バースシティザ・マークたまプラーザ【新石川3丁目、視界良好な駅徒歩9分】5階92㎡12,500万円台(予定)(坪単価約451万円)

バースシティザ・マークたまプラーザ。

所在地:神奈川県横浜市青葉区新石川3-19-6他(地番)
交通:たまプラーザ駅徒歩9分
用途地域:第一種住居地域
階建・総戸数:7階建(建築基準法上は地上6階地下1階建)、22戸

新石川公園を中心とした新石川2丁目の低層住宅街ほどではありませんが、こちら新石川3丁目も分譲マンションの多いエリアではないですね。

当物件のポジションは東名が至近となる(隣接してはいません)第一種住居地域で、新石川の住宅街の本流である第一種低層住居専用地域でこそないものの、西側にその第一種低層住居専用地域や國學院大學のキャンパス(グラウンドの面積もかなり大きい)が広がるポジションで、中層階以上においては視界面での魅力も高いです。

駅からの道程は一旦下ってまた上る的な感じで少々の起伏は伴いますが、距離的には徒歩9分ですし、利便性も上々と言えるでしょう。

買物便は基本的に駅前になりますので、徒歩10分弱のものが多く、利便性が高いとまでは言えません。ただ、線路の高架をくぐることで北口側へのアクセス性も高いポジションなので東急百貨店へも徒歩10分となるなど南口・北口問わず駅周りの施設が使いやすいのは魅力と言えるでしょう。

通学区は、新石川小学校で徒歩3分という至近になるのも小さなお子さんのいるファミリーには魅力的な材料ですね。

公式ホームページ
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お部屋は92㎡の4LDK、南西角住戸です。建築基準法上の5階住戸で、南側は3階建の隣にこの物件と同じぐらいの高さの國學院大學の5号館があり、視界への影響があります。ただ、西側は一段低い土地に5階建マンションといった形なので、この階だと視界が抜けてきます。國學院大学のグラウンドの先には新石川2丁目の低層住宅街も一望できますね。

間取りはそのような恵まれたポジションであることが考慮された90㎡超の大きなものになります(最大級のものですが、こちらよりもさらに大きなものもあります)。

最大の特長はやはり末長組ならではの壁式構造(PRC)でしょう。壁で支えるため、壁量はそれなりに確保する必要はあるものの、エレベーターを中央東側に食い込ませていることで上手に壁量を確保した印象でもあり、全体的に開口部も充実させることが出来ていますね。

4LDKということもあり、LDが二面採光(角位置)でないのはちょっと残念です。しかしながら、LDの西側開口部はかなりワイドですし、柱・梁形が出ない構造のため、天井に近いところまでのハイサッシが採用出来ているのもこのシリーズ(構法)の魅力になります。

92㎡もの面積があるわりには廊下も短め、かつ、居室独立性が図れているのも良いですし、2WAYの水回り(キッチン・洗面所)の設計も素晴らしいですね。

また、忘れてはいけないのが2戸1エレベーターです。基本的には1フロア4戸(このフロアは1フロア2戸)となる小規模物件になるのですが、見ての通り共用廊下を分断し、1フロア2戸で1基を利用する贅沢な仕様になります。

末長組はこれまでもロイヤルシーズン新宿柏木ロイヤルシーズン白金台など小規模でもエレベーターを複数基設け、住戸のプライバシー性を高める傾向にあるので驚きはしないのですが、「バースシティザ・マーク」を名乗るだけのことはありますね。
※高額ラインは基本的に「ロイヤルシーズン」なのですが、新石川2丁目にロイヤルシーズンたまプラーザ(2014年分譲)が既に存在していることの兼ね合いなのでしょう。

坪単価は予定価格で約451万円。低層階には300万円を切るぐらいのお部屋もありますが、こちらは上層階で日照・眺望的な魅力も高いお部屋のため、物件内の上限に近い水準になります(隣のルーバル付のプランはもう少し高くなります)。

直近のたまプラーザ駅界隈で言うと、クレヴィアたまプラーザの上層階プラン(100㎡超)がこのぐらいの水準、ディアナコートたまプラーザの上層階プラン(やはり100㎡超)が500万円超といった感じでしたので、違和感まではないものの、駅距離やブランド感(スケール感、存在感も含んでのもの)からするとやや強い印象にはなりますかね。

上述のように、末長組らしい豊かな三次元構造や2戸1エレベーターなどの魅力もありはしますが、小規模ですしエリア内有数の物件になれるかというと難しいところですからね。

クレヴィアやディアナコートの100㎡超のものに比べるとグロスが抑えられてはいますが、逆に言うと"100㎡超"の特別感にも欠けてしまうので…。

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