は長谷工で、Ⅰ街区同様直床になります。Ⅰ街区の際に言及したように北側の海老名ザ・レジデンスは二重床でしたが、あちらが珍しいケースなだけでこちらは"仕方ない"というのが一般的な感覚になります。
なお、Ⅰ街区とⅡ街区は500戸ずつなのですが、敷地面積自体もほぼ同じ18,000㎡超で敷地南側に屏風ような3棟構成、北側に平置駐車場というランドプランも共通するものです。
ただ、Ⅰ街区とⅡ街区の間の一部は提供公園(泉第一公園)になりますし、先ほどの南西角の正面方向がアプローチ状の緑豊かなガーデン空間、さらに、Ⅰ街区の平置駐車場の中央からⅡ街区の敷地南側中央部にかけて、センターストリートと緑豊かなワーケーションガーデン(屋外のテレワークスペースを意識したもの)を施すなど、Ⅰ街区にもましてコロナ禍後のトレンドを考慮している様子が窺えますね。
総戸数1,000戸のビッグプロジェクトだけあって共用施設も充実しています。
マルチラウンジ、ファミリーラウンジ、レストラウンジ、アートラウンジなどの多様なラウンジの他にカフェスペース、プライベートデスク(ブース)、フィットネスルーム、ランドリールーム、ゲストルーム(2室)もあります。
さらに、Ⅱ街区のエントランスに面した里山ガーデンを望むポジションにはパーティーコテージ(建物1階部分)があり、パーティーはもちろんのこと、室内の一角にあるテントは宿泊スペースとしての利用も想定しているのだとか。
ちなみに、前回の記事で述べたように、Ⅱ街区のメインエントランスは、Ⅰ街区のグランドエントランスをウォークスルーした先にあるため、Ⅰ街区のグランドエントランスがメインでⅡ街区のメインエントランスは「オマケ的なものなんでしょ?」と思われる方もいらっしゃるかもしれません。かくいう私も初めはそう思いました。
ところがどっこい、こちらⅡ街区のメインエントランスのホールは2層吹抜になっており、三次元的にはⅠ街区のグランドエントランスを上回るものにしているのが凄いですね。ブラックな縁取りと木目調を用いたデザインはそのグランドエントランスと共通する統一感のあるものですし、この価格帯の物件としてはデザイン的にもかなり頑張っているあたりにも好感が持てます。
前回までのセントガーデン海老名(1000ドリームプロジェクト)。
公式ホームページ

お部屋は70㎡超の3LDK、南向き中住戸です。Ⅱ街区敷地西側のメインエントランスから少しだけ東側に入った1階住戸で南側はワーケーションガーデンへと続く植栽のある小径、その先はⅠ街区の平置駐車場になります。
小径との間には多少の植栽も施されますし、小さ目ながらも専用庭が設けられているあたりも魅力的なお部屋で、広大な自走式駐車場によりⅠ街区の15階建との離隔もしっかりと確保されているので日照も得られますね。
間取りは田の字ベースの一般的な中住戸で、共用廊下側の柱がガッツリ食い込んでいるのもⅠ街区同様です。
ただ、こちらⅡ街区もウゴクロやモアトリエなどの工夫が施されたプランがあり、こちらにはモアトリエがありますね。
共用部には屋内・屋外問わず多彩なリモートワーク対応空間があるので、専有部内でリモートワークする方は少ないかもしれませんが(ららぽーと内の施設でも出来るでしょう)、モアトリエをそのようなスペースとして使うことも可能ですし、連窓サッシ×ウォールドアによるLDから洋室3にかけての柔軟性のある空間設計も魅力的ですね。
坪単価は207万円。Ⅰ街区の平均坪単価は約220万円で、駅距離(徒歩2分遠くなる)及びⅠ街区により多くの住戸で視界が遮られることを考慮すると実質的には"やや値上げ"という印象にはなるのでしょう。
ただ、Ⅱ街区の南向き住戸の中にはワーケーションガーデンや泉第一公園(提供公園)のパークフロントになるお部屋もあるわけですし(単価はやや高め)、Ⅰ街区の平置駐車場側の低層階住戸もⅠ街区の存在により半永久的に南面条件が変わらない(保たれる)ポジションでもありますので、けして高いとは感じませんし、その後の市況好転・相場上昇を鑑みれば御の字といったところでしょうか。
Ⅰ街区の際にも言及しましたが、4,000万円台半ばでここまでのパフォーマンス(緑豊かなランドプランと充実した共用施設)はそうそう実現出来るものではなく、総戸数1,000戸の物件ならではの魅力(価格とのバランス感)に長けた物件ですからね。
ちなみに、Ⅰ街区の分譲後の供給事例としてはパークホームズ海老名ブルームプレミア(2021年分譲/平均坪単価約200万円)があり、駅距離はⅡ街区と同じでした。線路と高圧線に挟まれたポジション(一方で南面パークフロントではあった)であることも考慮されていたと感じますが、こちらのⅠ街区や先行するタワマンとの競合もあり当時から三井らしい現実的な設定になっていると感じていたので今時期(Ⅱ街区)のこの水準は仕方ないことと思います。
設備仕様面は、スケールを活かしディスポーザーがありますが、Ⅰ街区同様に食洗機すらも付いていないシンプルなものになります…。
管理費は178円/㎡でⅠ街区と同じです(端数の関係か1円の差があります)。外廊下ですが、ディスポーザー付、さらにコンシェルジュサービスもついての水準ですのでスケールが活きたリーズナブルな水準と言えるでしょう。
駐車場はⅡ街区のみで379台(平置319台・機械式60台※別途来客用2台)あり、設置率は約75%になります。
設計・施工は長谷工で、Ⅰ街区同様直床になります。Ⅰ街区の際に言及したように北側の海老名ザ・レジデンスは二重床でしたが、あちらが珍しいケースなだけでこちらは"仕方ない"というのが一般的な感覚になります。
なお、Ⅰ街区とⅡ街区は500戸ずつなのですが、敷地面積自体もほぼ同じ18,000㎡超で敷地南側に屏風ような3棟構成、北側に平置駐車場というランドプランも共通するものです。
ただ、Ⅰ街区とⅡ街区の間の一部は提供公園(泉第一公園)になりますし、先ほどの南西角の正面方向がアプローチ状の緑豊かなガーデン空間、さらに、Ⅰ街区の平置駐車場の中央からⅡ街区の敷地南側中央部にかけて、センターストリートと緑豊かなワーケーションガーデン(屋外のテレワークスペースを意識したもの)を施すなど、Ⅰ街区にもましてコロナ禍後のトレンドを考慮している様子が窺えますね。
総戸数1,000戸のビッグプロジェクトだけあって共用施設も充実しています。
マルチラウンジ、ファミリーラウンジ、レストラウンジ、アートラウンジなどの多様なラウンジの他にカフェスペース、プライベートデスク(ブース)、フィットネスルーム、ランドリールーム、ゲストルーム(2室)もあります。
さらに、Ⅱ街区のエントランスに面した里山ガーデンを望むポジションにはパーティーコテージ(建物1階部分)があり、パーティーはもちろんのこと、室内の一角にあるテントは宿泊スペースとしての利用も想定しているのだとか。
ちなみに、前回の記事で述べたように、Ⅱ街区のメインエントランスは、Ⅰ街区のグランドエントランスをウォークスルーした先にあるため、Ⅰ街区のグランドエントランスがメインでⅡ街区のメインエントランスは「オマケ的なものなんでしょ?」と思われる方もいらっしゃるかもしれません。かくいう私も初めはそう思いました。
ところがどっこい、こちらⅡ街区のメインエントランスのホールは2層吹抜になっており、三次元的にはⅠ街区のグランドエントランスを上回るものにしているのが凄いですね。ブラックな縁取りと木目調を用いたデザインはそのグランドエントランスと共通する統一感のあるものですし、この価格帯の物件としてはデザイン的にもかなり頑張っているあたりにも好感が持てます。
前回までのセントガーデン海老名(1000ドリームプロジェクト)。
公式ホームページ

お部屋は70㎡超の3LDK、南向き中住戸です。Ⅱ街区敷地西側のメインエントランスから少しだけ東側に入った1階住戸で南側はワーケーションガーデンへと続く植栽のある小径、その先はⅠ街区の平置駐車場になります。
小径との間には多少の植栽も施されますし、小さ目ながらも専用庭が設けられているあたりも魅力的なお部屋で、広大な自走式駐車場によりⅠ街区の15階建との離隔もしっかりと確保されているので日照も得られますね。
間取りは田の字ベースの一般的な中住戸で、共用廊下側の柱がガッツリ食い込んでいるのもⅠ街区同様です。
ただ、こちらⅡ街区もウゴクロやモアトリエなどの工夫が施されたプランがあり、こちらにはモアトリエがありますね。
共用部には屋内・屋外問わず多彩なリモートワーク対応空間があるので、専有部内でリモートワークする方は少ないかもしれませんが(ららぽーと内の施設でも出来るでしょう)、モアトリエをそのようなスペースとして使うことも可能ですし、連窓サッシ×ウォールドアによるLDから洋室3にかけての柔軟性のある空間設計も魅力的ですね。
坪単価は207万円。Ⅰ街区の平均坪単価は約220万円で、駅距離(徒歩2分遠くなる)及びⅠ街区により多くの住戸で視界が遮られることを考慮すると実質的には"やや値上げ"という印象にはなるのでしょう。
ただ、Ⅱ街区の南向き住戸の中にはワーケーションガーデンや泉第一公園(提供公園)のパークフロントになるお部屋もあるわけですし(単価はやや高め)、Ⅰ街区の平置駐車場側の低層階住戸もⅠ街区の存在により半永久的に南面条件が変わらない(保たれる)ポジションでもありますので、けして高いとは感じませんし、その後の市況好転・相場上昇を鑑みれば御の字といったところでしょうか。
Ⅰ街区の際にも言及しましたが、4,000万円台半ばでここまでのパフォーマンス(緑豊かなランドプランと充実した共用施設)はそうそう実現出来るものではなく、総戸数1,000戸の物件ならではの魅力(価格とのバランス感)に長けた物件ですからね。
ちなみに、Ⅰ街区の分譲後の供給事例としてはパークホームズ海老名ブルームプレミア(2021年分譲/平均坪単価約200万円)があり、駅距離はⅡ街区と同じでした。線路と高圧線に挟まれたポジション(一方で南面パークフロントではあった)であることも考慮されていたと感じますが、こちらのⅠ街区や先行するタワマンとの競合もあり当時から三井らしい現実的な設定になっていると感じていたので今時期(Ⅱ街区)のこの水準は仕方ないことと思います。
設備仕様面は、スケールを活かしディスポーザーがありますが、Ⅰ街区同様に食洗機すらも付いていないシンプルなものになります…。
管理費は178円/㎡でⅠ街区と同じです(端数の関係か1円の差があります)。外廊下ですが、ディスポーザー付、さらにコンシェルジュサービスもついての水準ですのでスケールが活きたリーズナブルな水準と言えるでしょう。
駐車場はⅡ街区のみで379台(平置319台・機械式60台※別途来客用2台)あり、設置率は約75%になります。
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