ルフォンリブレ駒込六義園【贅沢な石積みのエントランス】4階31㎡4,198万円(坪単価441万円)

続けて、ルフォンリブレ駒込六義園。

設計は環境デザイン研究室、施工は木内建設で、今年3月末竣工済の完成売りになります。

ルフォンシリーズで多くの実績のある環境デザイン研究室がデザインにも携わっており、いつものことながらセンスの良さを感じる良質の空間がデザインされています。

敷地面積は300㎡ちょっと、建築面積は170㎡弱でしかない超小規模物件になりますので、共用空間に見どころがなくとも何らおかしくないところ、贅沢に石積みを施しちゃうあたりが素晴らしいです。

エントランスホールはさすがにこじんまりとしてはいるものの、屋外(エントランスアプローチ)はうまいことゆとりあるものに設計できており、道路との境だけでなく平置駐車場との境にもダイナミックに石積み(上部に植栽)が施され、高額物件なりの風格があります。

エントランス上部(2~3階部分)のバルコニー部には木調ルーバーもアイキャッチになっていますし、小規模物件ながらもルジェンテ同様マンション価格が高騰するご時世なりにデザインを追求しているのは良い点でしょう。

前回のルフォンリブレ駒込六義園

公式ホームページ
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お部屋は31㎡の1LDK、北東向き中住戸です。道路の向かい正面方向は3階建になるため、この階でも圧迫感のないまずまずのポジションです。本郷通りに背を向けたポジションの内廊下物件なので音の面でも魅力があるでしょう。

間取りは東角住戸と共に物件内で最も小さなタイプで、狭小化が進む近年の1LDKの中でも小さな方になりますね。専有面積が影響してか浴室も1116と小さいです。

やはりナロー気味のスパンではあるものの、連窓サッシが導入されていますし、柱のアウトフレームも行き届いているなどといった面は魅力になるでしょう。

窓際の下り天井(梁)が影響し、連窓サッシの方立てがかなり大きくなってしまっているのは残念ですけど…。

坪単価は441万円。ルジェンテ駒込六義園リビオレゾンの同面積帯の低層階(本郷通り沿いのため賑やかだが、前建までの離隔が図れている)は坪単価400万円台後半でしたので、こちらの方が駒込駅にも近いことを考えると明らかにこなれた水準と言えるでしょう。

近年の近隣供給事例(コンパクト)としては、グローリオコンフォート文京本駒込(2017年分譲/東京メトロ駒込駅徒歩5分/約390万円)、ジェイワザック文京本駒込(2018年分譲/JR駒込駅徒歩10分/約385万円)、オープンレジデンシア六義園サウスコート(2018年分譲/千石駅徒歩4分/約420万円)といった感じで、いずれも文京区側、かつ、4~5年前になってしまうので参考にしづらくはあるのですが、ここは山手線徒歩5分ですし、30㎡そこそこまで面積を絞ったわりには単価が抑えられている印象になるでしょうか。

以下のように高額な管理費はネックにはなりますが…。

設備仕様面は、小規模コンパクトなのでディスポーザーはありません。一方で、食洗機はありますし、フィオレストーンのキッチン天板、ミストサウナ、トイレ手洗い器などは付いているのでまずまずでしょう。

管理費は445円/㎡。ディスポーザーはありませんが、内廊下の小規模物件ということもあってかかなり高くなってしまっています。

駐車場は身障者用を含む全3台で平置になります。

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