サンクレイドル桜街道レジデンス【駅距離はあるが、住居系地域とスケール感】5階83㎡4,538万円(坪単価180万円)
サンクレイドル桜街道レジデンス。
所在地:東京都東大和市立野3-636-1他(地番)
交通:桜街道駅徒歩9分、上北台駅徒歩9分
用途地域:第二種中高層住居専用地域、第一種中高層住居専用地域
階建・総戸数:7階建、112戸
デベロッパーのアーネストワンは、サンクレイドル桜街道Ⅰ・Ⅱ、サンクレイドル桜が丘、サンクレイドル玉川上水の実績があり、この界隈での存在感は随一と言って良いでしょう。
「サンクレイドル」シリーズは、分譲マンションとしては並以下のスケールのものが多いのですが、ことこのエリアに限ればサンクレイドル玉川上水(総戸数109戸)、サンクレイドル桜街道Ⅱ(総戸数97戸)、そして、ここの112戸とスケール的にも大き目のものが目立ちます。
ここはこれまでのサンクレイドルシリーズの中で最も駅距離のあるものになるものの、スケール的には最大級で、桜街道駅前に広がる工業地域内ではなく、住居系地域(ちょうどこの物件の敷地のところからが住居系地域になっている)というのは良い材料になるでしょう。
通学区の第八小学校が目と鼻の先徒歩4分のところにあるのも住宅街物件らしい点ですね。
一方で買物便はちょっと弱いですね。当物件から駅方向にかけて森永乳業などの工業エリアが広域に広がっているため、お店は少ないです。
スーパー便で言うと、上北台駅前のコープみらい、それとは真逆のイトーヨーカドーとヤオコー(ザ・マーケットプレイス)が共に徒歩9分と言う感じになります。
ただ、コープは上北台駅を利用すれば帰り道の動線上になりますし、イトーヨーカドーとマーケットプレイスは日常的に車を利用する方にとってはとても便利でしょうね。
公式ホームページ

お部屋は83㎡の4LDK、南東角住戸です。敷地南東端付近に位置した角住戸で、東側道路の向かいには6階建のマンションがあるものの、南東~南西にかけては戸建を中心とした低層住宅街が広がっており、日照はもちろんのこと視界抜けも出てくるポジションです。
間取り面での最大のポイントは南にも面しているルーバルでしょうか。
常々申し上げている通りルーバルは斜線制限の影響で北側に設けられていることが多いものですが、当物件は東側に設けられており、南側からの日照が得やすくなっています。
おそらく敷地配置(ランドプラン)が影響し、北東方向の隣接地への日影(斜線制限)が考慮された配棟(設計)なのだと思いますが、このような向きにルーバルが設けられることは稀ですし、大きさ的にも42㎡という大きなものになります。
ただ、その一方でやはりLDKがルーバルに面していないのは残念で宝の持ち腐れ感は小さくありません。4LDKにするとなるとなかなか難しいところがあるのは分かりますけど、せめてキッチンからルーバルに出られる動線があると便利でしたし、洋室1も引き戸などではないのでLD周りに二面採光空間(ルーバルに面した空間)が実現出来ていないのがなんとも…。
また、83㎡あるのであれば浴室は1418ではなく1620であって欲しかったですし、そもそもこの洗面台は幅が狭すぎるやろ…。
坪単価は180万円。向き・階を問わず170~180万円ほどの価格帯のお部屋が多くなっており、物件内では”かなり恵まれたポジションのルーバルプランなりのプレミアム”が感じられません。
上述のようにルーバルを生かし切れていないところがあるのは確かですが、単価が伸び悩んでいる主因はそれではなくグロスの嵩みでしょうね。
80㎡を優に超え、このエリアでは5,000万円近くなるとニーズが減退してしまうことからこのような価格設定にせざるを得なかったのでしょう。
当物件は平均専有面積70㎡超を確保しており、このプランに限らずこのご時世としては意外なほどゆとりある企画になっていますね。
こちらは中でもゆったりとした面積帯のプランですので水回りを中心にもう少しゆとりあるものとして欲しかったとは思うものの、このエリアで80㎡超の大き目のものをお探しの方には適したお部屋と言えそうです。
所在地:東京都東大和市立野3-636-1他(地番)
交通:桜街道駅徒歩9分、上北台駅徒歩9分
用途地域:第二種中高層住居専用地域、第一種中高層住居専用地域
階建・総戸数:7階建、112戸
デベロッパーのアーネストワンは、サンクレイドル桜街道Ⅰ・Ⅱ、サンクレイドル桜が丘、サンクレイドル玉川上水の実績があり、この界隈での存在感は随一と言って良いでしょう。
「サンクレイドル」シリーズは、分譲マンションとしては並以下のスケールのものが多いのですが、ことこのエリアに限ればサンクレイドル玉川上水(総戸数109戸)、サンクレイドル桜街道Ⅱ(総戸数97戸)、そして、ここの112戸とスケール的にも大き目のものが目立ちます。
ここはこれまでのサンクレイドルシリーズの中で最も駅距離のあるものになるものの、スケール的には最大級で、桜街道駅前に広がる工業地域内ではなく、住居系地域(ちょうどこの物件の敷地のところからが住居系地域になっている)というのは良い材料になるでしょう。
通学区の第八小学校が目と鼻の先徒歩4分のところにあるのも住宅街物件らしい点ですね。
一方で買物便はちょっと弱いですね。当物件から駅方向にかけて森永乳業などの工業エリアが広域に広がっているため、お店は少ないです。
スーパー便で言うと、上北台駅前のコープみらい、それとは真逆のイトーヨーカドーとヤオコー(ザ・マーケットプレイス)が共に徒歩9分と言う感じになります。
ただ、コープは上北台駅を利用すれば帰り道の動線上になりますし、イトーヨーカドーとマーケットプレイスは日常的に車を利用する方にとってはとても便利でしょうね。
公式ホームページ

お部屋は83㎡の4LDK、南東角住戸です。敷地南東端付近に位置した角住戸で、東側道路の向かいには6階建のマンションがあるものの、南東~南西にかけては戸建を中心とした低層住宅街が広がっており、日照はもちろんのこと視界抜けも出てくるポジションです。
間取り面での最大のポイントは南にも面しているルーバルでしょうか。
常々申し上げている通りルーバルは斜線制限の影響で北側に設けられていることが多いものですが、当物件は東側に設けられており、南側からの日照が得やすくなっています。
おそらく敷地配置(ランドプラン)が影響し、北東方向の隣接地への日影(斜線制限)が考慮された配棟(設計)なのだと思いますが、このような向きにルーバルが設けられることは稀ですし、大きさ的にも42㎡という大きなものになります。
ただ、その一方でやはりLDKがルーバルに面していないのは残念で宝の持ち腐れ感は小さくありません。4LDKにするとなるとなかなか難しいところがあるのは分かりますけど、せめてキッチンからルーバルに出られる動線があると便利でしたし、洋室1も引き戸などではないのでLD周りに二面採光空間(ルーバルに面した空間)が実現出来ていないのがなんとも…。
また、83㎡あるのであれば浴室は1418ではなく1620であって欲しかったですし、そもそもこの洗面台は幅が狭すぎるやろ…。
坪単価は180万円。向き・階を問わず170~180万円ほどの価格帯のお部屋が多くなっており、物件内では”かなり恵まれたポジションのルーバルプランなりのプレミアム”が感じられません。
上述のようにルーバルを生かし切れていないところがあるのは確かですが、単価が伸び悩んでいる主因はそれではなくグロスの嵩みでしょうね。
80㎡を優に超え、このエリアでは5,000万円近くなるとニーズが減退してしまうことからこのような価格設定にせざるを得なかったのでしょう。
当物件は平均専有面積70㎡超を確保しており、このプランに限らずこのご時世としては意外なほどゆとりある企画になっていますね。
こちらは中でもゆったりとした面積帯のプランですので水回りを中心にもう少しゆとりあるものとして欲しかったとは思うものの、このエリアで80㎡超の大き目のものをお探しの方には適したお部屋と言えそうです。
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