レ・ジェイドタイムズコア川越【こちらは川越街道沿いの駅徒歩5分】2階67㎡4,930万円【坪単価245万円】
レ・ジェイドタイムズコア川越。
所在地:埼玉県川越市菅原町5-7他(地番)
交通:川越駅徒歩5分、本川越駅徒歩14分
用途地域:商業地域
階建・総戸数:15階建、56戸
先日取り上げたレ・ジェイド川越ザ・レジデンスと同時期に分譲されている物件で、駅は徒歩10分ながらも戸建などの低層建物が中心となった住居系地域に位置していたあちらとは対照的な駅徒歩5分の川越街道沿いのポジションになります。
隣接こそしてはいないものの、南方向の隣の区画にライオンズ川越グランフォート(15階建)、パークホームズ川越ザ・レジデンス(16階建)が並んだポジションなので、南面条件も芳しくはないのですが、その一昨年分譲のパークホームズ同様に駅徒歩5分圏内の高い利便性が享受できるポジションに違いありません。
買物便は、川越マイン(東武ストアなど)、アトレ川越、ルミネ川越が徒歩4~5分、さらにクレアモール商店街(徒歩6分)、丸広百貨店も徒歩9分となるなど、本川越駅方面へのアクセスの良さも功を奏したポジションになりますね。
なお、通学区は仙波小学校で徒歩8分の距離感になります。
設計はソシアル総合設計、施工は吉原組で、昨年10月竣工済の完成売りになります。
レ・ジェイド川越ザ・レジデンスは総戸数23戸(1戸を除き70~80㎡台)とは言え平均専有面積75㎡超のゆとりある設計でしたし、8階建でのものでした。
それに対しこちらは川越街道沿いの商業地域の15階建56戸(50~60㎡台のみ)ということからお分かりのように敷地面積は850㎡ほどしかなく敷地にゆとりを感じることはありません。
また、とても東面に長い敷地形状ですので、南面条件が良ければ全戸南向きも可能だったようにも思いますが(全戸南向きにするには南北の奥行がなさ過ぎる印象もある)、接道しているのは川越街道沿いの東側の数メートルだけですし、少々苦しいランドプランという印象にはなってしまいますね。
ザ・レジデンスのランドプランは、あちらの記事で書いたように低い容積率と住居系地域としては高めの8階建が功を奏した稀に見る豊かなものでしたので、用途地域や容積率が全然違うこちらと比較するのは酷というものです。しかしながら、同様の商業地域の平均的な物件と比べても敷地形状や接道という点では厳しい印象にはなるでしょうか。
ただその一方で、東西に高い建物が少ないポジションにおいて東西に主開口部を設けた設計のため、駅近ながらも中層階以上の住戸からは気持ちの良い眺望が得られますし、”ザ・レジデンスとの棲み分け”がとても上手に行われていると感じますね(下の間取り部分で言及します)。
敷地にゆとりがない上、70~80㎡台中心のザ・レジデンスほどはグロスが嵩まない物件ということもあってか外観や共用面においての高級感はそこまで感じられないのですが、垂直に伸びるマリオンがアクセントとなった外観からは繊細さが窺えますし、東西に長い敷地形状を活かした奥行を確保したエントランスアプローチも悪くないでしょう。
公式ホームページ

お部屋は67㎡の3LDK、南東角住戸です。東側は川越街道で、向かいは2~3階建の比較的低層の建物になっているので低層階でも悪くないポジションです。
川越街道沿いまでは商業地域になるのですが、その先は第二種住居地域、第二種中高層住居専用地域の低層住宅街が広がっており、川越街道沿いの向かいが同じような高さの建物にならなければ中層階以上で良好な視界抜けが保たれるポジションになるでしょう。
なお、南側は3階建が隣接、その先に細い道路を挟みパークホームズ川越ザ・レジデンス(16階建)があります。
間取りは67㎡の3LDK、50〜60㎡台で構成された物件内で最も大きなものになります。ザ・レジデンスは1戸を除き70〜80㎡台で構成されていたので2物件できれいに棲み分けを図った結果と言えるでしょう。
こちらは駅近の川越街道沿い(主開口部が南向きではない)なりのコンパクト目の3LDKで、柱の食い込みに加えその東面間口の小さな敷地形状が影響した奥行のある専有部形状は少々気になります(東面を2プランで分け合っています)。
また、東側にも連窓サッシが設けられていないので開口部的な魅力に乏しいですし、洋室2・3の引き戸の開きがやや中途半端なあたりも残念な点になるでしょうか。
坪単価は245万円。低層階なので駅徒歩5分にしてはこなれた水準になります。ただ、上層階は眺望的な魅力もあることから270万円以上のものもあり、平均でも260万円ほどになりますね。
パークホームズ川越ザ・レジデンス(2020年分譲/同駅徒歩5分/平均坪単価約260万円)のような良好な南向き物件(東向きもあったが南向き中心の設計)ではないですし、ブランド感やスケール感でも劣ってはしまいますが、その後の相場上昇などを加味すれば違和感はないでしょう。
西口にはなりますが、2021年分譲の同駅徒歩5分のファインレジデンス川越ウエストが平均坪単価約265万円ですしね。
まぁ、こちらやレ・ジェイド川越ザ・レジデンス(駅徒歩10分/平均坪単価約240万円)の後に分譲されたザ・パークハウス川越タワー(平均坪単価約335万円)の低層階(線路向き)には250万円ほどのお部屋もあり、とても賑やかなポジションとはいえ駅前ランドマークタワーに大差ない水準で住めると考えると微妙な印象にはなるのですが、タワマンの低層階(条件の悪いお部屋)というのはこのエリアこのケースに限らず周辺物件と”そういった価格関係”になるのは何ら珍しいことではありません。
設備仕様面は、基本的にはザ・レジデンスと同じです。小規模のためディスポーザーはなく、水回りの天然石天板仕様やトイレ手洗いカウンターなどワンランク上のものは見当たりません。
食洗機は付いています。
管理費は220円/㎡。やはりディスポーザーなしの外廊下ですが、建物スケール自体はザ・レジデンスよりも大きく、結果、戸あたり(面積あたり)の負担が抑えられています。
駐車場は全12台で、身障者用を含む3台が平置、残りの9台が機械式になります。
所在地:埼玉県川越市菅原町5-7他(地番)
交通:川越駅徒歩5分、本川越駅徒歩14分
用途地域:商業地域
階建・総戸数:15階建、56戸
先日取り上げたレ・ジェイド川越ザ・レジデンスと同時期に分譲されている物件で、駅は徒歩10分ながらも戸建などの低層建物が中心となった住居系地域に位置していたあちらとは対照的な駅徒歩5分の川越街道沿いのポジションになります。
隣接こそしてはいないものの、南方向の隣の区画にライオンズ川越グランフォート(15階建)、パークホームズ川越ザ・レジデンス(16階建)が並んだポジションなので、南面条件も芳しくはないのですが、その一昨年分譲のパークホームズ同様に駅徒歩5分圏内の高い利便性が享受できるポジションに違いありません。
買物便は、川越マイン(東武ストアなど)、アトレ川越、ルミネ川越が徒歩4~5分、さらにクレアモール商店街(徒歩6分)、丸広百貨店も徒歩9分となるなど、本川越駅方面へのアクセスの良さも功を奏したポジションになりますね。
なお、通学区は仙波小学校で徒歩8分の距離感になります。
設計はソシアル総合設計、施工は吉原組で、昨年10月竣工済の完成売りになります。
レ・ジェイド川越ザ・レジデンスは総戸数23戸(1戸を除き70~80㎡台)とは言え平均専有面積75㎡超のゆとりある設計でしたし、8階建でのものでした。
それに対しこちらは川越街道沿いの商業地域の15階建56戸(50~60㎡台のみ)ということからお分かりのように敷地面積は850㎡ほどしかなく敷地にゆとりを感じることはありません。
また、とても東面に長い敷地形状ですので、南面条件が良ければ全戸南向きも可能だったようにも思いますが(全戸南向きにするには南北の奥行がなさ過ぎる印象もある)、接道しているのは川越街道沿いの東側の数メートルだけですし、少々苦しいランドプランという印象にはなってしまいますね。
ザ・レジデンスのランドプランは、あちらの記事で書いたように低い容積率と住居系地域としては高めの8階建が功を奏した稀に見る豊かなものでしたので、用途地域や容積率が全然違うこちらと比較するのは酷というものです。しかしながら、同様の商業地域の平均的な物件と比べても敷地形状や接道という点では厳しい印象にはなるでしょうか。
ただその一方で、東西に高い建物が少ないポジションにおいて東西に主開口部を設けた設計のため、駅近ながらも中層階以上の住戸からは気持ちの良い眺望が得られますし、”ザ・レジデンスとの棲み分け”がとても上手に行われていると感じますね(下の間取り部分で言及します)。
敷地にゆとりがない上、70~80㎡台中心のザ・レジデンスほどはグロスが嵩まない物件ということもあってか外観や共用面においての高級感はそこまで感じられないのですが、垂直に伸びるマリオンがアクセントとなった外観からは繊細さが窺えますし、東西に長い敷地形状を活かした奥行を確保したエントランスアプローチも悪くないでしょう。
公式ホームページ

お部屋は67㎡の3LDK、南東角住戸です。東側は川越街道で、向かいは2~3階建の比較的低層の建物になっているので低層階でも悪くないポジションです。
川越街道沿いまでは商業地域になるのですが、その先は第二種住居地域、第二種中高層住居専用地域の低層住宅街が広がっており、川越街道沿いの向かいが同じような高さの建物にならなければ中層階以上で良好な視界抜けが保たれるポジションになるでしょう。
なお、南側は3階建が隣接、その先に細い道路を挟みパークホームズ川越ザ・レジデンス(16階建)があります。
間取りは67㎡の3LDK、50〜60㎡台で構成された物件内で最も大きなものになります。ザ・レジデンスは1戸を除き70〜80㎡台で構成されていたので2物件できれいに棲み分けを図った結果と言えるでしょう。
こちらは駅近の川越街道沿い(主開口部が南向きではない)なりのコンパクト目の3LDKで、柱の食い込みに加えその東面間口の小さな敷地形状が影響した奥行のある専有部形状は少々気になります(東面を2プランで分け合っています)。
また、東側にも連窓サッシが設けられていないので開口部的な魅力に乏しいですし、洋室2・3の引き戸の開きがやや中途半端なあたりも残念な点になるでしょうか。
坪単価は245万円。低層階なので駅徒歩5分にしてはこなれた水準になります。ただ、上層階は眺望的な魅力もあることから270万円以上のものもあり、平均でも260万円ほどになりますね。
パークホームズ川越ザ・レジデンス(2020年分譲/同駅徒歩5分/平均坪単価約260万円)のような良好な南向き物件(東向きもあったが南向き中心の設計)ではないですし、ブランド感やスケール感でも劣ってはしまいますが、その後の相場上昇などを加味すれば違和感はないでしょう。
西口にはなりますが、2021年分譲の同駅徒歩5分のファインレジデンス川越ウエストが平均坪単価約265万円ですしね。
まぁ、こちらやレ・ジェイド川越ザ・レジデンス(駅徒歩10分/平均坪単価約240万円)の後に分譲されたザ・パークハウス川越タワー(平均坪単価約335万円)の低層階(線路向き)には250万円ほどのお部屋もあり、とても賑やかなポジションとはいえ駅前ランドマークタワーに大差ない水準で住めると考えると微妙な印象にはなるのですが、タワマンの低層階(条件の悪いお部屋)というのはこのエリアこのケースに限らず周辺物件と”そういった価格関係”になるのは何ら珍しいことではありません。
設備仕様面は、基本的にはザ・レジデンスと同じです。小規模のためディスポーザーはなく、水回りの天然石天板仕様やトイレ手洗いカウンターなどワンランク上のものは見当たりません。
食洗機は付いています。
管理費は220円/㎡。やはりディスポーザーなしの外廊下ですが、建物スケール自体はザ・レジデンスよりも大きく、結果、戸あたり(面積あたり)の負担が抑えられています。
駐車場は全12台で、身障者用を含む3台が平置、残りの9台が機械式になります。
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